Desigual x マリエ SS2016 NYコレクション スタイリングを担当したミーシャ・ジャネット、セットデザインを担当したラウロ・サンブラスとのスペシャルインタビューを敢行!

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前日の準備段階から取材に入らせて頂いた、今回のショーでMisha Janette(ミーシャ・ジャネット)がスタイリング、クリエイティブディレクターを手がけるDesigual(デシグアル)のSS16NYコレクション。真剣な眼差しをファッションに向けるミーシャは完全にアーティスト、バルセロナから集まった本国のスタッフたちとの連携、そしてミーシャとスタッフ、お互いのリスペクトをしっかりと築いていることがすごく胸に響く取材となった。

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マリエ:本番直前のバックステージで忙しい中インタビューの時間とってくれてありがとう!まず今の気分を教えて。

ミーシャ:今の気分はドキドキワクワク!でもすごく順調で、スタイルは服を見たときにすぐわかってたの。これでこういうイメージで、こういうコンビネーションでって。だからすごく順調に進んでる。

マリエ:ほんとね混乱という雰囲気もなく、落ち着いて進んでる感じが伝わるわ!誰の叫び声も聞こえないし(笑)

ミーシャ:そうね(笑)7月にバルセロナ本国の本社に呼ばれた時、既に本国でコレクションピースは出来上がっていたの。そこからスタイリングにとりかかっていったの。だからこのショー本番前の2週間は、全てが整っていることを確認する感じで進んでいたから、割と落ち着いた状態でショーを迎えることが出来たわ。テーラードを整えたり、キャスティングを確認したり。キャスティングは今回とてもこだわったポイント!”バービーガール”じゃなくて、全員が”一人一人個性”を持ったモデルさんを集めたかった。

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マリエ:まだショーを観る前だけれど普段のDesigualとは違ったイメージ、印象をバックステージのパネルや雰囲気から感じています。とてもストリートな印象が漂っているわ。今回1番のテーマにしたのは何?

ミーシャ:今までのDesigualが打ち出してきたハッピーなイメージももちろん素敵なんだけど、私たち都会、都市に住んでる人たちにとってビーチスタイルの感覚は毎日のスタイルではないし、本社のあるバルセロナのように毎日天気が最高ではないのが現実。だから街都会でもDesigualの個性的な服を着てもいいんだというattitude(考え)を持たせるスタイリングで打ち出したかった。自分のスタイルに自信を持った個性とエッジのある子たちがメインイメージ!

マリエ:パネルボードを見てるわけだけど、もすごくワクワクさせてられて、とっても好きなスタイル!

ミーシャ:いままでのDesigualのイメージそのままにストリートだけど、モードでファッショナブルなスタイルになっているの。

マリエ:本当!ミーシャのセンスがモードとストリートを通してとても光っている。

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マリエ:今回のNYコレクションでのミーシャの役割をズバリ教えて。

ミーシャ:今回のDesigual New Yorkファッションショーのスタイリストクリエイティブディレクターよ。洋服のスタイリングはもちろん、アクセサリー、音楽、モデルキャスティング。このショーのすべてのディレクションを任されてるわ!

マリエ:ミーシャのアイデアがすべて反映される重大な役目ね!この仕事を引き受けることになったきっかけを教えて?

ミーシャ:2年前にDesigualが東京市場に初めて入った頃、当時私が、もっとスタイリストをやりたいと思っていたときで、自身でやっているブログで何か出来たらと思っていたときに、知人に紹介してもらったDesigualの服をみてすごくエネルギッシュで感性のあるデザインで東京にぴったり!だと思って一緒にコラボレートしてファッション撮影を行ったの。その時に着せたモデルや撮影イメージはとてもムーディでエッジの効いた作品に仕上がったの。とても個性的にね。実はそのコラボレーションの後でよくよく調べたら、いままでのDesigualの持つハッピーなイメージとはかけ離れたものだったことがわかって(笑)もう嫌われたと思ったわ。もう話こないだろうなって思ってたくらい。でも今年突然、「ミーシャが2年前にスタイリングした企画がとっても良かったので、今回ニューヨークファッションウィークのショースタイリングやってみませんか?」という電話があったの!それにはびっくりしたわ”what’s??”って。当時Desigual本社は、また某有名スタイリストなどに声をかけるつもりだったらしいのだけど、やっぱり”2年前にミーシャが打ち出した自由なイメージのスタイリングにとても感動したんだ”っていってくれて。正直、話しを頂いたときは、私はほとんど無名だし、私みたいな子を!?って思ったけど、やるって決めてからはバルセロナと日本を2ヶ月で何度も行ったり来たりして、本当にクレイジーで素敵な経験をさせてもらっているわ。

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マリエ:とても素敵なファッションストーリー!次のステージに向かってどんどんグローバルに進んでいくミーシャはとても素敵。ミーシャ自身のスタイリングも、昔と印象が変わった気がするんだけど何か秘密があるの?

ミーシャ:そう!今までは服だけで表現していたのが、自分の内面を加えて表現することでそこまでオーバースタイリングしなくてもよくなったんだと思う。もともと初めて日本、文化服装学院に来た時は”白と黒”って決まってた。

マリエ:そうそうモノトーンカラーのイメージっだった!

