The Elder Statesman 2022 Holiday Collection ネオノワール映画やソーラーパンク SFから着想

The Elder Statesman(ジ エルダー ステイツマン)2022年ホリデーコレクション。1980年代に建てられたこのレストランは、鮮やかで装飾的なインテリアと鯉の水槽の床が特徴で、ブランドの発表の後はダンスフロアへと変わった。クリエイティブ・ディレクターのベイリー・ハンターは、ネオノワール映画やソーラーパンク SF(人間が自然と調和した生き方を見つけられた場合の未来を描くジャンル)から着想を得てショーを構築。フランスの詩人であり歌手でもあるDani Bumbaが、鯉の稚魚で一杯の、日本の「活魚」水槽型のブリーフケースを持ち歩きながら登場。もう一人のモデルAmiは、カシミアを食べる蛾の剥製を髪に飾っており、他のモデルたちはモンゴルのカシミア山羊の映像や、ロサンゼルスのダウンタウンにある、The Elder Statesman自社工場での生産風景など、それぞれのルックの起源を伝える小さなビデオスクリーンを埋め込んだ服を着用している。オーストラリア人アーティストKiri-Una Brito Meumannは、床まで届く手織りのカシミアニットのローブと、過去のコレクションで出たカシミアの端切れで作ったニーハイブーツを纏っている。地元パリ出身のBruno Mubeは、豊かな茶色の、毛羽立てた編みのカシミアと手編みの赤いポインテールパネル(装飾用に小さい穴が周期的、文様的に開けられた透かし効果のある、飾り編みの生地)で作られたカシミア・ユーティリティベストを着用し、フランスのラッパー、Bob Marlich とその娘 Louisiana、パフォーマーのLe Diouckも登場。パリの地下鉄でスカウトされた地元のクラリネット奏者がショーのオープニングを飾り、その後、アーティストのOko Ebomboがカーキ色のカシミアスーツを着てパフォーマンスを披露した。コレクションのハイライトは、全て使用済みカシミアを用いたアーストーンの織パジャマセット、ふわふわの、オーバーサイズのオーガニックコットンタイダイセット、スラブのブークレ毛糸で編み上げられた、スウェーデンのテキスタイルアーティストOllioとのコラボレーションアート作品。また、ロサンゼルスの、充分な支援を受けていない地域にクリエイティブスペースと指導を提供する非営利財団Inner City Artsの子供たちによる様々なアートワークもコレクションに含まれ、売上の一部は同財団に寄付される。

■THE ELDER STATESMAN

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