星のや東京から10層仕立てのかき氷「発酵夏氷」が今年も登場 江戸時代から親しまれてきた発酵食品と桃をふんだんに使用
各施設が独創的なテーマで圧倒的非日常を提供する「星のや」。東京・大手町の日本旅館「星のや東京」は、6月1日から8月31日まで、江戸時代から親しまれてきた発酵食品と桃をふんだんに使った「発酵夏氷」を今年も提供。「発酵夏氷」は、江戸時代から親しまれてきた甘酒やどぶろくといった発酵食品と夏に旬を迎える桃を贅沢に使用したかき氷で、10層の異なる食感と香り豊かな味わいが特徴となっている。使用する氷は、不純物がほとんど含まれず、雑味のないものにこだわっており、日本酒と宇治茶を一緒に提供し、涼やかな夕方のひとときを演出する。
江戸時代から親しまれてきた甘酒、どぶろく、みりん、浜納豆といった発酵食品を使用した「発酵夏氷」の一番上の層は、甘酒とホワイトチョコレートを合わせたクリーム。ガラスのケースを外すと、このクリームが流れ出す仕立てとなっている。桃は食感を残したまま、熟成みりんを使ってコンポートに。底に忍ばせた、浜納豆を入れて焼き上げたジェノワーズ(スポンジ生地)のほのかな塩味がアクセントとなり、桃の甘味を引き立てている。
「発酵夏氷」とペアリングさせるのは、小西酒造の「江戸元禄の酒」。これは、江戸・明治期の酒造りを記録した「酒永代覚帖(さけえいたいおぼえちょう)」を元に、江戸元禄時代に飲まれていたお酒を復元したもの。食後に提供するのは、江戸幕府が宇治のお茶を好んで献上させていたことにちなみ、宇治の煎茶。甘いかき氷の余韻を楽しみつつ、爽やかな程よい苦味で締めくくってくれる。
「発酵夏氷」に使用する氷は、2日以上の時間と手間ひまをかけて丁寧に製氷されたもの。不純物がほとんど含まれず、透明度が高いため、雑味がなく、氷本来の味を楽しむことができる。
星のや東京の「発酵夏氷」で、異なる食感と桃の香り豊かな味わいを楽しんでみては。
■星のや東京「発酵夏氷」
2024年6月1日(土)~8月31日(土)星のや東京 ダイニングにて提供 / 16:00~18:00 / 1日2組(1組1~3名) / 1名 ¥6,050(税・サービス料込) ※宿泊料別 / 予約:公式サイトにて3日前までに要予約 / 対象者:星のや東京宿泊者 ※状況によりメニューの内容、
星のや東京:東京都千代田区大手町一丁目9番1 / TEL 050-3134-8091(星のや総合予約) / チェックイン 15:00 チェックアウト 12:00 / 1泊 ¥112,000~(1室あたり、税・サービス料込、食事別) / 東京駅丸の内北口出口 徒歩10分、東京メトロ大手町駅A1、C2c出口 徒歩2分