ミーシャ:もともと、最初にファッションに目覚めた時は全身真っ黒だったのよ!それからかわいいファッションや、レディー・ガガが出てきたとき、”楽しそう!”と思ってそれも試してみた事もあったわ。そして今は本当の自分に戻ってみようと思って、スポーティーだったりグラフィカルなイメージを沢山取り入れるようになった。今までは”fashion girl”になりたいと思っていたけど、今はまぁそういう歳でもなくなってきたかなと思って(笑)

マリエ:”Finding yourself through fashion”ね。

ミーシャ:そう、それでやっぱりうまくいってる。年取るにつれて自信がどんどん出てきてる。

マリエ:そんなミーシャの新しいスタイリング、私たちも大好き!時の流れが自信をくれるのね。

ミーシャ:Definitely!(間違いないわ!)

マリエ:最後に1つ質問させて!ミーシャの次のチャレンジは?!

ミーシャ:全くわからないわ!だって自分がNYファッションウィークの舞台裏でクリエーティブディレクションしてるなんて想像してなかったもの。次に何が起こるかなんて本当にわからない。Desigualともこのままいい関係の仕事を続けていきたいと思っているし、ヨーロッパにももっと挑戦したいと思ってる。東京のセンスにすごく理解があるから。ただ、何かが本当に欲しいなら、それをゲットするまで辞めないこと。

マリエ:素敵な言葉をありがとう。どんどんステージを上げていくミーシャのファッションへの活動がこれからも楽しみ。このあとすぐにショーだけど成功を祈っているわ!貴重な時間ありがとう!!

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Desigual SS16 NYコレクションショー終了直後、セットデザインを担当したLauro Samblás(ラウロ・サンブラス)にインタビュー。

マリエ:すばらしいショーの成功おめでとう!

ラウロ:ありがとう!

マリエ:ファッションショーでアートワークを製作するのは初めて?

ラウロ:そうだねこれが僕の最初のファッションショーでのセットデザインアートワーク。自分のコラージュやアートピースを、ここまでのスーパービックサイズで表現した事は今までなかったから、とても素晴らしい経験だったよ!完成したものを見て、とても自分でも感動できたんだ。

マリエ:ダイナミックなモチーフ&カラーの中から、生き生きとしたモデルさんたちが出てくるイメージがすごく印象的だったわ!モチーフやカラーはいつもどうやって決めているの?

ラウロ:カラーは自分のエモーショナルな部分から来ている。今自分がどういう状態なのか、なにを感じているのか、ということを追求して進行させていくんだ。毎回、自分の頭の中でツイストしているから、スカルプチャー(彫刻)のイメージをつかむ作業から。Love family friends and about life, それぞれの持つ色をピックしていく作業だよ。

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マリエ:今までラウロは様々なスタイルの技法を使ってアート表現をしていますね。今回のプロジェクトに関して教えてください。

ラウロ:今回のDesigualとのプロジェクトは、全てを僕に任せてくれた。どんな形で何をどう表現する、まで。僕のDesigualへのフィーリングを自由に表現させてくれることを任せてくれたんだ。インビテーションの製作から手がけたのもとても面白かったよ。

マリエ:これはNGとか意見の食い違いは出なかった?

ラウロ:Desigualは一緒に仕事をするうえでスーパーイージー!Desigualはバルセロナの、とても大きなカンパニー、そして大きなクライアント。それでいて同じくしてアートや感性にとてもたけている会社なんだ。プロフェッショナルであり、とても働きやすい環境で作品を仕上げる事が出来たよ。

マリエ:それって素晴らしいことね!ミーシャも同じことを言っているわ。ミーシャとのコラボレーションはどうだった?

ラウロ:本当に最高のアーティストだよ!彼女が何が欲しいのか僕が何がやりたいのか、すぐにわかりあえたし理解し合えた。好きなものや打ち出したいイメージ、僕が見たいものがいい形で一緒に表現することができたんだ。とても”リアル”なものが表現できた。決して”トゥマッチ”にみせすぎず、”ストリートでリアルモード”。それを一緒に表現することができたんだ。

マリエ:私も素晴らしいショーだったと思うわ!

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マリエ:普段のアートワーク制作拠点はどこ?

ラウロ:バルセロナだよ。

マリエ:私たちは日本のプレスなのですが、日本のアートカルチャーについてどう思う?

ラウロ:僕は日本の大ファンだよ!3年前に日本にステイしてたんだ。京都と東京にいたよ。日本のファッションカルチャーもアートカルチャーも大好きで、小さい頃から日本に行くことが夢だったんだ!いくつかの展示会や美術館にも足を運んだよ。日本のディスプレーやストリートスタイルも本当に好きだね。

マリエ:いつかラウロのショー展示会が日本でも観れるのを楽しみにしているわ。

ラウロ:そうだねそれができたら僕もとっても幸せだよ!

マリエ:今日は終わったばかりの疲れているところ時間をくれてありがとう。次は日本で会いましょう!

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PHOTO_Ena Kitamura

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