ChloéがSpring 2024 Collectionを発表 意識・循環性・タイムレスという概念を中心によりニュアンス豊かで抽象的なスタンス

クリエイティブ・ディレクターGabriela Hearst(ガブリエラ・ハースト)による、Chloé(クロエ)のSpring 2024 Collectionが発表。2024年スプリングコレクションは、意識、循環性、タイムレスという概念を中心に、よりニュアンス豊かで抽象的なスタンス。これらのテーマは、美的・技術的なレベルで総合的に表現されている。装飾や作為にとらわれず、クラフトマンシップの美しさを称え、卓越したサヴォアフェールにより本物の衣服を作ることを追求している。すべてのコレクションにおいて、デザインに一切妥協を許さずに、メゾンのカーボンフットプリントを削減すること、そしてそれを可能とする素材を採用することは、常に最優先されている。リサイクルカシミヤのタートルネックセーターは、Adriano Goldschmied(アドリアーノ・ゴールドシュミッド)と独自に開発した、サーキュラーリサイクルコットンとヘンプデニムのジーンズのウエストにさりげなくタックイン。環境負荷の少ないウールリブニットにインサートされたボタニカルモチーフのギピュールレースには、自然界の回復力と脆弱性が表現されている。自然な曲線とサイクルのアイデアは、ローワーインパクトウールのセーターのカーブしたエンジニアードリブニットや、ヨークディテールのあるスエードスカートのラウンドパターンピースに反映。色とりどりの糸を一本一本染めたジャカードニットウールカーディガンなどのニットウェアは、ガブリエラの故郷であるウルグアイの社会的企業Manos del Uruguay(マノス・デ ル・ウルグアイ)とのコラボレーションにより作られた。素材によっては、一見しただけではその質感が分からないものもある。それはつまり、見た目だけでなく体験することがラグジュアリーであるということを強く印象付ける。襟にシアリングをあしらったライトインディゴのジャケットとそれに合わせたフレアパンツは、デニムやコーデュロイではなく、柔らかなスエード素材。レースのように見えるクルーネックセーターとスカートは、実際はマットなカシミヤと光沢のあるシルクを対比させたテクニカルニットで、異なる光沢が交錯し、女性らしい華やぎを生み出す。スカイブルーやベージュのステートメントコートは、ベルベット仕上げのシアリングとナッパレザーのストリップで構成されている。今年で13年目を迎えるMarcieバッグは、複数のプロダクトファミリーへと拡大。Marcieを象徴するハードウェアは、レディ・トゥ・ウェアをはじめ、サングラスやジュエリーに用いられ、さらにベルトやバレリーナフラット、シティアンクルブーツ、スライドシューズなどのセンターピースとして登場。2023年春夏コレクションでデビューしたPenelopeバッグは、シアリングやスエード、ツイード、マノス・デル・ウルグアイによるマルチカラーニットウールなど、今シーズンのレディ・トゥ・ウェアを反映した新たなサイズやファブリックで展開される。そして、サステイナビリティは、コレクション全体においてデザイン決定の最前線。ホイップステッチが特徴のMonyバッグには、新型のドクターズバッグとサッチェルバッグが加わり、無染色のリサイクルコットンとリネンをナチュラルグレインレザーと組み合わて使用した。ベストセラーであるローワーインパクトのスニーカーNamaは、シアリングの裏地やレザー素材、サンダルタイプといった新しいスタイルで展開される。リサイクルアセテートまたはReAceフレームとバイオベースナイロンレンズを使用したGayiaアイウェアは、3つの新しいシェイプと、定番のブラックとダークハバナに加えブルーミングピンク、コバルトブルー、ベポラスピンク、モットルドベージュ、ターコイズエメラルドなどのシーズナルカラーが揃う。エナメルの大胆なロゴが特徴的なアイウェアコレクションNaomy、スカラップフレームがシグニチャーのOliviaは、どちらも環境負荷の少ないバイオベースとリサイクルアセテートのミックスで作られている。ぜひ、ChloéのSpring 2024 Collectionをいち早くチェックして!

■Chloé Spring 2024 Collection

http://www.chloe.com/



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