CO|TE 2017-18 A/W Collection ロマンティックで明るいコレクションと夜の庭園を思わせるような妖艶な雰囲気
ロマンティックで明るいコレクションと、夜の庭園を思わせるような妖艶な雰囲気、CO|TE(コート)の2017-18年秋冬コレクションは、ベルサイユ宮殿を代表とするロココ調の庭園が見せる2つの異なる姿にインスピレーションを受け、誕生。まずは、クリームカラーやホワイトと鮮やかな花柄、ゴールドのアクセントが美しい、日中のベルサイユ宮殿のような華やかなアイテムが登場します。ジャージーやジャカードといった温かみのある素材を用い、ボリュームのあるフリルによってフェミニンな仕上がりに。敢えて丈の長いドレスを作り、レースにはドレープを配することにより、エレガントで女性らしい、柔らかなシルエットを実現。一方で、ラメ入りの生地、大ぶりの花柄を大胆に配した、夜の庭園を彷彿させるアイテムが顔を出します。光り輝くラメ入りの生地は、パーティーや舞踏会といった宮殿で行われる怪しげで華やかな遊びへと誘うよう。さらに、要所に登場するマスキュリンな要素が、コレクション全体を引き締めています。ウォッシュ加工やダメージが施されたデニム、男性的なシャツを思わせるストライプ、ミリタリー調のカーキ・カモフラージュのアイテムが、レースやフリルによってフェミニンなアイテムへと再構築。ポップな文字をあしらったTシャツは、アイロニックな遊び心を表現し、ともすれば厳かで硬い印象になりがちな、中近世ヨーロッパ庭園のモチーフを和らげています。特徴的なアームバンドや小物は、コーディネートをさらに完璧なものにするでしょう。