PMD x アメリカンラグシー第二弾はFRUIT OF THE LOOMとのトリプルコラボレーション!果実から染料を抽出した“FRUIT DYED(フルーツ染め)”とこのTシャツに込めた思い、そしてマリエにとってのサスティナブルとは?

PASCAL MARIE DESMARAIS(パスカル マリエ デマレ:以下PMD)とロサンゼルス発のライフスタイル提案型セレクトショップ AMERICAN RAG CIE(アメリカンラグシー)によるコラボレーション第二弾は、FRUIT OF THE LOOM(フルーツ オブ ザ ルーム)とのトリプルコラボレーション。フルーツ オブ ザ ルームの果実から染料を抽出した“FRUIT DYED(フルーツ染め)”と、普段からボタニカル染めに拘るPMDのコンセプトがマッチしたスペシャルコラボレーションTシャツは、ライチ、キウイ、マンゴーから染料が抽出されたもの。そして第一弾から続くストーリーHOTEL PASCAL。RETOY’Sでは第一弾に引き続き、スペシャルシューティングとともにマリエさんにとってのサスティナブルとは?など、このTシャツに込めた思いをインタビューします。第二弾「PASCAL MARIE DESMARAIS × FRUIT OF THE LOOM<FRUIT DYED> × AMERICAN RAG CIE」Tシャツはアメリカンラグシー オンラインストアアメリカンラグシー ゾゾタウン店にて本日(10月8日)より発売開始!

RETOY’S(以下R):第二弾はアメリカンラグシーとPMD、そして「FRUIT OF THE LOOM」とのトリプルコラボですが、このコラボのきっかけは?

マリエ(以下M):第二弾のアメリカンラグシーとのコラボをどうしていこうと考えている時に、「FRUIT OF THE LOOM」さんが新しくフルーツ染めを始めたっていう情報をいただいたんです。PMDでは化学染料を使わないという理念を持っているので、それは面白い!ぜひやりたい!とすぐに思いました。
元々コラボのお話から始まったのではなく、PMDとして、「FRUIT OF THE LOOM」さんに「フルーツ染めをしたTシャツを使いたい」とオファーしたのがきっかけですね。

R:「FRUIT OF THE LOOM」に対してはどういったイメージを持っていましたか?

M:西海岸の人がラフに着ているイメージですね。
自分もそういうスタイルをマネしたいと思って探しに行っていたし、自分の中でもかなり好きなブランドでした。
今回、「FRUIT OF THE LOOM」さんがPMDを認めてくれて、オフィシャルにコラボって言ってくれることになったのがすごく嬉しかったし、この3社コラボは最強だなって思っています。

 

R:今回セレクトした3つのカラーについて教えてもらえますか?

M:今回はライチとキウイとマンゴーを使って染めています。
西海岸でお昼ごろに起きて、さらっと羽織って出かけるみたいなイメージのカラーにしたかったの。メンズもレディスも着られて、古着感も少しあるような色合いにしました。

 

R:PMDは環境に対してのエシカルな面も日頃から意識していると思うのですが、PMDが行っているボタニカル染めについて改めて教えてもらえますか?

M:PMDではフルーツだけに限らず、草木や天然の素材を使ってアイテムを染めています。
例えば以前、鎌倉にあるお蕎麦屋さんの前掛けを作らせてもらったんです。どんな色にしていこうかって話しているうちに、そのお蕎麦屋さんの庭で咲いている立派なアジサイの色がぴったりだなって思ったので、剪定させてもらってアジサイで染めました。
あとレストランから出た廃材、例えば野菜のヘタとか、そういうものでも染められるんです。

R:どういうところがボタニカル染めの良いところだと思いますか?

M:例えば生姜で染めたシャツと、化学染料で染めたシャツ。2つが全く同じカラーだったとしても、生姜で染めたシャツを着ている方が、体を温める効果があるんです。これは化学的に証明されていること。
何を着るかで自分の体温が変わっちゃうくらい、身体って洋服の素材を吸収しているんですよね。身体のことを考えると、化学染料じゃなく天然の素材で染められている服を着ていることにすごく安心感があると思います。

 

R:そういったエシカルな面を大切にしているPMDですが、マリエさんにとってのサスティナブル=持続可能な状態って、なんだと思われますか?サスティナブルはようやく日本でも馴染んできた言葉になっていますが、まだまだ一般的ではないようにも思います。

