model Soche(ソチェ) スペシャルインタビュー 海外コレクションに再び挑戦

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PHOTO_Ena Kitamura

 

・自分自身のオリジナリティーな部分ってどこだと思いますか?

ーアジア人っぽい顔ですかね。顔が薄いというか、奥二重というか。アジアっぽいモデルさんて意外と少ないんで、そこがポイントで使ってくれたりとかはあるかもしれないです。

 

・休みの日は何をされることが多いですか?

ー休みの日は、ジムに行くことが多いですね。仕事柄、食事も意識はするんですけど、体づくりはしっかりした方が良い。元々細くて、ジャケットとかを着た時に胸がなかったのでバッチリきまらなかったんです。服が浮いちゃうんですよね。でも、鍛えてから服を着てみたら、ちゃんと綺麗に着れてるなって感じました。サイズはブランドによっても違うから鍛え過ぎてもダメだし、ブランドさんに合わせて、変えられるようにしています。僕は、筋肉が落ちやすいので、通い続けていて。体ってやっぱりバランスがあるから、上半身だけ鍛えても限界があるんですよ。だから全身トータルで鍛えないとバランスが悪いので、下半身も鍛えてます。あとは、飲みに行ったりとかですね。ギャル男のころの友達とか、バーでの繋がりとか、色んなジャンルの友達がいるので。今は、SNSでも繋がれるので、良い意味でも悪い意味でも、久々に会った時に久々な感じはしないですよね。でも、まだ結婚もしていないので、時間があえばSNSだけでなく、なるべく会える人とは会っておいた方が良いなって思っています。

 

・好きなテイストや、ブランドなどはありますか?

ー元々服はそんなに詳しい方ではないんですけど、今はSise(シセ)が好きです。今日もSiseの服を着て来ました。実は、3シーズンくらいルックブックのモデルもやらせて頂いているんですけど。こういうシンプルで、モードめなアイテムが好きです。あと、ZARA(ザラ)ってやっぱり凄いなって思います。ちょうど良いというか。今回のMen’sのSTUDIOSラインでもコートを買いました。ちょうど、納税額者のランキングがニュースにもなったと思うんですけど、一瞬でもZARAの社長が1位になって。ファッション業界から1位になるような人がでるなんて、ZARAの企業努力って凄いのかなって感じましたね。そんな企業のキャンペーンモデルに、日本人のメンズモデルとして尊敬するDAISUKEさんが出演された事も嬉しかったです。世の中の人にもっとファッション業界に注目して欲しいですね。

 

・どうしたらファッション業界に注目してもらえると思いますか?

ー難しいな。でも、こういう風にちょっとづつ発信していくことが大切かなって思います。自分が発言すると、「あぁ自分もそう思います」って反応が返ってきたりするじゃないですか。そういう時にやっぱりみんな思ってるんだなって感じるんです。言っても言わなくても変わらないかもしれないけど、言わないと何も始まらないと思っているので、少しずつでも発信していければ良いかなって思います。同じアジアでも韓国の人って、すごくファッションに敏感で、ストイック。日本人モデルがハイカットの靴を履いていて、それを見た韓国のモデルの子がすぐに「それどこの?写メ撮ってもいい?」って声をかけていて、あんまりしゃべったこともないのに気になったらちゃんと聞くんだなって思って。モデルだからってこともあるかもしれないけど、やっぱり敏感だなって感じた瞬間でしたね。お洒落がすごく好きなんだなって思いました。日本人はシャイだけど、少しずつでも日本人同士でこういう会話が生まれれば、ファッション業界に注目してくれる人も増えるのかな。

 

FRAMED magazine

© FRAMED magazine

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SISE

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・人と早くフランクに仲良くできる方なんだと感じました。

ー雑だからかな(笑)。なんですかね?誘われたらなるべく行くようにはしてるから、それかな?でも、別に無理しているわけではないですよ。バーで働いていた頃によく誘われて、しょっちゅう飲みに行ってたんですけど、実は一回疲れたというか、お酒もいらないなって思ってしまって誘われても断ったりした時期もあったんです。でも、再開したら、やっぱり人と繋がったり、良いことがいっぱいあった。行動しないと何もおきないので、動くことは大切だなって思っています。

 

・人と話すのも得意ですか?

ー話すのは実は、苦手で(笑)。大勢でいたらあんまり喋らない方かもしれないです。自分からグイグイいくタイプだったら、返しがもっと上手かったら、もっともっと色んな人と出会えたかなって思いますね。そう、元々すごい人見知りだったんで。でもギャル男だった時期が僕を変えてくれたんですよ(笑)。”元ギャル男でパリコレを歩いた”こんなやつおもしろいじゃんって、テレビとかバラエティ番組とかやってみれば?と知り合いに言われたりした事もあったんですが、そんなに喋るのが得意じゃないのと、振られたときにうまく返す自信がなかったので、自分は違うなと思いました(笑)。

 

・当時ギャル男になったきっかけってありますか?

ーギャル男になったのは、高校1年の頃、髪が長い子とか、ちょっとB系の子とかが多くて。そのとき、身長も高いし、お兄系とか似合うんじゃない?って友達に言われたのがきっかけです。で、そのとき雑誌はこれがいいよって渡されたのがメンズエッグでした。今となっては、ベルト2個付けとか、とんがり靴とかでよく電車に乗れたなーって思いますけどね(笑)。この格好痛かったかもっていうのも経験してみないとわからないですよね。

 

・プライベートも含めた今後の展望は?

ー色んな人と出会える仕事なので、モデルを続けながら、一人でも、友達とでも、何か事業を始められたらなって思っています。モデルとしてお仕事をしてきて出会えた人たちや人脈もたくさんあるので、何か他にも出来ることがあるんじゃないかと思っています。元々バーで働いてるときからそれは考えていたので。まだまだ具体的には決めてないですけど。僕自身、台湾人と日本人のハーフで中国語も出来るので、台湾とかから何かもってきて、ビジネスが始められたらって思っています。

 

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PHOTO_Ena Kitamura

 

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