BALLY 2022 A/W COLLECTION 情感と心地よさが何よりも優先する純粋なファッションの世界への束の間の旅を表現するもの

BALLY(バリー)2022年秋冬コレクション。高度なクラフトマンシップを通して限界を押し上げる一方で、時代を超越したデザインという概念に立ち戻り、現代のワードローブを進化させる。また、文字通りにも比喩的にも「手」が、あらゆる体験の中心となり、伝説の職人技と天然素材を通して表現されている。今シーズンのコレクションでは、しなやかなレザー製のレディ・トゥ・ウェアが、ウーブン素材やかぎ針編みのアクセサリー、縁が膨らんだセンシュアルなフットウェア、リブスエードのアクセント、ソフトヘアーカーフスタイルと組み合わされ、触感の旅路の中で響き合う。コレクションでは、バリーがスイスを起源とするブランドであることを再認識し、建築を想起させる構造やグラフィックなデザインが、折り紙のような造りのハンドバッグや湾曲したブロックヒールを通して明確に表現されており、骨、化石、潮流、真夜中を象徴する天然色を使用することで、バリーのルーツが山岳地帯であることが強調されている。さらに、自然環境が醸し出す色彩の優雅さの中で演じられる演劇のように、アルペンカモフラージュ柄がデビューし、自然の中に姿を変えて潜んでいる対話を引き出している。取り巻く環境とは無関係に親近感と一体感を生み出すバリーの2022年秋冬コレクションは、所有物への個人的なアプローチ、つまり情感と心地よさが何よりも優先する純粋なファッションの世界への束の間の旅を表現するものとなっている。バリーの持続可能性に向けた取り組みは、2022年秋冬コレクション全般に幅広く盛り込まれている。バリーでは、工芸の伝統を守り続ける一方で、イノベーションと、環境に優しい工程、素材、技術を活用している。メンズでは、格式高いフォルムと機能性。日常の快適さと自己表現としてのファッション。「時代を超えた価値と心地よさ」という今シーズンのテーマを反映し、リラックス感とフィット感を兼ね備えたデザインの、デストラクトウールジャージー製のブレザーとパンツが登場。またトーナルレザーのディテールが、カシミヤのクルーネックやコート、パッド入りのソフトレザースカーフやアウターウェアに散りばめられている。シューズは、英雄的な「Valais」が新しいインスピレーションを得て今シーズンも登場し、そのバリエーションは、アルペンカモ柄のソフトヘアーカーフスタイル、ハイキングに着想を得たシューズ「Wallabee」、フォーマルで無駄のないデザインのコンバットブーツ、よりスポーティーになって登場するインソールに Bally Stripe があしらわれたスエードとリサイクルメッシュのハイブリッドスニーカーなど、広範囲に及ぶ。バッグは、ベジタブルタンニンレザー製の旅行バッグ「Cliff」には、Bally Stripe のアイコニックなシルエットを模したエレガントな編み込みディテールが施され、卓越した工芸の技が披露されている。ウィメンズでは、受け継がれるハンドワーク。衣服による装甲と抱擁としてのファッション。ルーズなレザークラフトスタイルをニットシルエットに重ねたり、それらをヘリテージレッドのコントラストライニングとして完全に一体化させたりすることで、基本的なボリュームとプロポーションを工夫することができ、現代的なワードローブがさらに充実。デニム効果のあるダークカラーのミネラルコットン製スーツジャケットは、ソフトなレザーパンツとのコントラストが目を引く。シューズは、ニュートラルカラーのソフトヘアーカーフスタイルに新登場のアルペンカモ柄が採用されたことで、木製ソールを配したカジュアルなサイハイブーツ、ゴム製トゥキャップとゴム製B-Chain アンダーソール、メタリックなB-Chain ハードウェアを配したミュールが格上げされている。バッグは今シーズン、「Arc」シリーズの新作とトートバッグ「Ahria」、ショルダーバッグ「Ares」、クラッチバッグ「Ariel」が登場。これらはどれもグラフィックなデザインと折り紙のように重なった構造を特長とし、高潔な佇まいで、洗練された印象をもたらしている。また、B-Chainが型押しされたピルボックスバッグなどのエッセンシャルバッグ、リサイクルナイロンを使用した「B-Echo」スタイル、アルペンカモモチーフも新登場。

■BALLY

www.bally.jp



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