BALLY AUTUMUN/WINTER 2023 COLLECTION「PERSISTENCE OF TIME(時間の持続性)」セクシーで華麗、そして力強い素材とクラフトマンシップにフォーカス

BALLY(バリー)2023年秋冬コレクション「PERSISTENCE OF TIME(時間の持続性)」。Rhuigi Villaseñor(ルイージ・ビラセノール)は、「このコレクションの核となるのは、Ballyの豊かな歴史と伝統であり、私はそれを試しながら独自の表現を加えました。コレクションはセクシーで華麗、そして力強い素材とクラフトマンシップにフォーカスしています。」と話している。本コレクションのショーは、壮大で、シネマの魅惑を彷彿させるものとなった。モデルが観客と響き合い、映画の一部を切り取ったような陰りのある場面を最新コレクションが駆け抜ける中、感性が刺激される。ルイージ・ビラセノールは、バリーでの自身のデビューコレクションで開始した対話を今シーズンも継続。問いかけを促し強い意志に応える形で展開する対話から生まれるのは、永久に続くスイスのエレガンスと現代的なラグジュアリーとの融合。タイミング良く生じる自身の直感を信じてビラセノールが創り上げた今回のコレクションは、不完全さの中に宿る親密さを追求し、夢の実現に挑んだ結果を表現するものとなっている。本コレクションでは、ビラセノールがバリーにもたらした力強い魅力が進化し、ビラセノールのロサンゼルスとの繋がりと、ハリウッド映画の定番イメージを披露。過去に敬意を払う一方で未来を創る過程にあるデザイナーとして、ビラセノールのアプローチは瞬間を切り取るのではなく、映画の完全版を目指している。高級感溢れるレザー、メタリック、ニットウェアを通して、メンズウェアとウィメンズウェアの全般に、力強さとセンシュアリティの二面性が表現され、レースの紐使いが日常のあらゆる場面でドラマチックな感覚を高めている。上質な仕立てで起業家精神を想起させるテーラードスーツからは野心的な雰囲気が醸し出されるが、これと同じニュアンスが、銀幕のスターが放つ時代を超越した最高の魅力からヒントを得てデザインされた美しいアフタースキーウェアにも見られている。存在感のあるアウターウェアとしては、オーバーサイズのフェイクファーコートや昔ながらのダイヤモンド型のキルティングが目を引くダウンウェアが登場。豪華なワードローブを完成させるハンドバッグ、フットウェア、ジュエリーは、主役を引き立てると同時に注目を集める存在となっている。ウィメンズ向けバッグTilt及びメンズ向けトートバッグArkleは、コレクションに登場するサイハイブーツやアンクルブーツと同様に、あらゆる場面に対応する万能性を誇る。ジュエリーは大胆かつ独創的で、装飾品としても自信を表明するための小道具としても一役買っている。コレクション全般に散見されるロゴマニアのグラフィズムは、伝統とブランドの新しい姿勢との衝突を堂々と表現するものとなっており、バリーのエンブレムと共に祝福され、ブランドの新しい時代を尊重し、強化する役割を果たしている。ショーの会場となったのは、レオナルド・ダ・ヴィンチが「最後の晩餐」を描いた際の住居であり、高名なイタリアの建築家、ピエロ・ポルタルッピの作品が残る邸宅、Casa degli Atellani。既知感と斬新さが交わる情景の中、ヨーロッパの伝統と現代が出会う今回のコレクション。そこにグラミー賞受賞歴のある比類なきミュージシャン、マイク・ディーンの楽曲が生み出すサウンドスケープが加わることで、ゲストの感性により深く響くショーが実現した。

PRODUCTION:EYESIGHT
MUSIC:MIKE DEAN
CASTING:LIZ GOLDSON
HAIR:JIMMY PAUL
MAKE-UP:DIANE KENDAL
NAILS:ERI NARITA
SPONSOR HAIR:WELLA
SPONSOR MAKE-UP:BOBBI BROWN

 

■BALLY

www.bally.jp



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