beautiful people Fall/Winter 2022 Collection「Side-C Vol.8 ”essayage”」小さなマネキンで何度も新しい衣服の裁断を探り、ブランド発展の礎を築いたマドレーヌ・ヴィオネへのオマージュ

beautiful people(ビューティフルピープル)2022年秋冬コレクション「Side-C Vol.8 ”essayage”」。1世紀前に起こったスペイン風邪のパンデミックの最中、小さなマネキンで何度も新しい衣服の裁断を探り、その後のブランドの発展の礎を築いたマドレーヌ・ヴィオネへのオマージュ。彼女は日本の着物の裁断に興味を持ったことから、直線的な裁断の無駄のない美しさに気づく。その後、着物を斜めにしたような直線的で無駄のない裁断で体になじむバイアスカットを発案し、一世を風靡し、型紙の裁断の進化の先にある衣服を次々と発表した。晩年は、表も裏も無いメビウスの環という裁断に注目し、更なる型紙の発展を探る。ただメビウスの環は無限にも感じる構造でありながら、堂々巡りともいえる構造でもあった。その後に起こった第二次世界大戦が長引く中、意に反し引退し、20世紀前期を代表するデザイナーとなっている。Hidenori Kumakiriは、「東と西を、一つの衣服の中に同時に存在させる。1世紀前の彼女と同じように小さなマネキンを使い型紙への挑戦を繰り返す衣服作りの原点である型紙作成の進化は、衣服の進化だけではなく東と西の関係も進化させることも可能なのではないか?「Side-C」と題した表と裏の間を探る型紙作りの考え方と「DOUBLE-END」の裁断コンセプトをさらに拡大し、衣服を構築する型紙を通して、東と西の「対話」を探る。一つのドレスを上下逆さまに着用することで、帯はトレーンに変わり、たもとはペプラムに変わる。前から後ろ、左から右、上と下、表と裏。様々な方向に入れ替えることで一つの衣服が、着物とドレスを行き来する。刺し子、帯縞、袴、紬、こぎん、ちぢみ、絣伝統的な日本のテキスタイルが、ドレスに姿を変えている。現在でも直面する堂々巡りな状況。堂々巡りと表裏一体であるかのような無限の可能性を持つメビウスの環を文字通り「切り開き」衣服の発展と共に、新しい世界を願う事。これからも、小さなマネキンと「対話」しながら探り続ける。」と話している。

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