#enaの乳がん日記 「入院から手術、退院まで」

#enaの乳がん日記 Instagramでは既にご報告しておりますが、入院し無事に手術を終え、退院しました。
9日間の私の入院日記。今後の皆さんへの参考にもなればと思い、残しておこうと思います。
入院日
午後イチで入院手続きを済ませ、病棟へ。
病棟の説明や体重、身長測定、翌日の手術に向けての説明などがありました。
歯のレントゲンを撮り、クリーニングを済ませたら、コンビニで必要な買い物を済ませ、お部屋に戻って荷物の整理を。
夕方には先生が来てくださり、翌朝イチ(8:30ごろ)の手術なので腫瘍の場所などのデザイン画(?)を、身体に書いていかれました。
入院日はそのまま夕食をいただき(翌日の夕食まで食べれないのでしっかりと)、シャワーを浴び、翌朝の手術までゆっくり。
朝6:30までにOS-1を1本飲み切る、飲水も6:30まででした。
手術日
6:30以降は水分も摂れないので、歯磨きを済ませ、洗顔をしたら麻酔で滑らないようにお顔には化粧水だけを。
術着と手術用の弾圧ストッキングを履き、母たちがきてくれていたので、手術室から呼ばれるまで病棟のラウンジで待機。
呼ばれたら、看護師さんと一緒に手術室に移動します。(手術室の前まで母たちと移動できました。)
自身の手術室に到着(いくつも手術室が並んでいてびっくりしました!)したら、名前や検査項目など色々確認事項をチェックしていただき、手術台へ(自分であがります)麻酔がはじまるとすぐに意識はありませんでした。
私の場合、次に気がついた時は、手術室で手術台からベッドへ移される直前でした。
もうろうとしながら意識は半分半分。病棟に運ばれ、ラウンジで待っていてくれた母たちの顔を見れました。
病室に戻り、酸素投与や点滴などセットしていただき、母たちも病室へ。
私は全く身動き取れず、胸に止血用の胸帯(バンド)で固定されているので、痛みと苦しさは感じつつも寝るのみ。
あとで母たちに聞くと、右手は冷たく、お顔もパンパンだったようです(笑)
手術の結果
予定では乳がんの腫瘍切除(右胸全摘出+リンパ節郭清)をしてエキスパンダー(人工物)を入れて13時ごろに病棟に戻る予定でしたが、12時ごろに戻っていました。
あとで先生が説明に来てくださったのですが、実際には大胸筋まで腫瘍が達していて(手術前の検査画像などでは見えない部分があるようです)大胸筋の一部まで取り除かなくてはならず、エキスパンダーを入れることができなかったとのこと。
その後はショックもあったのですが、もうろうとしていたのもあり、ただただ眠りました。
術後3時間後には、看護師さんに起こされ、起き上がっても大丈夫か、病室のトイレまでは歩けるかをチェック。
まだ麻酔の影響でボーッとはしていましたが、術着からパジャマに着替えを手伝っていただき、麻酔の管の影響でガラガラの喉を潤すべく、ようやく飲水ができました!(数日はイガイガしているのでのど飴は持っていっておいてよかったです)
夕方までにリンパ液や浸出液を外に逃すドレーン(管)2本からの排出量のチェックや、傷口のチェック。
担当の先生から回診前に母たちにも手術の説明をしてくださいました(私はもうろうとしていた中で聞いたので、聞いておいてもらってよかった)。
起き上がるのも痛いし、上半身は痺れとだるさでしんどかったですが、点滴と抗生剤で起き上がれるまでには回復。
夕食(朝イチの手術だったので夕食からいただけました)もしっかり、もりもり!残さずいただきました。
痛み止めと胃を守るお薬で、就寝前には少し身体も復活。もちろん動くのがやっとなだるさと、動くと痛みは続きます。
この日はずっと点滴、抗生剤も数時間置きにあるので、左手には点滴用の針が刺さったままです。
なので顔や身体の拭き取りシートや化粧水のシート、オールインワンゲルがかなり重宝しました。
点滴のこともありますが、術日はやっぱり動くのがしんどいので、楽チンなスキンケアアイテムやサンプルがマストです。

