PLAN C Spring/Summer 2023 Collection 洗練されたエレガンスの新たな概念を取り⼊れるべく、美学を進化させたコレクション

PLAN C(プラン C)2023年春夏コレクションをミラノファッションウィークにて発表し、ショールームにて特別なインスタレーションを開催した。クリエイティブディレクターであるカロリーナ・カスティリオーニがル・コルビュジエのカラフルで知的な建築美にインスピレーションを得てデザインした、ミニマルで魅力的なセットの中でコレクションのラインナップが展示されるという新たな次元に足を踏み入れることができた。このセットは、パオロ・ゼルビーニ監督が撮影したショートムービーにも使用され、「Il Sogno」と名付けられたこの作品は、現実と夢の境界線を曖昧にし、人生の瞬間を描いたもの。モデルのスウェイア・ハートマンとともにこのショートムービーに出演しているゼルビーニは、70年代のクラシック映画に影響を受け、楽しくてシュールな要素も盛り込まれている。映像は、Plan Cのエレガントで洗練された2023年春夏コレクションのアイコニックなアイテムを着用し、マスキュリンとフェミニン、フォーマルとカジュアルといった対照的な要素が美しいバランスで共存する、洗練されたイメージを表現している。洗練されたユニークさ。2023年春夏コレクションは、洗練されたエレガンスの新たな概念を取り⼊れるべく、ブランドのシグネチャーである美学を進化させたコレクション。カジュアルさと特別感。マスキュリンとフェミニン。エッジーさとタイムレスな感覚。それぞれの境界線が曖昧となり、個性と個⼈の感性に根ざした新しいファッションボキャブラリーが定義されている。カロリーナ・カスティリオーニは、独⾃のアプローチで、ホワイト、ディープブルー、エメラルドグリーンなど、魅⼒的な⾊と質感を持つ優れたファブリックを選ぶことからコレクション作りをスタート。ライトウールは滑らかなシルエットのテーラードアイテムに仕⽴てられ、組み合わされたヴィスコース⽣地のパネルや、シルエットの変化を楽しめるアジャスタブルなディテールの優美さを際⽴たせている。テクニカルコットン素材を起点に、ボンバージャケットのディテールを取り⼊れたトレンチコートや、ユーティリティーバイブの効いたペーパーナイロンを⽤いたアノラックジャケットなど、ハイブリッドなアウターウェアが揃っている。カラフルなキャディ素材が、ジャケットやシャープなプリーツ加⼯を施したスカートにしっかりとしたストラクチャーを与え、厚⼿のコットンはベルトやフロッグクロージャーなどのレザーディテールと合わせ、ロング丈のベストやドレス、スカートに。コットンをはじめ、カジュアルなファブリックでクチュール⾵のボリュームを表現し、ドラマチックな魅⼒を放つプリーツマキシドレスがコレクションに更なる洗練を加えている。オーロラのスパンコールが輝きを放てば、プリントはブランドの⽣き⽣きとした遊び⼼を⾒せる。マニッシュなスーツに散りばめられたマルチカラーモチーフは、繰り返す⾳楽を視覚的に表現したグラフィック、フェミニンなプリーツ・フロックには、ピグメントプリントによる繊細な花々とマイクロ・フローラル・モチーフがミックスされ、⼤胆なストライプがコレクションの夏らしさを際⽴たせている。Tシャツの主役であるシグネチャープリントには、カロリーナのポートレイトイラストが再登場し、お馴染みのPili&Biancaのキャラクターは、ベルトに引っ掛けるマイクロポーチのみならず、実⽤的なジッパーが付いたキャンバストートバッグや、ブラック、ブルー、ホワイト、オレンジの新しいナイロンスタイルのバッグにも散りばめられている。異なるカラーで3つのコンパートメントを備えたバッグは、機能性とスタイルを兼ね備えたレザーのクロスボディタイプ。シューズコレクションには、エッジの効いたブランドスピリットが反映されており、パフィーな質感のパット⼊りのフラットレザーサンダルには、個性的な表情を与えるジオメトリックなヒールタイプが加わっている。タイムレスなダービーシューズにはカットアウトのディテールが施され、ローファーはサンダル仕様にデザインされている。



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