OPENING CEREMONY FALL/WINTER 2022 COLLECTION グローバルコミュニティの真髄である「食」の絆にオマージュを捧げる

OPENING CEREMONY(オープニングセレモニー)2022年秋冬コレクション、キャロル・リムとウンベルト・レオンは、グローバルコミュニティの真髄である「食」の絆にオマージュを捧げた。2021年、パンデミックの真っ只中、レオンと彼の家族は、故郷のロサンゼルスに中国・ペルー料理のレストラン「Chifa」をオープンし、そのメニューを通じて多種多様な文化を讃えた。レオンはChifaで過ごした最初の半年間をヒントに、ダイニングを中心としたコレクションのグラフィックテーマを開発。ジャージー素材の幅と可能性を追求したコレクションは、遊び心がありながらも、どこか高揚感を与えてくれる。また、オープニングセレモニーとアメリカの有名なワークウェアブランド、ディッキーズとのコラボレーションも今シーズンの目玉。「このコレクションは、私たちが素材をどのように捉え、どのようにスタイルに適用するか、その素材を使ってどのようなボディやシルエットを作ることができるかという、ファブリケーションのクリエイティブな境界線を押し広げるものです。コレクションの90%にジャージーを使用しました。例えば、ケーブル編みのセーターやモヘアニットに見えるものは、カットソーや加工されたジャージーです。ポーラーニットのフリースは、テーラードスーツを構成する新しい素材です」と、レオンは語っている。前シーズンのデザインシナリオからヒントを得て、キャロルとレオンは2022年秋冬の強いビジュアルメッセージを、遊び心があるグラフィック、ユーモアを感じさせるテキスト、そしてダイナミックなカラーパレットで表現。オーバーサイズのTシャツ、フード付きスウェットシャツ、バーシティジャケットなど、定番のスタイルはそのままに、今回は食にまつわる言葉遊び(「NO PAIN NO GAIN」というフレーズから引用したNO PAINという言葉)を楽しくて鮮やかなパンのイラストと組み合わせている。GLUTEN FREE、NO MILK、CARB FREEといった食事制限のマークは、Chifaがオープンして半年間、たった一人のウェイターとしてお客さまと接していた際のレオンのエピソードから生まれた。ポインセチア、アイランドグリーン、ボニーブルーのポップなカラーパレットは、バックソーンブラウンとブラックの落ち着いたニュートラルカラーと併用して使われている。2022年秋冬コレクションのキーアイテムは、伸縮性のあるキルティングナイロンのトレンチコートと、アイコニックなバーシティスタイルを再解釈したヘアリーアーガイルのジャージ。アクセサリーでは、シグニチャーのコンパクトなクラムバッグはジューシーなグリーンとピンクで再登場し、ジャージーとテディは季節感のある素材でアップデート。レイザー・クラムに加え、キルティング素材やフードアートをプリントしたトートバッグ、そして牛乳パックのような形のショルダーストラップバッグが登場。2022年20周年を迎えるオープニングセレモニー。この20年間、キャロルとレオンは、クラシックで伝統的なコンセプトに敬意を表しながら、予想外のひねりを加えてリフレッシュさせてきた。今回のコレクションも同様に、陽気で明るく、反旗を翻した現代の若者たちのためにデザインしている。「2022年、私たちはOpening Ceremonyの20周年を祝い、過去のシグネチャースタイルを一新して、意欲的に再提案しています。⻑年の友人、パートナーも登場し、一年を通してコラボレーションを実施します。何があるのか、皆さんにお伝えするのが待ちきれません。」と、キャロル・リムは語る。2022年秋冬コレクションでは、Dickiesとの特別なコラボレーションが登場。クラシックなワークウェアのシルエットを、ベルベットデニムやブークレツイードなど、イタリアで製造された上質な素材で提案。Opening Ceremony x Dickies Collectionは、今年の秋Opening Ceremonyの公式オンラインストア、Farfetch、Dickies、および世界中の厳選されたセレクトショップを通じて販売される。2022年秋冬ルックブックは、ピエトロ・コッコが写真を、ヨハンナ・ブーヴィエがスタイリングを担当した。

■OPENING CEREMONY

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