スペイン コスチュームジュエリーブランド「UNOde50」20年の歴史を紐解くマドリードへの旅 #20yearsUNOde50

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2016年、ブランド設立から20周年を迎えたスペイン発のジュエリーブランド「UNOde50(ウノ・デ・シンクエンタ)」。今回、私達RETOY’Sは、20年の歴史とUNOde50ハンドメイドジュエリーの秘密を探るべく、デザインから仕上げまで全ての工程が行なわれているスペイン・マドリードへと向かいました。工場やショップはもちろん、創始者で今でもUNOde50のクリエイティブ・デザイナーでもあるプレジデントJose Azulay氏にもインタビュー。そして今回お伺いしたもうひとつの目的は、20周年を記念して行なわれるパーティー。築100年以上の小さなお城のような建物の中には「#livinghistory」をテーマとし、UNOde50の歴史が詰め込まれた世界観に20周年を記念した、1996年から2016年までのスペシャルピースのディスプレイが。1年ごとにセレクトされたスペシャルなジュエリーは、20周年記念コレクションとして9月頃に発売が決定しています。後半、夜のパーティータイムには、このジュエリーたちがまた違った表情を魅せてくれているのですが!まずは20周年記念アーカイブコレクションと、UNOde50ハンドメイドジュエリーの魅力をたっぷりとご堪能下さい。

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こちらは記念すべき20周年”2016年”のピース。

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UNOde50 20年分のアーカイブコレクションには”1996-2016 20 AÑOS”と刻印されています。

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20年分のアーカイブコレクションにはUNOde50の歴史はもちろん、それぞれの年におこった時代的背景も織り込まれています。

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会場全ての装飾がUNOde50の世界観。

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よりグローバルな展開となって、スペインからヨーロッパやアメリカ、そして日本などへと広がって行くなかで、クリスタルやカラーストーンのアイテムが登場しています。

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2010年には初めて時計のコレクションをお披露目。時計のコレクターでもあるアートディレクター兼、社長の強い意志だったのかも。

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後半へとなるにつれ、トレンドを追う事のないブランドの独自性に、プラスされはじめたデザイン性とファッションのトレンド感。次の社長インタビューではこの真相も聞いてみました。

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UNOde50創始者、プレジデント、そしてクリエイティブ・デザイナーでもあるJose Azulay氏。

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「UNOde50は20年前、どこのマーケットとも違うユニークなものがつくりたかったんだ。ブランド名(UNOde50はスペイン語で50分の1)のとおり、1つのデザインを50個しかつくらず、僕たちのクリエイションを、年齢も性別も関係なく、UNOde50のDNAと繋がる人達に届けたかった。日々のシーンから僕はインスピレーションを受けていて、全てのものがクリエイションへと繋がっているよ。もちろん、ビジネスとのバランスは常に僕の中にあって、20年たって世界各国に広がった今では、それぞれの国での好みやトレンドなども取り入れていくようにしている。日本に向けてもリデザインではなく、少し小さめのサイズを考えているよ。

日本で銀座と言うUNOde50の精神とつながる街にオープン出来た事をとても嬉しく思っている。日本はアジアの最初の扉だと思っているんだ。日本人にも、もっとUNOde50のボリュームのあるジュエリーに挑戦して欲しい!おしゃれだから、きっと素敵にスタイリングしてくれるはずだから。日本での限定商品も考えているから楽しみにしていてくれたら嬉しいよ。」とJose Azulay氏は話してくれました。

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工場内にある社長室には、アメリカンなアートや時計、そしてインテリア。その全てがインスピレーションをあたえてくれるのだとか。

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デザインチームのアトリエには、ソースとなるイメージやパーツサンプルなどが。デザインの最終チェックはクリエイティブ・デザイナーでもある社長が決定し、製作されます。

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職人一人一人がつくりだすジュエリーのピースや、刻印などの文字は全て手作業。アイテムの象徴ともなっている”UNOde50″の文字の刻印も手作業なので、職人それぞれで微妙な違いがうまれるのです。

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出来上がったジュエリーのピースは細かく管理。ピースからジュエリーへと組み上げて行く作業も全て手作業で、流れ作業ではなく、ひとりの人が責任を持って完成させます。ハンドメイドだからこその管理体制と職人技が、ブランドの20年を支えています。

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こちらはデザインチームのガブリエラ・アラルセさん(写真左)とプロダクトデベロップメントマネージャーのアドリアナ・レルガさん(写真右)。彼女たちをはじめ、UNOde50で働くスタッフが見せてくれるUNOde50スタイルは、とてもナチュラルで日本人もお手本にしたいスタイリングばかり。

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マドリード内でも様々な場所で見かけるUNOde50。今回、お伺いしたのはセラーノ通りにあるストア。

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明るい店内にはフレンドリーに迎えてくれるスタッフが。彼ら一人ひとりがまたUNOde50を体現している存在なのですね。

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>>NEXT PAGE では20周年記念コレクションを身に着けたモデルによるインスタレーションも必見!パーティーの様子をレポート♪



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