ENTWURFEIN / ENTWURFEIN HOMME A/W 2022 COLLECTION「Smoking」スモーキングという一つの言葉の中には相反する2つの”美”があると捉える

ENTWURFEIN / ENTWURFEIN HOMME(エントワフェイン / エントワフェインオム)2022年秋冬コレクションのテーマは「Smoking」。スモーキングという一つの言葉の中には相反する2つの”美”があると捉える。スモーキング・ジャケット(smoking,喫煙服)はタキシードの意味で男性用の礼服の一つとして、宴席などで着用される物であるが、1966年には女性の為のタキシードが発表され、男性だけのものと思われていた服を女性が着るという新しい価値観が生まれた。現代では実質的な正礼装として着用される為、スモーキング・ジャケットには”華やかな美しさ”が感じられる。「煙」や「霧」は視界に映るもの全てをぼやかし、曖昧にする。そこには朧げな残像だけが残り、まるで静かで時が止まった様な情景に、どこか刹那さや緊張感を感じる。スモーキング・ジャケットとは違った”静寂の美しさ”が存在する。そんな2つの美しさはENTWURFEINの女性像と男性像の一つであるアニムスとアニマに通じている。アニムスとは女性の中にある無意識⼈格の男性的な側面で今まである上に、さらにないものを足し、補完する事で完成されたものを作り上げるという内⾯的な美学にあたる。アニマは男性の中に潜む無意識的な女性要素で、インスピレーションや細やかさを補完する。肉体とは相反するタキシードを女性が身に纏った時や、繊細な生地で作られたタキシードを男性が纏った時におこるアンドロギュヌス的な美しさを表現したコレクションととなっている。また、ブランド初となる洋服のコレクションもスタートし、ルックで使用されたアイテムはこの秋からオンライン限定で発売される。イメージカラーは「blau」。青から紫にかけての煙(Rauch)や霧(Dunst)の色をドイツでは「blau」と言う。デザイナーが幼少期過ごした冬のドイツでは霧が立ち込める日が多く、その⾊を楽しむ文化が身近な存在だった。霧や煙の背景が暗闇だったり、黒っぽい場合に、⻘から⻘紫に鮮明に映る美しさに魅了され、今シーズンのイメージカラーとして採用された。

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