【Fashionista Trip】第13弾 編集長ENA「台湾・高雄」旅!朝ごはん&夜市に豆花、パワースポット蓮池潭や駁二アート特区、お洒落カフェまで南国風のゆったりな空気感をギュッと満喫

Fashionista Trip 第13弾はコロナ明け初となる海外へ。今回は、編集長ENAの第二の故郷でもある台湾、中でも祖父の生まれ故郷でもある高雄を旅します。

台湾と言えばやっぱり外せない食、夜市♡そして高雄でココは行っておかなきゃ!なパワースポット蓮池潭(リャンチータン)や、アートが広がる駁二藝術特區、お洒落なカフェまで、編集長ENAが猛暑にも負けず(笑)ギュッとレポートします♪

 

 

〜果貿社區〜

□寬來順早餐店 [TEL] +886 7 2583 0408

[Address] 813高雄市左營區中華一路5-14號 / No. 5-14號, Zhonghua 1st Rd, Zuoying District, Kaohsiung City, 台湾 813(→MAP

まず台湾では、朝ごはんからスタートしなきゃですよね♪この日、朝8時にホテルを出て向かったのは、果貿社区という円形の団地の周りに朝ごはん屋さんや市場が集まるエリアにあるベーシックな台湾朝ごはん屋さん「寬來順早餐店」。このエリアにある朝ごはん屋さんの中でも人気のお店で、いくつかの候補からココに行く!と決めていたお店なんです。

蛋餅(ダンビン)や大根餅と卵の炒め物、包子、野菜まん、焼餅、油條(揚げパン)、オリジナルの豆乳(ベーシックなものから微糖、紅茶豆乳など種類も豊富な台湾豆乳)まで朝からしっかりいただきました♡今回は鹹豆漿(シェントウジャン)は断念。近くには酸菜(高菜)の漬物が入った焼餅が名物の美紅豆漿もありますよ。

もちろん、地元の方たちにも人気のお店なので、平日の朝ということもあって行列が絶えません!台湾では”内用(ネイヨン)=イートンイン”と”外帯(ワイタイ)=持ち帰り”で並ぶ場所も変わってくるので覚えておくと便利ですよ。

メニューを見ながら指さしでオーダーしていたら、日本語が少し話せるおじいさんが注文を手伝ってくれました。お店の方かと思ってたら実はお客さんで、私たちがご飯を食べ終わるまでずっと席に一緒に座ってお話してました(笑)日本語を勉強中だそう。しかし、ここのたっぷりシャキシャキな野菜まんとカリカリな油條(揚げパン)は最高に美味しかった!!大好きな台湾の豆乳もたっぷりで市場探索も飲みながら♪

 

朝ごはんを食べに行った左營區にある果貿社区というエリアは、朝ごはん屋さんや市場がずらりと並ぶエリア。団地の方まで地元の方たちの朝の活気を楽しみながら市場を抜けて歩きます。パイナップルやマンゴー、ドラゴンフルーツなど新鮮なフルーツがたっぷり。

とにかく朝から活気あふれる市場。新鮮な野菜や大きなスイカ、種類豊富なちまき、もちろん食品以外にも洋服や日用雑貨のお店まで、目移りしながら、ココに暮らしてたらと妄想しちゃうほどリアルな地元の方たちの生活を感じられる場所でした。

 

□果貿社区公園 

[Address] 813高雄市左營區813 / 813 台湾 Kaohsiung City, Zuoying District, 813(→MAP

真ん中にある公園を中心に、扇形の建物で円形に形成された集団住宅”果貿社區(果貿社区)”は、1970年代に建てられた海軍用の住宅。
朝ごはん屋さんや市場が集まる昔ながらの団地で、今はインスタ映えの撮影スポットとしても有名(香港の有名なアノ場所と似てることでも)になった場所なんですが、実際に行くと圧巻!でも何よりも地元の方が話しかけてくれたりと朝から和む場所でした。

台湾の昔からある沢山の種類の出窓が並ぶ団地に、このカラーコントラストも南国感があって素敵。朝からすでにこの日差しなので、夏の台湾高雄を楽しむには、日差し&湿気で体力勝負なので、しっかりご飯を食べて水分もとって(笑)日傘や帽子を忘れずに。

 