M:私も、自分にとってのサスティナブルが何なのか、長いことわからなかったんです。
色んな人と話して、自分なりに考えて辿り着いたのは、結局はスポンティニアス=自然で自発的なものであるべきだってことですね。
私は、サスティナブルなことをすごく意識してやっていくっていうより、とにかく正しいことをしていきたかったんですね。正しいことをしたいし、伝えたい。
もともと私がブランドを始めたのって、日本の女の子にもっと健康で幸せになってほしいからだったんです。人生いろいろ失敗することもあるけど、そこからちゃんと学べば、いつかその経験が良いものとして未来へ繋がっていくと思うんです。そんな時に、「マリエちゃんの洋服を着ていてよかった」って思ってもらいたいなって。

 

R:どうしてそういう風に思うように?

M:日本の女の子たちに支えられて、私は生きていると思ってるから。彼女たちにどんな恩返しができるだろうって考えると、やっぱり私自身が正しいものを作っていくことなんじゃないかっていう考えに辿り着いたんですね。
私、本当に嘘がつけないの。くだらない嘘ならいくらでもつけるんだけど(笑)

R:嘘がつけないっていうのは、どういう意味で?

M:お金を出してもらって、自分が作った服を買ってもらうわけだから、そこに嘘はつけないんですよね。だから自分自身が正しいと思うものを作っていきたいと思っています。質問に戻るね(笑)
サスティナブルって何?持続可能な社会って一体何?って、私も長い間考えて辿り着いたのは、そもそもマインドがサスティナブルじゃないと、何事も続いていかないんじゃないかということ。未来に何を残したいかをベースに考えるサスティナブルもあるし、オーガニックや無農薬のものを選ぶ、動物性のものは避ける、とか、色んな形があると思います。でもサスティナブルって、そういう物質的なことだけじゃないよねって。

R:モノ選びだけじゃなく、マインド自体がサスティナブルであることが大事ということですね。

M:そう。例えば、人生の色んな部分でサスティナブルな事柄ってあると思うんですね。
好きじゃない人と付き合ってもうまくいかないし、「会社行きたくないな」って思いながら仕事していたら辛くなって辞めちゃうかもしれない。でも本当に好きなことを仕事にしていたら、どんなに辛いことも「もうちょっと頑張ろう」「工夫して乗り切ろう」って思えるはず。
そこにサスティナブル=持続性が生まれるんじゃないかなって。

 

R:その努力も含めて“好き”じゃないと、続いていかないですよね。

M:だから、もっとマインドの部分で「持続可能な社会って何なんだろう?」って考えることが日本人には必要。
流行りだからエコやる、みたいなのはもったいないなと思います。

R:「マリエちゃんが好きだから」「PMDが好きだから」って所から入って、自分なりのサスティナブルを考えるきっかけになればいいですよね。

M:そう!この間、サスティナブルについて悩んでいる子がいたんです。
彼女はアパレルの販売員として働いているんだけど、世の中がサスティナブルを推奨している中で、自分は大量生産された洋服を毎日お客さんに売っていることに悩んでいたの。「私にとってのサスティナブルって一体何なんだろう」って。
そこのお店は、オーガニックコットンを使ったTシャツも販売しているんですね。だから、「お客様にそのTシャツを買ってもらったりすることだって、サスティナブルな仕事の仕方だよ。だから頑張って売ってください!」って答えました。
そういう働き方にもサスティナブルは存在すると思う。それも自分のマインドがどちらに向いているか、ですよね。

R:大人がサスティナブルを難しい言い方で発信しているから、若い子たちは「私たちにはわからないもの」って一線を引いちゃうのかもしれませんね。

M:みんな、自分自身では気づいていないサスティナブルがたくさんあると思うんです。
「何をしたらいいですか?」って質問してくれる子も結構多いんですよね。
サスティナブルなマインドを持つことで、すんなりと、自然に、その意識の中に入っていってくれるといいなと思います。

 

R:今回の3パターンのTシャツ、それぞれのイメージを教えてもらえますか?

M:第一弾のテーマを繋げていきたかったので、こちらもストーリー性を重要視しました。
「HOTEL PASCAL」で起こった一つの事件の、それぞれの要素をピックアップして、ストーリーやテーマを説明していくデザインにしています。第一弾のスピンオフ的なイメージですね。
まずこちらは、「HOTEL PASCAL」の全景が描かれています。このアイテムのポイントは、全体的に少しどよんとした、悪魔っぽさを表現したかった点です。ただ煌びやかな場所っていうだけじゃなく、「ここで何かが起こっているぞ」っていう雰囲気を出したかったの。野心や欲が集まっていて、一度入ったら一筋縄では帰れませんっていう感じ。
このニュアンスが、「HOTEL PASCAL」のオシャレさ、センスを表していると思います。

R:シーフードは?

