KENZO FALL/WINTER 2022 WOMEN'S AND MEN'S COLLECTION ファッションへの先進的なアプローチの中で確立する真のワードローブ Nigo自身の育ってきた環境とキャリア影響、髙田賢三のヘリテージとを融合

ファッションへの先進的なアプローチの中で確立する真のワードローブ。KENZO(ケンゾー)の2022年秋冬ウィメンズ&メンズコレクション ショーはブランドの創立者髙田賢三以来、日本人デザイナーであるアーティスティック ディレクターNigoのデビューを記念する。最初のコレクションで、NigoはKENZOに対するビジョンをお披露目。それはメゾンの持つヘリテージと彼自身の現代的なコードとの出会い。Nigoが生まれた1970年に髙田賢三は彼のショップ、ジャングル・ジャップを背景に、ギャラリーヴィヴィエンヌで最初のファッションショーを発表した。50年後、Nigoは同じ場所でKENZOでのデビューを果たし、未来への、そしてファッションの境界を越えたトンネルとしてそれを描く。ショーのサウンドトラックにはA$AP Rocky, Kid Cudi, Pharrell Williams, Pusha T, Teriyaki Boyz, Tyler, the Creatorそして Lil Uzi VertがコントリビュートしているNigoのアップカミングアルバム、I know Nigoのエクスクルーシブ プレビューが含まれている。Nigoと髙田賢三は日本と西洋のワードローブの伝統を統合を理解するという固有の文化的言語を共有しているが、何よりも、彼らのファッションに対する姿勢、ランウェイで見るものが実生活においても結びついているべきであるという信念が二人を強く結びつけている。この哲学に沿い、NigoはKENZOにおいて一つの継続的ブランドストーリーを構築。それはKENZOのヘリテージと彼自身の習慣に根差したワードローブが、毎月限定盤のドロップとして徐々に明らかになっていくのだ。髙田がパリでメゾンを立ち上げている間、Nigoは1980年代のサブカルチャー、1950年代のアメリカーナのリバイバルの中で10代を過ごしていた。第二次世界大戦後のアメリカ文化の流入によって増幅されたこのスタイルは、デザイナーの美学を支え、KENZO以前の彼の作品が占めていた日本と西洋とのテリトリーの間に自然なラインを引く。メゾンにおいての最初のコレクションでNigoは彼自身の育ってきた環境とキャリア影響と、髙田賢三のヘリテージとを融合させ、過去から学び、未来を見据えたメゾンの為の言語を書き出す。アーカイブの文法と彼自身の感性の文法を融合させ、アーティスティックディレクターである彼は文化的、そして従来のドレスコードを統合し超越する前提を作成。フォーマル、スポーツ、「ストリートウェア」の伝統的なアイディアを1つの論理につなぎ合わせる、それはテーラリングと作業服を組み合わせた、ウィメンズ、メンズワードローブ全体に展開されるReal-To-Wearでありジェンダーレスなシルエットを打ち出しす。



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