高雄は台北よりも道路が広くてとにかく緑が多い!南国の雰囲気とゆったりとした時間を感じる場所でもあります。この日は最高気温32℃!!でしたが、朝だったので食後の散歩がてら、果貿社区から台湾屈指のパワースポット”蓮池潭(リャンチータン)”まで、20分ほどの距離を歩いてみました。ブレイクタイムに気になるカフェ”私心珈啡 Favorite café“がこの近くにあったんですが、朝早くてまだOPENしてなかったみたい(残念)。

芝生の広がる場所や公園もかなり多くて、街の建物など新旧ミックス感が心地よい♡こちらは新しいマンション群みたいですね。おじいちゃん&おばあちゃんたちが木陰にベンチや椅子を並べて談笑してる姿もよく見かけました(涼しくなるともっと多いのかな?)。

 

〜蓮池潭〜

□龍虎塔(ロンフーター)

[Address] 813高雄市左營區蓮潭路9號 / No. 9號, Liantan Rd, Zuoying District, Kaohsiung City, 台湾 813(→MAP

この日はお寺なども含めてパワースポット巡りの日。蓮池潭(リャンチータン)という全長1.4kmほどの湖についてまず向かったのは、龍虎塔(ロンフーター)という龍の口から入り、虎の口から出るという順番で回れば、福を得て厄祓いになるという観光地としても外せない場所。なのですが、今回は修復工事で残念ながら中に入ることはできず。

青空に龍虎塔のカラフルな塔と龍&虎はみてるだけでもパワーチャージ。せっかく来たので、龍から虎へ、通った風の写真だけ(笑)次回こそは!!

 

□城邑左営慈済宮

[Address] 813高雄市左營區蓮潭路9號 / No. 9, Liantan Rd, Zuoying District, Kaohsiung City, 台湾 813(→MAP

龍虎塔の目の前にある健康の神様を祀る寺院。実在したお医者さまを神様として祀っているめずらしい寺院なのだとか。

 

□春秋御閣

[Address] 813高雄市左營區蓮潭路36號 / No. 36號, Liantan Rd, Zuoying District, Kaohsiung City, 台湾 813(→MAP

龍虎塔から湖を歩いて5分ほどの場所にある春秋閣(チュンチィゥグァ)は、中国の三国志に登場する関羽という将軍を祀って建てられたそう。商売の神様としても有名です。こちらは龍の中を通ることができました!前から見るより長めです(笑)様々な立体的な壁画が龍の尻尾まで続きます。

トップス:ラコステ、ワンピース:Reformation、バッグ:TOD’S、アイウェア:MYKITA、シューズ:ATLAUS(全て編集長私物)

春秋閣は龍虎塔に少し似た雰囲気もあるのですが、龍の中を通り抜けると両サイドに広がる水辺と蓮の先、湖上に見える五里亭まで行ってみてください。カラフルで小さな建物の中央には螺旋階段があって2階へ。本当に暑かったこの日も、湖に浮かんだような気分と風を感じる気持ちよさ。

五里亭の2階から見渡す景色は本当に圧巻!春秋閣の入り口から繋がる長い橋と、蓮が広がる水辺は青い空とのコントラストも最高です。

五里亭から龍の背後まで戻り、頭上にも鮮やな龍が施された美しい塔を抜けて。湖の周辺に広がる緑を背景に、南国感たっぷりなフォトスポットも。

 

□泮咖啡PAMMA COFFEE 蓮潭路176号 [TEL] +886 7 585 6868

[Address] 813高雄市左營區蓮潭路176號 / No. 176號, Liantan Rd, Zuoying District, Kaohsiung City, 台湾 813(→MAP

とにかく広い蓮池潭を周るにはブレイクタイムが必須!ガラス張りのお店からは湖ビューな景色が広がる「泮咖啡PAMMA COFFEE」。台湾茶やコーヒー、ランチメニューも豊富でした。朝から暑さも厳しかったので、11時のオープンを待ってすぐに入店。お店の名物っぽいスムージーにタピオカたっぷりなメニューもオーダーしました。後ろの席のお洒落なお兄さんも、湖バックに撮影してます(笑)

 

□玄天上帝神像

[Address] 813高雄市左營區蓮潭路169-1號 / No. 169-1號, Liantan Rd, Zuoying District, Kaohsiung City, 台湾 813(→MAP

