GANNI FALL/WINTER 2024 COLLECTION「COPENHAGEN NOSTALGIA」エレベーションの証であり、これまでで最も洗練されたコレクションの1つ

GANNI(ガニー)2024年秋冬コレクション「COPENHAGEN NOSTALGIA」は、お馴染みのコペンハーゲン・ファッション・ウィークのショーとはまた違う形態にて発表した。10年間ショーを続けてきたGANNIにとって、この変化は簡単に決断できるものではなかったが、Ditteとチームはファッションと才能の未来を育成するという揺るぎないコミットメントを反映し、未来を見据えるという共通の想いがあった。スカンジナビアの才能ある次世代にスポットライトを当て、エンパワーメントに取り組んでいる。コペンハーゲン・ファッション・ウィークのNEWTALENTプログラムとのコラボレーションにより、GANNIはファッション・ウィーク期間中に一般公開されるエキシビション「FUTURE, TALENT, FABRICS」展をオープンした。

本コレクションは、エレベーションの証であり、これまでで最も洗練されたコレクションの1つ。リッチなコニャック、ビターチョコレートブラウン、ネイビー、グレーの色調に、鮮やかなオレンジ、メタリックカッパー、ピンクがアクセントを添えている。DitteとGANNIチームは、テクニックとテクスチャーを試しながら、クリエイティビティとコントラストの新たな領域を探求した結果、ほつれた刺繍糸のディテールときらめく霜降りニットを組み合わせ、意図されたファブリケーションの要素を追求したニットウェアが誕生した。質感、伝統、革新の融合。アウターは、機能的なベルト付きトレンチコートとまた実用的なトレンチコートが今シーズンの目玉となっている。

プレッピーシックは再定義され、ストライプのミニプリーツスカートをパンツにレイヤードし、ポロシャツやラグビーシャツスタイルのニットやハーレクインのディテールと合わせている。チャンキープラットフォームのローファーが、洗練されたバック・トゥ・ワークの雰囲気を醸し出している。今シーズンのドレスは、60年代のミニドレスからインスピレーションを得て、GANNIのエプロンドレスシルエットが新たにアップデート。このドレスは、重厚なブラックサテンとリッチなクリームテクスチャーのほか、フェイククロコとコニャックコーティングのデニム生地で展開される。またリサイクルレザー使用、ユニークなトリオ構造、GANNIバタフライのシグネチャーロゴをあしらった新しいアイコンバッグ、Apo-Gバッグが登場。”APO”はAPOLLOを省略したもので、希少な蝶とGANNIにとって思い出深いパーティーを開いたコペンハーゲンの名高いバー”Apollo(アポロ)”に由来している。

GANNIは、Renewcell社のCIRCULOSE®や、バイオベースの代替素材であるOleatexなど、GANNIのFabrics of The Futureプログラムの一環として、革新的な素材に焦点を当て続けている。今回のコレクションでは、Polybion社のCelium™という新しい代替素材をアクセサリー全体に導入している。このプログラムは、GANNIが2027年までに炭素排出量を50%削減するという目標に近づくために、先駆的なスタートアップ企業を通じて、革新的な素材を使用してカーボンフットプリントを削減するというコミットメントを示すもの。GANNI䛿2025年までに、コレクション素材の10%を「Fabrics of The Future」プログラムから調達することを目指している。

Photo by Ellen Fedors / Models Hakima Athuai & Marjan Jonkman

 

■GANNI

https://www.ganni.com/



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