ポートランド発ヴィーガンフレグランス「イマジナリー・オーサーズ」《架空の小説家たち》が日本初上陸調香界の才人ジョシュ・メイヤーが掲げる最も”フェアな香り”

ポートランド発のヴィーガンフレグランス「Imaginary Authors(イマジナリー・オーサーズ)」《架空の小説家たち》は、10月31日、日本初上陸。量生産香水の代替品として、新進気鋭のニュアンスの強い独立系や芸術と創造性を重視したブランドを総称した「ニッチフレグランス」。その主潮となり成長を急速に進展させた市場アメリカにて、イマジナリー・オーサーズは2012年に誕生した。12年の時を経て、ついに日本に初上陸する。CIBONEやRed, Gold & Greenなどで販売を開始し、全18種類に及ぶオードパルファンを展開。Red, Gold & Greenでは50mLに加え、エクスクルーシブで14mLの発売をオンラインブティックでおこなわれる。

創設者であり調⾹師のJosh Meyer(ジョシュ・メイヤー)による斬新なアイディアは、全ての⾹⽔に架空の⼩説家とその⼩説家が書いた⼩説作品が設定されていること。⾹⽔瓶に注がれたイマジナリー・オーサーズのフレグランスは、どれもエキサイティングな捻りの利いた物語のレイヤーでそれは優れた⼩説のように、⽇常的な体験とは異なったその先にある超越的なフレグランス体験を呼び起こす。その設定の細かさもさることながら、パッケージはBOOKデザイン、ムエットは⼩説の栞になっている拘りよう。書籍のようなの箱の中に、50mlのオードパルファンと共に2mlの異なる⾹りのサンプルを添えて、次の⾹り(物語)を提案している。

オーストリア・アルプスの⼈⾥離れた⼩屋で隠遁⽣活を送っていた⼩説家チョンファ・ルリの復帰を記念することになった「フォックス・イン・ザ・フラワーベッド」はこの謎めいた隠遁作家を追跡した学⽣たちによって⽇の⽬を⾒ることになったおとぎ話集。たっぷりと摘んだジャスミンとチューリップのブッシェルからあふれる花蜜の濃厚なアロマをピンクペッパーコーンとフランキンセンスのタッチで印象つけ、アルプスの⼤⾃然から育まれた万能な⾹り。

1982年に出版された「イン・ラブ・ウィズ・エブリシング」は『特捜刑事マイアミ・バイス』(アメリカのNBCが放映した警察の組織犯罪局の活躍を描いたテレビシリーズ)以前のフロリダでのセックス、ドラッグ、退廃を描いたものでパーティーを続けるために何かを求めてナイトクラブ、ローラーディスコ、サウスビーチの怪しげなバーを巡る10代の少⼥たちの不良グループを追尾した衝撃的なドキュメンタリー⼩説。ジェンダーレスな⾹⽔のもつ⾼い汎⽤性で、⼀⽇のどの時間にも、⼀年のどの季節にもぴったり。

ブルース発祥の地ミシシッピ州クラークスデールの秘密へようこそ。⼈⾥離れた郊外に荒れ果てた教会があった。そこは、綿花畑での過酷な労働のあとに⿊⼈労働者たちが仲間と集まり、密造酒を飲み、社交し、ダンスで悩みを忘れることができたジュークジョイント。この荒れ果てた酒場を「セイント・ジュレップ」と呼び、盗んだネオンサインや電飾で輝く教会の内部でジュークボックスの雰囲気に⾝を任せ、いつも笑顔で、⽢いミントの独特の⾹りに救われていた。軽いバーボンのボディに清涼感のあるミントリーフと砂糖、そしてほのかなサザンマグノリアの⾹りで引き⽴てた南部の暑さの中で飲むミント・ジュレップのよう。伝説のジュークジョイントにタイムトリップしたかのように、気分を⾼めてくれる。

ポートランド発ヴィーガンフレグランス「イマジナリー・オーサーズ」で、あなた好みの香りを見つけてみては。