再開です!入り口からその大きさは伝わりますよね?高さ約22mもあるという道教の最高神・玄天上帝は水の神とも言われています。橋の両側に飾られている聖君たちにも注目。玄天上帝を護衛しているかのようにも感じます。向かって歩いていくとかなりのパワーです!なぜだか入り口の門横では野外カラオケ大会!?が繰り広げられていて、これに関しての理由は謎です(笑)

 

□左営元帝廟

[Address] 813高雄市左營區左營下路87號 / No. 87, Zouyingsia Rd, Zuoying District, Kaohsiung City, 台湾 813(→MAP

玄天上帝像の本殿にあたる左営元帝廟。観光客は少ないみたいですが、装飾は見所たっぷりです。午前中は地元の方の参拝で混み合うようなので、午後から行くのをおすすめします。

 

□籠帥湯包麵館 [TEL] +886 7 588 6768

[Address] 813高雄市左營區左營大路469號 / No. 469號, Zuoying Ave, Zuoying District, Kaohsiung City, 台湾 813(→MAP

朝ごはんから蓮池潭周りをかなり歩いたのでランチは麺&小籠包に。オーダーはシートにチェックを入れて頼むシステム。日本語は通じないですが、外のメニュー写真を見ながらオーダーします。小籠包のタレや取り皿などはセルフです。

私たちは酸辣麺や少し甘みのある肉燥乾麵の汁あり&なし、ワンタンの入った麺に小籠包までガッツリとオーダー(笑)頼みすぎたなーとは思いましたが、日本のラーメンとは違って、あっさりとした麺に出汁の効いた素朴な味のスープがどれも癖になります!ひとつ失敗したのは小籠包にも酸辣湯が付いてくること(笑)でも酸っぱすぎず、汗をかいて歩いてきた身体には栄養満点な感じ♡とっても美味しかったです。

先ほどの左営元帝廟から5分ほど歩いた場所にある「籠帥湯包麵館」。今回、周りでいくつかピックアップしておいたランチのお店の内の一軒。隣がロト売り場(台湾にはよくある黄色で目立つ場所)なので、お店もすぐに見つかりました。地元の方で中の席は一杯でしたが、入り口(外の席)でメニューを見ながら話していると、(外の席での麺は暑いのでと)私たちに中の席を準備してくれました。とっても優しい店主&スタッフの方達でした。

 

□高雄左營孔子廟

[Address] 813高雄市左營區蓮潭路400號 / No. 400, Liantan Rd, Zuoying District, Kaohsiung City, 台湾 813(→MAP

ランチも済ませ、蓮池潭周辺では最後の場所「高雄左營孔子廟」へ。美しい白い門をくぐり、中に入るとかなり広い宮殿のような廟が広がります。その名の通り、学問の神様・孔子を祭った廟。入るとすぐにおばさま達が、入った時間とどこから来たのか書くようにメモを指されます。高雄左營孔子廟のパンフレットをくれるので、受け取ったら後は自由に回覧することができます。

この日はお休みだったみたいですが、中にはカフェもあってこの席で台湾茶をいただいたりもできるみたいですよ。

時代劇に使われる宮殿のような美しい廟は、中央に立つとその規模感を体感できます。色鮮やかで細やかな装飾は廟の内側はもちろん、両サイドに長く広がる通路にも。観光客は意外にも少ないようなので、扉や天井、柱なども是非ゆっくり観てみてください。

 

 

〜金獅湖〜

□高雄道德院

[Address] 807高雄市三民區鼎金一巷27號 / No. 27號, Dingjin 1st Ln, Sanmin District, Kaohsiung City, 台湾 807(→MAP

 

□覆鼎金保安宮

[Address] 807高雄市三民區鼎金一巷36號 / No. 36, Dingjin 1st Ln, Sanmin District, Kaohsiung City, 台湾 807(→MAP

寺院・礼拝所などパワースポット巡りとなったこの日は、蓮池潭から金獅湖の方まで足を伸ばしてみました。公園まわりに金獅湖があるのでゆっくり散策しながら「高雄道德院」と「覆鼎金保安宮」へ。観光バス駐車場もありましたが、地元の方たちがお参りしている姿が多く、周辺の景観維持、緑の森となるように整備が進められているのだとか。覆鼎金保安宮の前にある長い橋には車も通っていて生活に根付いている感じがします。

 

 

〜三鳳宮〜

□三鳳宮

[Address] 807高雄市三民區河北二路134號 / No. 134, Hebei 2nd Rd, Sanmin District, Kaohsiung City, 台湾 807(→MAP

