紺碧の空間から美しい景観をのぞむ宿「界 秋保(あきう)」が宮城県・秋保温泉に4月25日オープン
渓流や四季の移り変わりを堪能できる温泉宿

星野リゾートが全国に展開する温泉旅館ブランド「界」は、4月25日、宮城県・秋保温泉に「界 秋保(あきう)」をオープンする。「界 秋保」は界ブランドの23施設⽬で、東北エリアでは⻘森県・⼤鰐温泉の「界 津軽」に続き2施設⽬、宮城県には初進出。奥⽻(おうう)⼭脈から流れる名取川(なとりがわ)を⾒下ろす場所に位置し、渓流や四季の移り変わりを堪能できる温泉宿となっている。

宮城県・秋保温泉は仙台の奥座敷とも呼ばれる温泉地で、奥州三名湯の⼀つに数えられる。その歴史は⻑く、約1500年前の古墳時代に始まり、歴代の天皇や、伊達政宗をはじめとする藩主が⾝体を癒した温泉といわれている。「界 秋保」は秋保温泉の中でも奥まった静かな⽴地で、名取川のすぐそばに佇む、豊かな⾃然に囲まれた温泉旅館。春から夏にかけては美しい緑、秋には紅葉、冬には雪景⾊など、季節ごとに際⽴つ美しさを感じることができる。全室渓流ビューの客室や、名取川に⾯し渓流の⾳や⾵を間近で感じる⾜湯を備えたテラスを設ける予定となっており、設計は⼩⼤建築設計事務所に依頼した。⽇常の喧噪から離れ、時間を忘れてゆっくりと過ごすひとときを提案する。

「界」では、地域の⽂化に触れるご当地部屋が⽤意されている。「界 秋保」のご当地部屋は「紺碧の間」。秋保温泉の景勝地である、名取川の峡⾕「磊々峡(らいらいきょう)」が、かつて「紺碧の深淵」と表現されたことから着想を得ている。まるで紺碧⾊のフレームで切り取られたかのように、外に広がる四季の景⾊や渓流を楽しむことができる。また客室のデスクには、光を受けて美しく緑に輝く「仙台ガラス」のアートを配置。ゲストを出迎える部屋番号の札には、江⼾時代から続く伝統⼯芸品の「⽩⽯和紙」を⽤い、寝室の障⼦にはこけしの柄が隠れているなど、宮城のご当地の要素を取り⼊れた設えにも触れるひとときを過ごすことができる。

⾃然に囲まれた開放的な⼤浴場の外には岩組みの露天⾵呂があり、⽊⽴に囲まれて渓流の⾳を感じながら湯浴みを楽しむことができる。内⾵呂は、敷地内の2本の源泉を引いた⾃家源泉かけ流しの「あつ湯」、⼼⾝ともにリラックスできる「ぬる湯」の2つの浴槽があり、泉質は「ナトリウム・カルシウム-塩化物泉」で、⾝体がよく温まり湯冷めしにくい温泉となっている。

⼣⾷は、プライベート感が保てる半個室のある⾷事処で、ご当地の⾷⽂化を⽣かした会席料理を提供する。「界 秋保」の⼣⾷は、⽜テールと仙台味噌をリエットにした先付けから始り、宮城県の名産である仙台麩にリエットをつけて味わう⼀品。戦国武将、伊達政宗が戦いの場で着⽤していたといわれる、⽔⽟模様の陣⽻織の柄を器に取り⼊れている。宮城県は豊かな⾃然に囲まれた⽴地で、海の幸はもちろん、⼭の幸も豊富な地。「⽜の⼭海俵鍋」では、宮城県が⽶どころでもあるところから着想を得て、⽜⾁に雲丹を巻いて俵の形をイメージしている。⼀緒に⽜タン、せりなど、宮城らしい⾷材を味わい尽くせる⼀品となっている。

4月25日オープンの温泉旅館「界 秋保」で、美しい景色とご当地の食材を堪能してみては。

■界 秋保

2024年4月25日(木)オープン / 宮城県仙台市太⽩区秋保町湯元平倉1番地 / TEL 050-3134-8092(界予約センター) / 1泊 ¥31,000~(2名1室利⽤時1名あたり、税・サービス料込、⼣朝⾷付) / JR仙台駅より⾞で約30分、仙台空港より⾞で約45分

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