Stella McCartney 2022 Summer Collection「センシュアルな女性らしさ」ソフトで軽やかな感覚を通してセクシーさを再定義するビジュアルストーリー

Stella McCartney(ステラ マッカートニー)2022年サマー コレクションが表現するのは、センシュアルな女性らしさ。ステラ ウーマンが、ソフトで軽やかな感覚を通してセクシーさを再定義するビジュアルストーリーを展開する。探検と意識の拡大という概念から思いがけないインスピレーションを得ることで、ブランドの打ち出すエフォートレスな世界観を進化させたアイテムが登場。舞台はフランス・パリのエスパス ニーマイヤー。ステラが、キノコこそファッションの未来であるという概念に根ざしたパワフルなショーでランウェイにカムバック。プレゼンテーションのインスピレーションソースとなったのは、ドキュメンタリー映画「素晴らしき、きのこの世界」でステラが目の当たりにした菌類の変幻自在で超越的な性質。菌類学者ポール スタメッツのナレーションと、キノコから奏でられる異世界的なシンセサイザー音楽でショーが始まる。これは、今シーズンのランウェイでデビューを果たす、スペシャルエディションの「フレイムマイロ」バッグの登場を讃えるもの。発表された「フレイム マイロ 」は、ブランドの新たなアイコンであり、ボルトスレッズ社が開発した菌糸体を素材とするレザーの代替素材「マイロ 」から作られた、世界で初めてのバッグ。コレクションのカラーパレットも、天然素材やオーガニックからのインスピレーションを反映。エネルギッシュで鮮やかなカラーと、ナチュラルなアースカラーのコンビネーションが、自然の活力を大いに感じさせる。揺れるフリンジは、トラウザーズに動きを与え、コンパクトなウエストコートやドレスには、軽やかなオーガンジーに手描きのキノコのプリントをあしらっている。ネックラインのパイピングは、宇宙飛行士が身に着ける冷却下着に張りめぐらされた細いチューブから着想を得たディテール。このビジュアルストーリーは、ベルト付きのキモノジャケットや、柔道着を彷彿とさせるキルティングパンツへと続く。シルクのような透明感のあるサステナブルキュプラや、ウォッシュドオーガニックコットンを採用した超軽量のパラシュートパーカやパンツには、実用的なディテールが施されている。また、ユーティリティジャケットのショルダー部分にあしらわれたメッシュ素材からは、素肌がエレガントにのぞく。ボディスーツやトップス、ジャージードレスには、センシュアルでタイトなひねりを加え、ボディコンシャスなカットアウトを施すことで、自然とのつながりを感じさせる力強いバイオフィリックなシェイプが生まれる。カットアウトからのぞく素肌と、大胆な色づかいや幾何学模様のコンパクトニットがコントラストを描く。これらは、かっちりとしたツイルを使用したシングルブレストのボーイフレンドブレザーに、流れるようなリネンや、サステナブルに管理された森林から採取された木を原材料とするフォレストフレンドリービスコースを使用したカーゴパンツとのコンビネーションなど、モノクロマティックなテーラードルックで登場。テクスチャード加工を施したメッシュ素材のオーバーサイズジャンパーにも、グラフィカルなカットアウトのディテールをプラス。手作業で緻密にスモッキングしたオーバーサイズのTシャツやドレスのシルエットは、解体されたコルセットのようにソフトな印象を与える。ストレッチをかけ、ふんだんにラッフルを入れたプリント柄のプリーツドレスは、まるで浮かんでいるかのようにボディをゆったりと包む。また、ボディにフィットするベストや、ハイネックのトップス、オールインワンなどのグラフィカルなシルエットに重ねたダイヤモンドクリスタルレースは、輝く第二の素肌のような印象を与える。アクセサリーには、ハンドストラップやコントラストカラーのチェーンなど、新たなディテールでエネルギッシュに進化を遂げたヴィーガン素材のバッグ「フレイム」や、オルター マットを編み込んだサドルバッグなどが登場。枕のようにソフトなプラットフォームウェッジサンダルは、チャンキーなシルバージップとサイドのカットアウトのディテールで履き心地の良さと軽やかさを追求。遊び心あふれる軽量のミュールは「エアテックス」ニットのアッパーと、チャンキーなブロックヒールが特徴。メッシュとクリスタルメッシュの2種類で展開。今シーズンのシンボルは、シルバー、ゴールド、ブライトカラーでネックレスに表現。再生可能で持続可能な生分解性素材を採用したアイウェアは、動きのあるスポーティな世界観を表現。角ばったシェイプやトライアングル型が登場し、シャープで軽快なムードを演出する。



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