高雄での最後のお寺めぐりは、金獅湖から一気に下り、観光でも聖地として知られる「三鳳宮」へ。哪吒を本尊とする、数世紀前に建てられた道教の寺院。中に入ると無数の提灯が!この景色を観に行く方も多い場所です。夜に灯る提灯も素敵ですが、私たちが向かった夕方もゆっくり見学ができ、地元のおじいちゃん、おばあちゃんが日本からの寄贈品などもあり、様々な場所の説明をしながら案内してくれました。

最後まで説明してくれたおじいちゃんが、入り口まで見送ってくれました。次回は夜、赤く灯った灯籠を見に行きたいと思います♡
このあとは近くにあるスーパー家楽福にお茶やお土産を買い込みに。すでにご紹介した「vilson 米森」の漢方茶も家楽福でGETしました。

 

 

〜台湾土産〜

□舊振南餅店 中正旗艦店 [TEL] +886 7 288 8202

[Address] 801高雄市前金區中正四路84號 / No. 84, Zhongzheng 4th Rd, Qianjin District, Kaohsiung City, 台湾 801(→MAP

1890年、高雄で創業した老舗のお菓子屋さん。高級感あふれる店内にはお土産には困らないほど、たくさんの種類の台湾菓子が並んでいます。

ヌガーや色々なお菓子に目移りしながらも、もちろんお目当ては鳳梨酥(パイナップルケーキ)です。こちらのパイナップルケーキは柔らかめのクッキー生地に、昔ながらの冬瓜が入ったパイナップルの餡が地元の方にも人気なんだとか。試食もいただき即決!甘さも控えめで、箱の中はひとつひとつ金の箱で個包装されているので、お土産として配る方にもおすすめです。

 

 

〜美麗島站〜

□美麗島駅

[Address] 800高雄市新興區中山一路115號地下一樓 / 800 台湾 Kaohsiung City, Xinxing District, Zhongshan 1st Rd, 115號地下一樓(→MAP

舊振南餅店の近くにある美麗島駅(メイリーダオ)は「光之穹頂(光のドーム)」と題されたステンドグラスが改札前に広がる駅。地下へ向かい、暑さから解放されながら皆さん写真を撮りに来ていました。2枚めの写真はiPhoneの広角で撮影、圧巻ですよね。

 

 

〜夜市〜

□六合夜市

[Address] 800高雄市新興區六合二路 / Liuhe 2nd Rd, Xinxing District, Kaohsiung City, 台湾 800(→MAP

美麗島駅から歩いてすぐの場所にある「六合夜市」は、1940年代から続いている高雄でも人気の夜市。100軒を超える屋台が並んでいるんだとか。私の目当てだった「楽・達・食・品 香葱肉捲」で肉捲をゲットし、お隣の「六合蚵仔煎」で海が近い高雄らしい、蚵仔煎(牡蠣のオムレツ)と小籠湯包を。近くのコンビニで台湾ビール数種類を買い込み、台湾らしい夜市ディナー。

とにかくお値段が安いのはもちろん、特に蚵仔煎(牡蠣のオムレツ)がふわとろでビールとの相性も抜群!!

食べた後もビール片手に目移りしながらウロウロする私たち。カットフルーツやビールのおつまみをテイクアウトして、ホテルで食べるのもありですよね。地元の方達も多い六合夜市。ホント!食べたいものがありすぎました(笑)夜市の食べ歩きは台湾旅には鉄板です!!

 

 

〜愛河〜

□愛之船

[Address] 801高雄市前金區河東路 / Hedong Rd, Qianjin District, Kaohsiung City, 台湾 801(→MAP

高雄市内を港から流れる愛河は、朝から川沿いをランニングや散歩などされている方たちが沢山いる憩いの場所。今回は船で、愛河〜高雄港へと「愛之船」でナイトクルーズをしてみました(お昼も運行されています)。LOVEサイン横にある乗り場でチケット(15ドル)を買い、時間になると20人ほどが乗れる船へ(船の写真を撮り忘れ、、動画しか撮ってなかった泣)。高雄港に停泊するクルーズ船や、川の反対側にあるライトアップされた駁二藝術特區のオブジェなども観ることが出来ます。

 

>>>ボリューミーな1ページ目は完!次は川の向こう側、話題の駁二藝術特區周辺をレポートします!!





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