術後1日目
痛み止めや抗生剤のおかげか、少し痛みも和らぎ、朝食もしっかり!笑
朝には最後の抗生剤の投与が終わり、点滴用の針も抜け、先生のチェックで傷口もキレイとのことで胸の止血用バンド(胸帯)も外していただきました(これが脇下から肉も挟みつつ、あばらまでぎゅっと圧迫していたので、かなり身軽に息も吸いやすくなりました)。
ただ、ココで初めて自分の真っ平で痛々しい右胸を直視。。さすがにショックは隠せませんでした。
大胸筋が少し抉れるようになっていて、感覚もほぼなく、触れるとジーンと痺れ。胸の下側にはリンパ液や浸出液を外に逃すドレーン(管)が2本刺さっています。
前日よりは身体は楽になりましたが、まだまだ痛みはあり、身体を動かしたり右腕を動かそうとすると何とも言えない痛みが(汗)

術後2日目
病室から出て病棟フロアにあるラウンジまで朝ごはん前に散歩。6時前に起きて朝ごはんが8時なので、入院中の日課になりました。
散歩前には洗顔もできて、シートマスクなどスキンケアフルコースを再開。手術でお肌も乾燥&荒れ気味(笑)
痛みは昨日よりずいぶんマシになり(ロキソニン効果かもしれませんが)、右腕(特に二の腕辺りから脇にかけて)の痺れはなかなか取れません。
この日は日曜日だったので、入院前までほとんど休んでいなかったのもあり、ゆっくりお休みの日に。
通路側のお部屋だったのですが、お隣が空いたので東京タワーが見える窓側のカーテンを開けさせていただきました♪
でも少しだけ、、と思いパソコンを開いたのは私です(笑、手術の日と翌日は、身体的にもパソコンを開く余裕もなかったので)。
指先は思っていたより動くけれど、少し手を前に伸ばしただけで痛みと痺れがありました。

術後3日目
痛みはあまり感じなくなり、手の痺れも二の腕から脇にかけてが気になるくらいに。手を伸ばすとまだまだ痛みは走ります。。
脇から胸周りはまだあまり感覚がなく、触るとジーンとした痺れと軽い痛みを感じるのみ。
でも少しずつ動けるようになり、病棟から出て1Fにあるお庭に!この日は母たちがラテを持ってきてくれたので、久しぶりのカフェタイム♡
術後もモリモリ食欲旺盛だった私は、この日の夜からごはんレベルを1500→1800(ごはんが180g)にUPしていただきました♪
そしてこの日の朝は、術後はじめてシャワータイム(地味に嬉しい笑)。ドレーンが2本刺さっていて、バッグに入っている状態なので(下の写真です)これを濡れないようにビニールにいれ、私は介護用手すりにくくりつけ(笑)なるべくシャワーを浴びやすい体制にしてみました。
とはいえ、右腕(聞き手)が上げられないので四苦八苦しながら、やっとスッキリ。傷口を鏡で見るのはちょっと切ない気持ちにも。

<番外編>この日、お隣に入院してきた方のびっくりするほどの大音量のいびきで夜、あまり眠れず。。
我慢の限度を超える音量と、室内で電話されたり(病院NG項目)などマナーもない方で、まだ半分くらいある入院生活に不安を覚え、翌朝、看護師さんにご相談し、部屋を変えていただくことにしました。

術後4日目
番外編のとおり、、まさかの出来事に寝不足気味な朝。朝ごはんの後は、しばらくメンタル的にも避難したくて病棟のラウンジでお仕事していました。
自分の身体の回復が優先な入院!と思い、看護師さんに相談。通路側が空いていなかったので、隣の部屋の窓側にベッドごと移動。お昼ごはんが終わったら、すぐに移動させていただけたので本当によかった。
師長さんも色々と話を聞いていただき(年齢が近いこともあり笑)、気分的にもスッキリしました。大部屋入院、こういうことも起こるんですね。
この日も手の痺れや軽い痛みは前日とあまり変わらず、うまく左手と併用しながら動けるように。夜シャワーも入りましたが、だいぶ慣れてきました。
新しいお部屋からの東京タワーを眺めつつ、この日は本当にぐっすりと眠れました。

