PRADAが2023年春夏広告キャンペーンとニコラス・ウィンディング・レフンによる映画「TOUCH OF CRUDE」を発表 グィネヴィア・ヴァン・シーナスやチョン・ジェヒョンらが登場
PRADA(プラダ)は、2023年春夏広告キャンペーン「TOUCH OF CRUDE」とニコラス・ウィンディング・レフンによる映画を発表。プラダのキャラクター、ストーリー、生活。2023年春夏広告キャンペーンでは、ミウッチャ・プラダとラフ・シモンズが手掛けたレディス・メンズコレクションを、様々な角度から見た人間らしさ、ペルソナの様々な面、現実の残像を映し出すストーリーの連続し、広がり続ける謎めいた断片的な映像を通して紹介している。複雑に絡み合い、並行し、矛盾する感情の視点が交錯する。2023年春夏レディスファッションショーでは、映画監督ニコラス・ウィンディング ・レフン(NWR)とコラボレーションし、ショー会場の中に没入感溢れるセットを作り上げた。今回のコラボレーションは、NWRがメガホンを取り、女性たちの人生と流動的な現代の女性像を描いた特別制作の短編映画『Touch of Crude』を中心としている。一人の女性が新居に引っ越すと、謎の存在「ブラックボックス」が訪れ、その覗き穴を覗き込むと様々な世界が広がり、それぞれ異なる女性の視点で映されている。昨年10月のリヨン・リュミエール映画祭と 11月のジュネーブ国際映画祭とストックホルム映画祭でプレミア上映され、さらにprada.comとプラダの公式SNSチャンネル、そして今年の1月11日と12日にミラノのプラダ財団内にある「シネマ」にて公開された。本キャンペーンでは、今回のコラボレーションによる交流を深め、映画撮影の技法を活用したファッション撮影を行い、プラダならではのクリエイティブ思想の融合を追求。デビッド・シムズが撮影した写真は、ハリウッドやヨーロッパの名作映画の特徴を参考にし、錯綜するストーリーを切り取った窓枠として、目に見えない物語と未知の筋書きを垣間見せ、様々な視点の間、様々な人生の中で高まる緊張感を演出している。今キャンペーンには、モデルのグィネヴィア・ヴァン・シーナスとレイチェル・ウィリアムズ、俳優のヴァンサン・カッセル、チョン・ジェヒョン、ルイス・パートリッジ、ハンター・シェイファー、レティーシャ・ライトが登場。ありのままのモデル・俳優たちが他者性を体現し、キャンペーンでは多元性が複雑さを増し、多種多様な本質を表現している。「Crude(粗さ)」は、簡素さ、率直さ、純粋さの意を含み、矛盾を生む。その「Touch(手触り)」が、内面の想起、事実の印象、人生の名残など、映画における現実の投影のように、殺風景なセットに表れている。PRADAの2023年春夏広告キャンペーンとニコラス・ウィンディング・レフンによる映画「TOUCH OF CRUDE」を、お見逃しなく!
写真:デビッド・シムズ / タレント:ヴァンサン・カッセル、チョン・ジェヒョン、ルイス・パートリッジ、ハンター・シェイファー、
レティーシャ・ライト、グィネヴィア・ヴァン・シーナス、レイチェル・ウィリアムズ / クリエイティブディレクション:フェルディナンド・ヴェルデーリ
脚本・監督:ニコラス・ウィンディング・レフン(NWR) / 衣装:プラダ / 出演:ローラ・コーフィックセン、リヴ・コーフィックセン、リジーロウ・コーフィックセン / 撮影監督:マグヌス・ヨンク / 編集:マシュー・ニューマン / 音楽:クリフ・マルティネス
■PRADA「TOUCH OF CRUDE」