ZARAが「スティーブン・マイゼル・ニューヨーク コレクション」を発売 リンダ・エヴァンジェリスタやイリーナ・シェイク、ジジ・ハディッドらとポートレートを制作
Linda Evangelista
ZARA(ザラ)は、写真家スティーブン・マイゼルとの長きにわたる関係から、彼の個人的なスタイルの重要な要素を魅惑的な衣類やアクセサリーに落とし込んだウィメンズとメンズのコレクション「スティーブン・マイゼル・ニューヨーク コレクション」を、9月18日より、公式オンラインショップ及びZARA 新宿店にて発売。出発点はスティーブン・マイゼル自身。ジーンズやフーディ、オーバーコート、パーカ、トラッパーハット、バンダナ、エンジニアブーツなど、主に彼の私服が反映されたコレクションに仕上がっている。それは、主に黒を基調とした、機能的なアメリカーナスタイルの再解釈。いかにシュールで華やかな写真であっても、それは彼自身がその瞬間に経験していることを反映した自伝的なものであるという。コレクションにも同様にマイゼル自身の嗜好や夢想の世界に触れており、デザインに幻想的な要素や贅沢さを加えている。例えば、クロコダイル柄のコートは、彼自身が永続的に影響を受けている60年代のポップなスタイルを彷彿とさせており、当時のポップスターが着用していたかのようなフェイクファーコートも登場。さらに、ロックンロールの反逆的なファッションを思わせるレザーシャツやレザーパンツもコレクションに取り入れられている。音楽とファッションのエッジの効いた融合は、マイゼルにとって生涯にわたるインスピレーションであり続けている。それは、彼が90年代初頭の最も有名なファッションエディトリアルで称賛されたチェック柄のシャツや、セカンドスキンのように輝くオーバーサイズのデニムジャケットに反映されており、Tシャツに施されたエレガントな蜘蛛のようなグラフィックは、マイゼルがファッションイラストレーターとして活動していた初期の頃に描かれたもの。このコレクションは「スティーブン・マイゼル・ニューヨーク」と名付けられ、彼の故郷への愛を表現したものとなっている。コレクションと共に、彼は26人の人物のポートレートを制作し、これらの人物は、マイゼル自身の異なる側面を表現している。彼の分身とも言えるリンダ・エヴァンジェリスタをはじめ、アンバー・ヴァレッタ、リヤ・ケベデ、イリーナ・シェイク、ジジ・ハディッド、カイア・ガーバー、ペネロープ・ツリー、エヴァ・ヘルジゴヴァ、アルトン・メイソン、アッシュ・スタイメスト、スコット・バーンヒルなど過去と現在のモデル仲間が含まれている。長年の共同作業者であるスタイリストのカール・テンプラー、メイクアップアーティストのパット・マクグラス、ヘアスタイリストのグイド・パラウと共に制作され、マイゼルにとっていかに個人的なプロジェクトであるかを物語っている。そしてある意味、それこそが先鋭的であると言える。スティーブン・マイゼルは、その複雑で挑発的なフォトストーリーでファッションの限界を押し広げてきた魅力的な謎を持つ人物。そして今、彼はその謎に光を当て、彼自身の着こなしに対する考え方を驚くほどわかりやすく私たちに提示している。ZARAの「スティーブン・マイゼル・ニューヨーク コレクション」で、彼の魅力を堪能してみては。
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■ZARA「スティーブン・マイゼル・ニューヨーク コレクション」
2023年9月18日(月)公式オンラインショップ及びZARA 新宿店にて発売
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