44 LABEL GROUP S/S 2023 COLLECTION「FULL OF FIRE」着る人と同じように、さまざまな精巧で複雑なテクスチャーに変化していく

44 LABEL GROUP(44 レーベル グループ)2023年春夏コレクション「FULL OF FIRE」。2020年にDreamers Factoryの一部門としてベルリンで設立された44 LABEL GROUPは、ドイツのテクノアーティスト、プロデューサーであるMAX KOBOSIL(マックス・コボシル)の発案によるもので世界中の夜行性のレイバー、アーティスト、アンダーグラウンドレベラーから、カルト的な支持を受けている。「FULL OF FIRE」は44 LABEL GROUPの2回目のフルランウェイコレクションで、ミラノファッションウィーク 2023のオフィシャルカレンダーの一部として今シーズン初めて発表された。「FULL OF FIRE」は哲学的な見識に根ざしたもので、自己再生のプロセスであり、誰にも、何にも、自分を一つの領域に閉じ込めたり、自分の理解のために分類したりすることを許さない。もう一つ「FULL OF FIRE」というコンセプトは、ネガティブな感情からポジティブな感情を生み出し、過去を手放し、得た知識で火と経験に照らされた新しい道を作り、同じような考え方や動機をもつ人たちと一緒に、曲がりくねった魂の旅をする変容を意味する。この言葉どおり、製品も単純なカテゴリーに分類されるものではなく、着る人と同じように、さまざまな精巧で複雑なテクスチャーに変化していく。Tシャツは44 LABEL GROUPのすべてが始まった場所であり、今もなお、Tシャツを軸にすべてが展開されている。ブランドの中心的存在であるTシャツは、その名を冠したステートメントへと発展し、コレクション全体を貫くファセットとなっている。Tシャツは、パンツ、ショーツ、スカートに直接取り付けられ、分解、解体、再組立て、パッチワーク、ローエッジ、ダブルレイヤード、ディテールアップがなされている。一見相反する素材が、確かな重みをもってぶつかり合い、全てのディテールが華美ではなく、目的をもって表現されている。ウォッシュドコットン、オーバーダイの超軽量ナイロン、引き裂かれたトランスペアレンシー、メタリックファセット、過剰なマルチポケットのユーティリティなアイテムがデビューし、スカル、ボーン、3D刺繍と棘をあしらった巨大プリントが、オイルドの真っ黒な表面に現れ、ジェンダーレスシルエットに新たに登場した色彩に映えている。シームレスなボディワーク、マグマが溶けたような色合い、実用的なアティチュードが、昼から夜、そしてまた夜へと、着る人を変えていく。すべてのアイテムは、その形成過程において多くの人生を見てきており、さらに多くを見ることを目的に作られている。その美しさはその複雑さにあり、パワーはその広がりにある。