TORY BURCH SPRING/SUMMER 2024 COLLECTION 着用されることにより命が吹き込まれ、生活の中で軽快で楽観的な感覚が得られるようなデザインに #TORYBURCHSS24
TORY BURCH(トリー バーチ)2024年春夏コレクション。「私たちは、混沌とした世の中において、今改めてエフォートレスの意味について考え、自身の心を開放する服と結論づけた。2024年春夏コレクションでは、モジュールによるテイラーリング、羽のように軽い素材、かさ張ることなくボリュームを構築するダイナミックなレイヤーが特徴となっている。シグネチャーである要素を進化させて、マイクロミニの女神のようなドレスといった新しい形に挑戦した。彫刻的なブレザーやUネックのチュニックは、ヒップにフィットするハンドバッグ、顔を包み込むようなサングラス、丸みを帯びたエッジで構成されたシューズといったアクセサリーにみられる空気力学的なカーブと呼応している。今回のコレクションは、着用されることによって命が吹き込まれ、生活する中で軽快で楽観的な感覚を得られるようにデザインしている。」とトリー・バーチは話している。クリーンで控えめなシルエットは工夫を凝らしたディテールによって一変する。カーブを描いたブレザーやチュニックは、袖に切れ込みを入れてほんの少し肌を見せることで、優雅な動きを可能にしている。女神のようなドレスとスカートは、自然なフォルムというよりはドレープとツイストによって誇張されている。歴史的に女性の身体を制限してきたドレスの骨組みであるクリノリンのようなピースを再構築した。しなやかなワイヤー入りのニットは軽量化され、ストレッチを効かせることで、さまざまな着方を可能にしている。エアリーなオーガンザ、ナイロンタフタ、クロシェ、ジャージー、ボンディングしたネオプレーン、ストレッチの効いたクレープ、きらめくジャージーといった素材を使用し、ほとんど重さを感じさせないようにデザインされている。エメラルド、ネイビー、ブラック、涼し気なグレーとベージュといった穏やかなパレットで始まり、ほぼすべてのルックで、モノクロや同系色の落ち着いた色合いを採用。オプティック・ホワイト、カーネーション、レモンが直観的に加えられてポジティブなエネルギーを生み出している。メッシュのオーバーレイには、花の雄しべをイメージした小さなフィラメントがちりばめられている。コートやオーガンザのカフタンには、シルバーのベルがあしらわれており、動くたびに優しく鳴り響きながら、瞑想へと導くかのように癒してくれる。人工工学に基づいたラインを取り入れることで、生活を合理化するようなアクセサリーを展開しており、2014年からブランドのアイコンとなっているシグネチャーのハンドバッグ”フレミング”がミノディエールとしてランウェイデビューした。今シーズンのフットウェアは、フラットやローヒールが多く、現代の女性の着こなしを反映している。中央をカットアウトしたドーム型のイヤリングとカフは身体のラインに沿って着用され、ゴールド、シルバー、エアロダイナミックなレーシングカーから着想を得た鮮やかなエナメルでつくられている。顔全体を包み込むスポーティーなサングラスや牛をモチーフにしたイヤリングとネックレスがユーモアを添えており、‘無償で牛乳をもらえるのに、なぜ人は牛を買うのか？’という逆行の表現を覆す意味が込められている。
Suki Waterhouse
Aya Ōmasa
Syn Yi
Naomi Watts
Madelaine Petsch
■TORY BURCH