術後5日目
ぐっすり眠れて気持ちよかった朝。右腕や脇の痺れはあるものの、退院に向け少しずつ動かすべくリハビリがスタート。
あまり動かさないようにしてきたので、特に右脇は動かすと痺れと痛みが走ります。前に伸ばしたり、横にあげたり、思ったより可動域が狭い状態で、この日は無理せず少しずつ、自分の状態を把握する感じでした。
外も暑い日だったけど、病棟にこもっているのは私的には無理で(笑)少しでも外の空気を吸いたいし、散歩も兼ねて毎日1Fの裏庭でカフェタイムをしていました。
夕方の回診で先生に明日の朝にはドレーン(管)が取れると言っていただいたので、やっと退院の目処が立って気分的にも一安心。

術後6日目
朝起きると右腕の二の腕あたりに広がっていた痺れが限定的に♡
ドレーンを朝から抜いていただき少し身軽になって、抜いた直後は違和感と少し痛みもありましたが、リンパのマッサージと、リハビリの運動を少ししていくと、右腕の可動域は昨日より格段にUP。まだまだ無理はできないし、力を入れたりすると痛みは感じるけど、少しずつ日常の動きに近づけるように、リハビリは毎日の日課にして頑張ります。
術後の傷の経過もよく、明日の退院が決定です!
この日はマリエもお見舞いに来てくれて、色々と話しもできて気分的にもこれからのことが前向きに考えられるようになりました。
入院中の皆さんのコメントやメッセージも含めて、本当にありがたく感謝でしかありません。

術後7日目
退院の日。いつも通り6時前には起床して、朝ごはんまでに顔を洗ってメイクも軽くして、最後のラウンジまでの朝散歩を。
まだまだ腕の痺れはあるし、ピキッと痛みも走りますが、日常生活に戻って自分の生活リズムと家での行動に慣れていけるように、朝ごはん前にもリハビリ体操とリンパのマッサージをして退院の準備!朝ごはん前にはほとんど終わらせている状態でした。
母と叔母に大阪から来てもらっていて、病院までも毎日面会に来てもらい、ラテとおやつを持ってきてもらい(笑)
家に戻ってからも母たちがいてくれて、助かりました。
この歳で自分の方がこんなに迷惑をかけるのは心苦しかったけど、今は少し甘えて助けてもらって元気になって返そうと思います!
戻ってランチに大好きなバインミーを食べたり、近所へお買い物に行ったり、日常生活に戻りつつ少し仕事をしたりして、もちろんリハビリも忘れずに!無理しすぎず戻していければと思います。

入院から手術、エキスパンダーを入れることができず、少し落ち込んだり、
予想外のことや、逆に沢山の皆さんからの応援メッセージに助けられた入院生活。
東京タワービューの景色とお天気にも恵まれ、3食のごはんも残さずに食べ、おやつもしっかりと(笑)メンタル的にはそこまで落ち込むことなく、過ごすことができた9日間になりました。
家族にも、友達にも、フォロワーの皆さまにも心から”ありがとう”を伝えたくなる、自分自身のことも振り返ることができる入院生活でした。パワーをくれたみんなに感謝です♡
実は術後3日目辺りから、少しずつ忘れないように書いてきたこの日記。
私の一例ではあるけれど、今後の入院や乳がんの手術に向かわれる方達の参考になれば嬉しいです。
これから病理の結果から治療方針やこれからのこと、決めていかなければとことも、しんどいこともあると思うけど、
私の治療や気持ちの変化も #enaの乳がん日記 では綴っていければと思っています。
先生方にも看護師の皆さまにも、無事に手術を終え、退院できたことに感謝します。
Ena
2026.10.30