旬の食材を五感で楽しむディナーイベント「The Echo Table」第二弾のスペシャルなコラボレーションディナーを80名が堪能 アーティストが生み出すエクスクルーシブな食事を体験

中国料理の巨匠脇屋友詞シェフと日本を代表するパティシエ鎧塚俊彦氏による和歌山県の旬の素材を使ったコラボレーションディナーを五感で楽しむイベント「The Echo Table(ジ・エコー・テーブル)」第二弾が、9月29日と30日の2日間、リゾートホテルSHIRAHAMA KEY TERRACE HOTEL SEAMOREにて開催された。

 

The Echo Tableは、開催地に暮らす人々の手によって創り出された食材を使い、シェフ・サウンドクリエイター・フローリストなど、アーティストが生み出すエクスクルーシブな食事が体験できるイベント。今年の4月からスタートし、2回目となる今回は「食養薬膳」をテーマとした料理が用意された。アペリティフからディナーまで、脇屋友詞シェフのスペシャリテのフカヒレを堪能できるメニューの数々や、鎧塚俊彦氏によるデザートと飴細工のデモンストレーションなどを、計80名のゲストが堪能した。

特別な夜は、シャンパーニュメゾン「POMMERY(ポメリー)」のエレガントな味わいの2種類のシャンパーニュと、脇屋友詞シェフによる3種類のフィンガーフードとともにスタート。

ディナーメニューには、脇屋友詞シェフの代名詞とも言える、とろとろに煮込んだヨシキリザメのフカヒレをふんだんに使用。開催日である9月29日は、中国の”中秋節”にあたる。「上海風フカヒレの煮込み 炊き立てご飯添え」は、フカヒレを金の糸に、もやしを銀の糸に見立てた縁起の良い一皿。スチームライスを混ぜてリゾットのように最後まで楽しめるのが特徴となっている。また、和歌山県産の松茸とスッポンを存分に楽しめる「松茸とスッポンのするするスープ」のように、滋養強壮作用がある食材を用いたメニューも登場。メインは和歌山県産の熊野牛と旬のクエを堪能できる「熊野牛とクエの紙包焼」。レンコンや椎茸、銀杏を一緒に包み、180度のオーブンで焼き上げた袋を開けると隠し味のブルーチーズの香りがほのかに広がる一品だった。鎧塚俊彦氏によるスペシャルデザートは、和歌山県産の無花果と巨峰を使用した「無花果の赤ワイン煮 巨峰添え」。カスタードクリームと蜂蜜のパルフェアイスに無花果の赤ワイン煮を重ね、無花果の赤ワインシロップのジュレを巨峰とあわせて周りを囲むように彩られており、トップには飴細工(シュクレフィレ)があしらわれている。鎧塚氏自身による飴細工のデモンストレーションも行われた。

上海風フカヒレの煮込み 炊き立てご飯添え

コラーゲンたっぷりフカヒレのお月見ご飯

松茸とスッポンのするするスープ

熊野牛とクエの紙包焼

無花果の赤ワイン煮 巨峰添え

鎧塚俊彦氏によるデモンストレーション

食後のバータイムには、バーテンダーの小林紀氏による、和歌山のボタニカルと、その地域に佇む生態系の循環をカクテルに閉じ込めながら「ジャパニーズクラフトジン ROKU」と「SUNTORY
WORLD WHISKY 碧Ao」をベースにした、3種のオリジナルカクテル・モクテルが用意された。和歌山県産の柚子や海水を100%低温濃縮した「感味」を使用した秋を感じられるドリンクとなっている。

会場となったのは、和歌山県白浜町随一のリゾートホテル「SHIRAHAMA KEY TERRACE HOTEL SEAMORE」。太平洋に面したテラスで雄大な自然を眺めながら、和歌山市のフラワーショップ「bois de gui」が手掛ける装飾のなか、陽の移ろいが美しい特設会場でディナーを堪能。「SOUND CoUTURE」は、南紀白浜で採取した海や風、水の音や鳥のさえずりなどの自然の環境音と生演奏のギターの音色で一皿
一皿のお料理に合わせたサウンドペアリングを演出し、南紀白浜を肌で感じながら五感で料理を味わい、身体も心も潤うような唯一無二の時間をゲストに提供した。

 

■The Echo Table Chapter.2(ジ・エコー・テーブル チャプター2)

2023年9月29日(金)・30日(土)SHIRAHAMA KEY TERRACE HOTEL SEAMORE 敷地内特設テントエリア&KON BARにて開催 / 各日20組40名限定 1名 ¥50,000(税別価格) / 和歌山県西牟婁郡白浜町1821

お問い合わせ: theechotable@gmail.com

https://www.instagram.com/theechotable/



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