加森観光とNOT A HOTELが共同開発。国際的建築デザイン事務所スノヘッタが手掛ける1棟のヴィラ「NOT A HOTEL RUSUTSU」がルスツリゾートスキー場山頂に誕生
北海道のルスツリゾートを所有運営する加森観光とNOT A HOTELは、北海道のルスツリゾートにて「NOT A HOTEL RUSUTSU」を共同開発。「NOT A HOTEL RUSUTSU」は、国際的に活躍するノルウェー設立の建築デザイン事務所Snohetta(スノヘッタ)が手掛けている。新千歳空港や札幌からわずか90分、羊蹄山の麓に抱かれた本格リゾートであるルスツリゾートのスキー場山頂に1棟のヴィラが誕生する。
「NOT A HOTEL RUSUTSU」のデザインは天文学の「天頂」という概念からインスピレーションを得ている。天頂とは、空を見上げたときに真上にある点のこと。この概念を建築に取り入れることで人々の目線や意識を上へ向けさせ、人間の体験を高める空間の創造に変換している。
「NOT A HOTEL RUSUTSU」はルスツリゾートスキー場のウエストマウンテン山頂に誕生する。ルスツリゾートは、支笏洞爺国立公園に囲まれた、加森観光が所有・運営する日本最大級のオールシーズンリゾート。ルスツリゾートは 「旅行業界のオスカー」と評されるワールド・スキー・アワードにて、日本国内最多受賞を誇っている。3つの山に37コース、総滑走距離42km(1,378エーカー)、4つのゴンドラと14のリフトを所有し、平均年間降雪量は14m(45フィート)と、良質なパウダースノーが降り積もる。ゲレンデの美しい森林風景や洞爺湖・羊蹄山などの雄大な景色が魅力となっており、犬ぞりやスノーモービルなどのスノーアクティビティも豊富。
スノヘッタは、建築、ランドスケープ、インテリア、アート、プロダクト、グラフィック、デジタルデザインなど複数の専門分野を時には結びつけ、横断的に実践してきた。1987年に発表された国連のブルントラント委員会による持続可能性に関する報告書に影響を受け、1989年にノルウェーで設立された当初から、環境と文化に配慮したアプローチを基本理念としている。設計事務所として最初の大規模プロジェクトは、エジプト・アレクサンドリアの古代図書館を”現代に蘇らせる”ことを目指した1989年「アレクサンドリア図書館」。その後、オスロの「ノルウェー国立オペラ・バレエ」やニューヨークの「9.11メモリアル博物館パビリオン」など、世界中で様々な規模のプロジェクトを手掛けてきた。現在、スノヘッタは40カ国以上から集まった350名以上のスタッフを擁し、オスロ、ニューヨーク、サンフランシスコ、インスブルック、パリ、アデレード、メルボルン、香港、深センの9つの拠点を展開している。
ルスツリゾートの山頂に誕生する「NOT A HOTEL RUSUTSU」のオープンを楽しみにしていて。
■NOT A HOTEL RUSUTSU
2025年冬の販売開始予定