エッセイ本も発売「神山まりあ」のひとつずつ目の前の目標を叶えていく強さとファミリーのハッピーな空気

神山まりあ (Maria Kamiyama) Blog: 神山まりあ official blog / Instagram: @mariakamiyama

H 168cm / B 82cm / W 60cm / H 85cm / S 24.5cm (INCENT所属)

PHOTO_Ena Kitamura

 

・この世界に入ったきっかけを教えてください。

ー2011年のミス・ユニバースに応募したのがきっかけです。妹がミス・ユニバースの大ファンだったので存在を知ってはいたんですが、親友が前年のファイナリストになったこともあって「私もやってみようかな」って刺激を受けたんです。

 

・ミス・ユニバースに応募される前は海外にいらっしゃったんですよね?

ーハワイに2年くらい滞在していました。ハワイの前はLAに短期留学していて、「そろそろ違うことやりたいな、よし、次は海外で働いてみよう!」って。ハワイなら日本人も多いし受け入れ態勢があるので暮らしやすかったですね。

 

・語学留学に行く方はよくいらっしゃいますが海外で働くってなかなかハードル高いですよね。

ーLAに留学している時に生ぬるい訳ではなく、勉強ではなくて、それよりもレベルアップしたかったので、学校ではなくて働きました。仕事で英語を話す環境に身を置くと社内での競争心もできるし、仕事できないとすぐ解雇、ビザも下りなくなっちゃうからハングリー精神が養われたと思います。英語も一気に上達させたくてあえて厳しい環境を選んだつもりでした。働けそうな所に片っ端から電話して、アラモアナショッピングセンターの中のアメリカンイーグルスからやっとOKが出て。全部国際電話での面接だったからそれだけで大変だったな。

 

・すごく行動派な一面があるんですね。柔らかいイメージがありますが神山さんの内に秘めた強さが見えてきます。

ー恐縮です(笑)ハワイで働いていたのは21、2歳の大学生の時。大学生のうちにしかできないことをやろうと思って日本の大学を休学して渡米しました。そのままずっとハワイで暮らそうかなって思っていたんですがビザの関係で帰国したタイミングでちょうど大学を卒業して。就職試験を受けていなかったので、「日本でこれから何しよう?」って考えながらアルバイトしている時にミス・ユニバースに応募しました。とんとん拍子みたいだけど当時は両親にすごく心配をかけちゃった。「大学まで出たのにあいつプータローしてるぞ」って思ってたんじゃないかな。たいそうな親不孝者です(笑)

 

・ミス・ユニバースのファイナリストのレッスンはどういった雰囲気でしたか?

ー私すっごく負けず嫌いなので(笑)、ファイナリストに入ってから後は勝つことしか考えてなかったです。提出物や宿題が頻繁にあるんですけど、「どうやったら他のファイナリストと差がつくか」ってそればっかり考えてたな。一ヵ月に一度コーディネートを写真に撮って提出する課題があるんですが、それもみんなと差がつけたいがために自分でカメラマンにお願いしてロケしたり。それが24歳の時。人生の中で一番競争心が高くなった時期ですね。

 

・そういう気持ちがないとファイナリストに残れないですよね。

ーその時は無職だったし(笑)、目の前にある課題をとにかくどうにかしなきゃと思って。こうなったらもう勝つしかない!って気持ちでした。

 

 

・ご自身の性格とフィットしたんですね。英語力はハワイで身につけられたんですか?

ーそうですね。使えない人はすぐ解雇!っていう厳しい仕事環境だったので、必死でした。仕事中はインカムつけて店員同士がやり取りするのでヒアリング力も大事だし喋れないとコミュニケーションが取れない。アメリカって転入生がいじめられることがよくあるらしく…私も最初ターゲットになっちゃって。ロッカーの中に置いてたパーカー盗まれたり…。それで悔しくなって上達したっていうのもあるかも。

 

・今でもハワイは行きますか?

ー 一年に一回は必ず!行けるときは年に二回。ハワイに戻るとがむしゃらに頑張っていた頃の自分を思い出して、「よし、また頑張ろう!」ってリセットできるんです。空気も綺麗で環境がすごくいいので心の底からリラックスできる。それに今は息子を自然体で遊ばせてあげられるのが嬉しいですね。あっちでは野放しにさせて思いっきり遊ばせてあげたいんです。

 

・お子さんを連れてのハワイでお勧めスポットは?

ー基本的にハワイってすごく子どもにフレンドリーだから赤ちゃんでもどこでも大丈夫!ここがダメっていうところがあまりないかも。すごく高級なレストランくらいかな?ハワイはとにかく子どもも自分も自然と触れられるのが一番。マイナスイオン浴びて寿命が延びる気がします(笑)

 

・必ず行くところはありますか?

ーあります!ノースショアにある「STORTO’S DELI & SANDWICH SHOP」っていうサンドイッチ屋さん。そこはね、たぶん世界で一番おいしいサンドイッチが食べられるの。ローカルなお店なんだけど初めて行った時に感動してハワイに行く度に食べてます。まずここで美味しいサンドイッチ食べて、エネルギーを注入してから海で遊ぶ!っていうのが定番かな。

 

・ハワイには毎回どれくらい滞在されるんですか?

ー 一週間くらいかな。子どもが産まれてからは宿泊先もホテルじゃなくてコンドミニアムに泊まるようになりました。

 

・ハワイ以外の旅でも、お子さんとご一緒だと場所のセレクトや持ち物などは変わりましたか?

ー変わりましたね。荷物も多くなったし。自分の持ち物は少なくなった反面、子どものものは不安だから色々詰め込んじゃってすごい荷物になっちゃう!2泊3日の旅行でも30枚入りのおむつパック持っていったり(笑)

 

・神山さんは明るくてアクティブなイメージがありますが子どもの頃からそうでしたか?

ー小中高くらいはめちゃくちゃシャイでしたね。あがり症で、人前で喋るのが大っ嫌いな時期がありました。妹とはすごく仲良くて、今は妹が海外に行っていて不在なんですけど、それが悲しくて悲しくて。帰ってくる日を指折り数えて待っている感じ。彼氏ももちろんチェックしてますよ(笑)

 

・ご自身は客観的に見てどういう人だと思われますか?

ー常に目標は立てていたい人かな。あと、仕事と家庭は両方全力でやりたいです。基本的に楽観的でいたいけど実は心配性だしまじめ。そういう部分があるから余計に頑張っちゃうのかも。

 

・仕事もプライベートも全力とありましたが、お仕事していて好きな瞬間は?

ー撮影が大好きなんです!特にスタジオ撮影のとき。周りが暗くてピンスポット浴びての撮影って日常にない瞬間だから「フゥッ!」ってテンションあがっちゃう。プライベートは常に必死って感じかな。今はチビを追いかけるのが大変(笑)お昼ご飯食べながら「夕飯は何にしようかな~」って考えて、頭の中で次から次へ考えること、やることが出てくるって感じです。日々の雑務に追われているときと仕事に集中しているとき、二つのバランスがいいから毎日気持ちよく過ごせてると思います。

 

・オンとオフのリセットはどのようにしてますか?

ー両方が両方を担ってる感じかな。仕事をしているときは家事育児を考えないように努力して、仕事が終わったらプライベートに専念。ずっと動いてないと死んじゃう人だから、そのバランスがちょうどいいんだと思います。もっともっと動きたい!

 

PHOTO_Ena Kitamura

 

>>NEXT PAGEでは、ファミリーの事、9月7日に発売される本の事もお聞きしています!

 

 

 





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