M:「HOTEL PASCAL」にあるシーフードレストランのイメージです。海外のホテルって“It restaurant”がありますよね?そこのホテルにしかないオリジナリティなメニューがあって、みんながそのレストランをお目当てに集まるような場所。そういうお店ってめちゃくちゃ美味しいんですよ。
私が出会ってきた西海岸の遊び人たちって、オイスターやロブスターが大好きなの!何かあるんでしょうね。シーフードを欲しているんだと思う(笑)カルチャーの遊び人はシーフードレストランに行きたがる!

R:そこにまたストーリーが一つあるんですね。

M:そう、それを表現しています。
で、この女の子の絵はあえてワンポイントにしてみました。この絵を出した時に、「マリエさん、これはちょっと…」って言われるかと思ったら、「素敵な絵ですね」って言ってくれたの。嬉しかったー。
最初は、鍵穴から見える男女を書いていたんだけど、なんだか単純になっちゃって。私が表現したかったのは、ホテルは社交場であり、開かれた場所でもあるんだけど、一方で部屋の中では何が行われているかわからない、っていうワクワク感みたいなもの。
あと、西海岸って意外とロックンロールなんですよね。LAのロックな感じで“SAFE ROCK”って書いたり、鍵穴のバックにしてそこに見える踊り子さんを書いたり、少しひねったデザインにしています。どうしても女性を描きたかったっていうのもあるかな。

R:それはなぜ?

M:LAにいる女の人って本当にキレイな人が多いの!女優さんやアーティストを目指している人たちが多いっていうのもあるかもしれないけど、「こんなキレイな子いる?」って二度見しちゃうくらい。
21歳の時にLAで、高級ストリップバーに連れて行ってもらったことがあったんです。そこで踊っている子たちが、全員女優さんみたいにキレイでびっくりしたの!その記憶がすごくあるから、今回西海岸がテーマになって、ぜひ女性を描きたかったんですよね。
これを良しとしてくれたアメリカンラグシーのセンスがさすがだなって思います(笑)

 

R:3パターンのカラーTシャツ、マリエさんお勧めの着こなしはありますか?

M:一番のお勧めはPMDのリバーシブルデニムと合わせるスタイルかな(笑)
あと、ラフな感じのアイテムだけど、ヒールを合わせてもいいと思います。トレンドのカッコいいデザインスニーカーと一緒に、とか、モードなスタイルとも合わせて着てほしいですね。

 

R:毎月8日がフルーツの日ということで、10月8日のフルーツの日に発売ですね。では最後に皆さんへの、メッセージをお願いします。

M:私がファッションを教えてもらったアメリカンラグシーと、PMDがコラボすることで、今の若い子たちにも「アメリカンラグシーに行ったらオシャレなものがたくさんあるよ!」っていうのを伝えたいですね。あと、何かに憧れを持つっていうことは、こうやって未来へ繋がること。好きだったアメリカンラグシーと作品を作ることができて、喜びもひとしおです。
私のことやPMDを知らない、アメリカンラグシー好きのお客さんにも、今回のコラボをきっかけに「PMDって良いブランドだな」って少しでも感じてもらえたら嬉しいです。リアル「HOTEL PASCAL」の実現まで(笑)、まだまだコラボ、続いたらいいなと思ってます!
それこそルームウェアとか作ったりね。カルチャー的に面白いアイテムをこれからもコラボできたら、私たちも嬉しいです。
ありがとうございました。

 

MODEL:マリエ (PMD) / 太青 (レプロエンタテインメント)

PHOTOGRAPHER:高比良美樹

STYLIST:ゴトウカナエ

 

■第二弾「PASCAL MARIE DESMARAIS × FRUIT OF THE LOOM<FRUIT DYED> × AMERICAN RAG CIE」

2019年10月8日(火) アメリカンラグシー オンラインストアアメリカンラグシー ゾゾタウン店にて発売

グラフィック T-shirts 3型 / ¥10,000(+tax)

https://www.americanragcie.jp/

 

→PMD xAMERICAN RAG CIE 第一弾インタビューはこちらで!