FENDI WOMENSWEAR AUTUMN/WINTER 2024-25 COLLECTION
ウギやアン・ユジン、川口春奈など世界各国のブランドアンバサダーが来場
Yuqi
FENDI(フェンディ) 2024-25年秋冬 ウィメンズコレクション。会場には、Yuqi(ウギ)、Yu Jin An(アン・ユジン)、IZA(イザ)、日本からはジャパンブランドアンバサダーを務める川口春奈が特別に参加し、世界各国のブランドアンバサダーが ショーに駆け付けた。さらにテレビドラマシリーズ「キャンディ:隠された狂気(原題:Candy)」で注目を集め、数々の賞にノミネートされたJessica Biel(ジェシカ・ビール)や、シンガーソングライターのAitana(アイタナ)など各界の豪華ゲストがコレクションの発表を祝福した。
実用的で贅沢、シンプルで劇的、サロンとストリート、都市と田舎。本コレクションでは、それぞれの要素が重なり伝統と破壊が融合した英国的なスタイルが、ローマ的なスタイルと結びついる。同時に、これらの衣服を身につける女性たちにとって、それは“ただ何かである”ことではなく、“何かをする”ということが基本になっている。この最新コレクションを通して、キム・ジョーンズは、ロンドン風の無頓着さがローマ的な自由に出会い、“実用性”が“意思表示”に変わっていくような着こなしやすさを探求している。この場での贅沢さとは、衣服とアクセサリーが着用者に自己表現をするための豊かな快適さと強い自信を与える点にある。実用的でありながら遊び心もある、フェンディならではの二面性がコレクション全体に息づいている。
厳格なテーラリングに始まり、丸みを帯びたシルエットに波状ラインの渋さが取りこまれたフェミニンな感性は、リッチに引き締まったウールの精密さによってもたらされている。レイヤードスタイルのウールコートは、ゆるく結ばれ、ベルトで留められ、ローブの表現が広がっている。ニットウェアはシルクのリブを使ったなめらかなセカンドスキンとして現れることもあり、アラン編みやガンジーセーターのようにまさに英国の伝統スタイルを用いた、ホームスパン(手織り)のような介入がなされていることもある。
メゾンの創業時まで遡り、繰り返されるコードとモチーフを通して、フェンディの過去が現在として蘇るす。2025年の創業100周年を前に、「セレリア」が現在と過去を結び、衣類やレザー製品のモチーフとして現れている。ローマの一流馬具職人のインスピレーションとクリエイションから生まれた「セレリア」は、コレクションを圧倒するレザーの乗馬ブーツとして登場。また、Salvador Dalí(サルバドール・ダリ)がロゴを描き、「FF」ロゴラッピングと一体化した「チュッパチャプス」のロリポップホルダー、さらには、ジュエリー部門アーティスティック ディレクターDelfina Delettrez Fendi(デルフィナ・デレトレズ・フェンディ)のデザインでもその姿を見ることができる。金属糸の金具がレザーのバングルに縫いつけられ、巨大なレザーとメタルのチェーンにも反映されている。
アクセサリーおよびメンズウェア部門のアーティスティック ディレクター、シルヴィア・フェンディによるレザーグッズは過去のスタイルが解体され、柔らかい構造で再構成されている。装飾を避け、触感と実用性を追求し、豊かで自然な色合いの豪華なレザーが、「ピーカブー」、「バゲット」、「バイ ザ ウェイ」バッグの主役を務めている。
Yu Jin An
IZA
川口春奈
Jessica Biel
■FENDI
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