星のや東京より「発酵×江戸の香辛料」で暑い夏を乗り切る「暑気払いカレー」が登場!2種類のカレーと江戸の頃より夏に親しまれてきた食材を使用した前菜やデザートをあわせたコース仕立ての朝食

東京・大手町の日本旅館「星のや東京」より、6月1日~8月31日の期間、昨年に続き「発酵×江戸の香辛料」で暑い夏を乗り切る『暑気(しょき)払いカレー』が、今年も登場。連日暑い日が続く夏は、冷たい飲食物の摂りすぎによる食欲の低下や、冷房が効いた屋内と暑い屋外を行き来する際の温度差で、自律神経が乱れ、胃腸の機能の不調を感じる人が増える季節。食欲の低下は、身体に必要なエネルギーや栄養の不足を招き、夏バテへと繋がると言われている。そこで星のや東京は、暑い夏の一日を乗り切り、健やかに過ごせるようなメニューを開発。発酵食品や厳選した香辛料を組み合わせた2種類のカレーと、江戸の頃より夏に親しまれてきた食材を使用した前菜やデザートをあわせたコース仕立ての朝食を提供する。江戸の頃より夏の風物詩として有名な鰻は、疲労回復に効果的といわれるビタミンB1を多く含む。コースのはじめに提供されるのは、丁寧に炭火で焼かれた鰻の炭の香りを閉じ込めるように卵で包んだ前菜。メインのカレー2種は、順番に提供。最初は、丁寧に引いた魚出汁を使用し、玉ねぎや人参、生姜、牛肉といった食材を1日かけて、じっくりと煮込んだ「星のや発酵カレー」。大豆を麹菌で約15ヶ月発酵させた「浜納豆」と、大豆を使わず魚を麹で発酵させた「魚味噌」を加えることで、奥深い旨味を引き出した。煮込んだ具材は、カレーに全て溶け込んでいるため、暑い夏の朝でもさらりと食べることができる。このカレーにあわせるお米は、蒸らす前の水分が多く含まれたやわらかく甘い「煮えばな」。次は、牛肉や野菜、りんごを、生姜やにんにくと一緒に時間をかけて煮た「星のや欧風カレー」。柔らかくなるまで牛肉が煮込まれ、ルーがとろとろとしているこのカレーには、しっかりと蒸らし、ふっくらと炊きあがった「梔子(くちなし)ご飯」を。江戸時代に梔子の実「山梔子」は、消炎や解熱作用、疲労回復に優れているとも言われ、東海道に面した茶屋でも販売されるなど、当時の人々にも親しまれていた。〆には、一定の時間蒸らし、お米の芯まで炊き上がった白米と星のや発酵カレーに、スプーンで切れるほど柔らかいシャトーブリアンのポワレがお目見え。夏バテの予防に効果的と言われるたんぱく質を、脂肪が少ない希少部位のシャトーブリアンで補いながら、コースの〆を楽しめる。デザートは、お米と米麹、水を原料とし発酵させたどぶろくのアイスクリーム。必須アミノ酸や天然の乳酸が多く含まれ、お米の甘味と乳酸の酸味が爽やかな一皿。フルーティーな味わいが特徴のどぶろくを使用しているので、コースの最後を爽やかに締めくくる。カレーにあわせる香辛料は、1625年、江戸の両国薬研堀(現在の日本橋)にて創業した「やげん堀七味唐辛子本舗」によって調合された「七色唐辛子」。七つの香辛料や薬味を配合した七味唐辛子は、効果や薬効も考え調合されていて、当時は「七色唐辛子」とも呼ばれていた。暑気払いカレーでは、食欲増進や血行促進、発汗作用があると言われる唐辛子類に、胃腸の機能を高めると言われる香り高い「山椒」が多めに調合された「七色唐辛子」をカレーにかけて味わう。山椒のもつ爽やかな香りとしびれる辛味が、カレーの風味を引き立たせ、味わい深くなるだけでなく、身体の発汗が促され、体内にこもった熱を外に逃がしてくれる。「星のや東京」のコース仕立ての朝食『暑気払いカレー』で、この暑い夏を乗り切ろう!

前菜 : 鰻の餡かけ出汁巻き卵

メイン : 星のや発酵カレーと星のや欧風カレー

〆 : シャトーブリアンのポワレ

デザート : どぶろくのアイスクリーム

■星のや東京「暑気払いカレー」

2023年6月1日(木)~8月31日(木)

星のや東京ダイニング / 8:00~9:00、1日2組(1~4名)、1名 ¥8,470(税・サービス料込)※宿泊料別
公式サイトにて3日前までに要予約、星のや東京宿泊者対象(※状況によりメニューの内容、食材が一部変更になる場合があります。)

https://hoshinoya.com/tokyo/



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