Vivienne Westwood 2018 S/S Collection「We are Motherfucker」ハート、ダイヤ、クローバー、スペード 4つのシンボルに自由な世界を表現
Vivienne Westwood(ヴィヴィアン・ウエストウッド)の2018春夏コレクションは「We are Motherfucker」をスローガンに、ハート、ダイヤ、クローバー、スペード、4つのシンボルに自由な世界を表現。「ハート」愛、自由な世界&IOU、「ダイヤ」欲、腐敗、プロパガンダ、「クローバー」戦争、「スペード」シェルやモンサントなど地球を凌辱する巨大企業。各モデルのメイクにはこの4つのシンボルが表現されている。私たちが毎週1枚ずつ公開しているトランプのカード。スペードのエースから始めよう。全ては関連していて、サッカーカードのように集めてもよいし、また行動計画や測量図にしてもよい。点と点が繋がり全体像が見えた時、自由な世界を勝ち取ることができる。その第一歩は、グリーンエナジー供給会社に切り替えること。4つのシンボル全てを使ったのは、ナチュラルなホワイト地のRainforest(熱帯雨林)プリント。小さなブラックの円が動物の斑点のように見えるが、この円は×10を繰り返して果てしなく増えるお金のゼロを意味している。このゼロ少しで熱帯雨林を保護できるのに、世界的なインフレによって日々何十億が消えている。ブラックの文字で表現したグラフィックプリントにも同じメッセージを。これらの基本ルックに別のアイテムを加える。ファッションテーマはなく、ただ半裸。一番セクシーなドレスはネットTシャツに重ねて世界最年長者が着るにふさわしい。ドレスにはトナカイを追って大地を横断する狩りの集団が描かれ、Cave(洞窟)プリントが施されている。私たちは独自の進化を生き残れるだろうか。慌てないで。‘よく選び、必要なものだけを買い、長持ちさせること’。