長崎・波佐見を生産拠点とする”HASAMI PORCELAIN”が新たな章の始まりとして新作「Grey Collection」を発売 見慣れたフォルムをシャープなコレクションへと進化

長崎・波佐見を生産拠点とするHASAMI PORCELAIN(ハサミポーセリン)は、新たな章の始まりとして新作「Grey Collection」を、「3 days of design」(コペンハーゲン/デンマーク)、「Shoppe Object」(ニューヨーク/USA)でのグローバルリリースに続き、10月18日より日本でも発売をスタート。11月頭には、北青山のジュエリーブランドのギャラリーでのPOP UP STOREも予定している。今年、HASAMI PORCELAINは、日本での販売開始から10周年を迎えた。「Original Collection」をゆっくりと成長させ、世界23か国で販売するグローバルブランドとして活動を続けている。素材から取り組みなおした新作「Grey Collection」は、シンプルで機能的なデザイン構成はそのままに、Originalの半磁器からGreyでは磁器へと原料を変え、カラーパレットをグレーに統一。質感のコントラストやディテールに変化をつけ、見慣れたフォルムをシャープなコレクションへと進化させた。新しいニュートラルカラーとも言えるグレーを、食卓や暮らしのシーンで際立たせていく。白い磁器の原料に黒色を練り込むことで生まれた、クリーンなグレートーン。コンクリートのように硬質な表情を持つ磁器が生まれた。内側は、アッシュホワイトかダークグレーの釉薬でコーティングしており、つるりと滑らかな艶が、色、テクスチャーの両面で外側のマットグレーとの美しいコントラストを見せている。内側は、釉薬でコーティングされた滑らかな表面に加え、垂直なリムの立ち上がりにできるだけまるみをもたせている。表面は金属のカトラリーでも引っかかりがなく、立ち上がりのカーブにより食材を口に運びやすくなった。より幅広く、様々な食事のシーンに合うように。細部が伝える機能の洗練となっている。HASAMI PORCELAINを特徴づける5種類の直径モジュールはそのままに、プレートの高さをOriginal Collectionの半分に設計している。フォルムもウェイトも軽やかになり、実際に軽さが感じられる上、重ねればボリュームが抑えられ、省スペースに。Original Collectionともスタッキングでき、混在しても違和感がない。新作コレクションに寄り添うのは、リッチライト素材でつくられたトレー。リッチライトは、上質な再生紙に熱硬化性樹脂を染み込ませてつくられる素材で、汚れや水に強く衛生的、耐久性がありながら、紙が持つ自然な質感を失わない。ブラックとダークブラウンが、シックにコレクションを引き立ててくれる。HASAMI PORCELAINは、篠本拓宏氏をディレクターに迎え、2013年に日本国内の販売をスタート。直線的なフォルム、オーガニックな質感、用途を選ばないデザイン。日本の伝統的な重箱からインスピレーションを得て、サイズモジュールを統一したプロダクトは、スタッキングでき、効率的に保管できるばかりか、その姿が佇まいを生む。スタイルはシンプリシティを極めながら、用途は食卓を超えてあらゆる暮らしのシーンへと多様に広がる。様々な職人の手を経て、最終的には、一つひとつ手作業で刻印が施されて、表情はかすかに異なる、一つだけの個性が完成する。HASAMI PORCELAINの新作「Grey Collection」を、あなたの食卓に迎えてみては。

photo:Maya Matsuura

■HASAMI PORCELAIN「Grey Collection」

2023年10月18日(水)発売

https://hasami-porcelain.com/



CONTENTS