木と自然と家族を心から愛した木匠「ジョージ・ナカシマ没後30年企画展」をLICHTにて開催 ナカシマが1944年にデザインしたグラスシートチェアのスペシャルエディションモデルを限定受注販売

ENKEL主宰の水澗航キュレーションによる「ジョージ・ナカシマ没後30年企画展」を、7月24日から8月1日まで、デザインギャラリーLICHT(リヒト)にて開催。ナカシマが1944年にデザインした”グラスシートチェア”のスペシャルエディションモデルを限定受注販売。木と自然と家族を心から愛した木匠ジョージ・ナカシマ。1990年に亡くなった後も、娘のミラ・ナカシマが引き継いだ米国ニューホープの工房、そして香川県高松の桜製作所の2ヶ所でナカシマの家具は作り続けられている。今回、没後30年にあたり、ナカシマがインドの国立デザイン研究所(NID)にデザインを提供し、60年代後半~70年代にかけてインドで生産された家具の一つ、ローズウッドのグラスシートチェアを特別に桜製作所が復刻。ナカシマは木工家具作家のパイオニアとして、アメリカでは1952年建築学会のゴールドメダルを受賞するなど早くから認められ、スミソニアン博物館、シカゴ美術館などに彼の家具が展示されている。1986年にはメトロポリタン美術館・ジャパンギャラリーの一室の家具をすべてひとりで製作。日本では国立工芸館、栗林公園商工奨励館などにも所蔵されており、昨今では世界を代表するデザイナー、クリエーターの自室やアトリエにも置かれ、時代、国を超え愛され続けている。今回、LICHTの洗練された空間とジョージ・ナカシマの家具が競演。特別モデルのグラスシートチェアに併せて他の作品も並ぶ貴重な機会となっている。桜製作所/代表取締役の永見宏介氏は、「インド、アーメダバードにある国立デザイン研究所は、チャールズ & レイ・イームズの推薦によるフォード財団とサラバイ家の支援のもと1961年、インド政府によって設立。1964年、来日したナカシマは帰国の途中ここを訪れ、2週間滞在してデザインの指導を始めます。そうして1965年から72年までの僅かな期間でしたが、幾つかのナカシマデザインによる家具がインドで製作されました。半世紀を経てこのたびその中のひとつ”グラスシートチェア”を当時と同じインド産ローズウッドで復刻。ただ、この材は希少なもので、入手がとても困難なために限定製作となりますことをご容赦ください。」と話している。LICHTにて開催の「ジョージ・ナカシマ没後30年企画展」で、ナカシマの家具とその魅力を体感してみてはいかが。

Photo & Styling / Mitsuo Suma(LICHT gallery)

Photo / YUJI TAKEUCHI(BALLPARK)

■ジョージ・ナカシマ没後30年企画展

2021年7月24日(土)~8月1日(日)開催 / 13:00~18:00 ※会期中は毎日営業 / 会場:LICHT(東京都目黒区青葉台3-18-10 2F) TEL 03-6452-5840

www.licht-gallery.com