【東コレレポ!】Chika Kisada 2017秋冬コレクション「PHOTOGRAPHIC MEMORIES(記念写真の記憶)」
私の東コレレポートラストはChika Kisadaの2017-18秋冬コレクション。今シーズンは「PHOTOGRAPHIC MEMORIES(記念写真の記憶)」自立と引き換えに忘れてしまったもの。をテーマに展開されます。
得意とするチュール素材、そしてフリル、ギャザーなどボリューム感をデザインに反映させ、7歳の頃の少女の中にあった大人の世界への憧れ、そして今そこに生きて感じる葛藤と湧き上がる反抗心が描かれています。
花のレースやピンク。懐かしい洋服の質感。
レースやニット、大人のエレガンスへと昇華しながらも、写真を撮ると今も微かに映りこむ、子供の頃の素朴さ、粗暴さ、そしてあどけない繊細さ。
個人的に印象的だったのは、ニットやチュールでで魅せるブルーのグラデーション。
どこか大人の毒っぽさを子供の頃にもきっと感じていたんだろう。そして、またそれが憧れでもあったんだろう。なんて自分の少女時代を振り返っても見たり。
ラストのフルボリュームなチュールドレスはどこかアジアンな空気も感じさせて。
バレエダンサーとしてのルーツも十二分に詰め込まれた”Chika Kisadaらしさ”を感じることのできるコレクションでした♡
↓フィナーレはムービーで↓↓↓
■Chika Kisada