11月14日は「世界糖尿病デー」モデル星南さん、元プロ野球選手 佐野慈紀さんと理解を深める”糖尿病xテクノロジー” by デクスコム

2025年11月14日(金)の『世界糖尿病デー2025』はご存知でしたか?
間違った理解や誰にでもなりうる病気だということ、リスク管理のために正しく知っておきたい糖尿病について、11月5日には星南さん(チャレンジャー/モデル)、佐野慈紀さん(元プロ野球選手)、糖尿病専門医の山田悟先生をむかえ、デクスコムジャパン「世界糖尿病デー2025メディアセミナー」が開催されました。

(左から)糖尿病専門医 山田悟先生、元プロ野球選手 佐野慈紀(さのしげき)さん、チャレンジャー/モデル 星南(せな)さん。

1型糖尿病(自己免疫疾患と考えられており、生活習慣とは無関係に発症)の当事者である星南さんは、18歳で突然発症。生涯にわたるインスリン補充療法が必要で、そのためには高血糖や低血糖など自身の血糖値の状態を把握するため、SMBG(穿刺による血糖自己測定)や、CGM(持続血糖測定)が必要不可欠だと言います。

穿刺の負担と記録の煩雑さが課題となっているSMBG(血糖自己測定)から、「Dexcom(デクスコム) G7」のようなCGM(持続血糖測定)への移行は、血糖変動を見える化し、安心感と行動変容を促しながら、生活と治療の両立を支える新たな選択肢に。ただ日本ではインスリン補充療法を受けている方のみの保険時用、医療現場からの推奨も進んでおらず、今後のCGMの認知・利用の広がりが期待されています。

2型糖尿病(遺伝や生活習慣により、インスリンの分泌不足やインスリン抵抗性によって血糖値が慢性的に高くなる)で右腕切断を経験し、啓発活動を行う佐野慈紀さんは、日頃の健康診断の大切さを知ってほしいとコメント。血糖値の数値が高めなことを知った時も、体重を落としたりなど、自身の対策で数値も落ち着き、大丈夫だと過信していたと言います。
CGM(持続血糖測定)に切り替え、特に夜の就寝時の低血糖リスクの不安から解消されたのだとか。

現在、慢性的な栄養不足が原因で発症する5型糖尿病も広がってきている糖尿病。肥満や不摂生からなどではなく、痩せ型の方もなりうる病気だと山田悟先生は語ります。カロリーを抑える腹8分目などの対策より、ご飯半分に、お肉やお魚、野菜などをお腹いっぱい食べ、お酒なども嗜む程度にいただき、糖質カットを意識した食事で、美味しく食事を楽しみながら血糖値コントロールすることが効果的だとコメント。

今回お話しを色々と聞かせていただき、身近な病気としても認識しておきたいと思った糖尿病。自分自身の血糖値を知り、リスクを未然に防ぐ意味でも、健康管理の一環として、CGM(持続血糖測定)が日本でも広く広がることを願っています。
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