Michael Kors Collection SPRING/SUMMER 2022「urban romance」恋愛、互いを想い合う愛、そして自分を支えてくれる場所への愛。愛の祝福に満ちたランウェイショーに。

Michael Kors Collection(マイケル・コース コレクション)2022年春夏コレクションのテーマは「urban romance」。セントラルパークの中心に位置するレストランTavern On The Greenから、ミュージカルスターのアリアナ・デボーズによる歌のパフォーマンス、慈善団体God’s Love We Deliverへのスポットライト、そしてもちろん発表されたレディ・トゥ・ウェアに至るまで、愛の祝福に満ちたショーとなった。「皆、愛することのシンプルで力強い喜びを感じたいと待ち望んでいるのではないでしょうか。恋愛、互いを想い合う愛、そして自分を支えてくれる場所への愛もあります。私の場合、それはニューヨークです。ニューヨークの街が立ち直り、生まれ変わること、そしてファッション業界にフィジカルなランウェイショーが戻ってくることを祝うのは、私にとって特別な喜びです。このコレクションは、力強さ、多様な人々、ロマンス、そして肩肘を張らない魅力など、ニューヨークの春について私が愛していることのすべてに敬意を表するものとなっています。」とデザイナーのマイケル・コースはコメント。会場となったTavern on the Greenに到着したゲストたちが向かうのは、木々やつる草が生い茂り、たくさんのバラが咲き誇る緑豊かで平和なオアシスと化した同レストランのテラス。各客席にはゲストへのおもてなしとしてGod’s Love We Deliverから提供された至福のスイーツChuck’s Famous Browniesが用意された。ケンダル・ジェンナー、ジジ・ハディッド、プレシャス・リー、ナターシャ・ポーリー、アドゥ・アケチ、イリーナ・シェイクといったモデルたちが、陽の降り注ぐランウェイを闊歩する傍らでは、女優のアリアナ・デボーズが、このショーのイメージを象徴するような歌のパフォーマンスを披露。コレクションのウェアに身を包み、歌声を響かせるアリアナ・デボースは、ミュージカル「ハミルトン」のオリジナルキャストであり、「モータウン」「ピピン」「サマー:ザ・ドナ・サマー・ミュージカル」といった有名なブロードウェイ作品に出演した経歴の持ち主。「サマー:ザ・ドナ・サマー・ミュージカル」ではトニー賞にノミネートされた。また、ブロードウェイミュージカルのヒット作をライアン・マーフィー監督が映像化しNetflix上で公開した「ザ・プロム」にも出演している他、アカデミー賞受賞作品であるミュージカル「ウェスト・サイド・ストーリー」の、スティーブン・スピルバーグ監督による待望のリメイク版ではアニータ役を演じる。ランウェイでは、マイケル・コース自身が深く心を寄せている慈善団体God’s Love We Deliverに敬意を表するために特別にデザインしたカシミアのセーターも紹介された。God’s Love We Deliverは1985年にガンガ・ストーンとジェーン・ベストが創設した慈善団体で、ニューヨーク都市圏内全域でHIV/エイズやがんなど、深刻な病気を抱えて暮らす人々のための医療食を調理し、無料で宅配する活動を行っている。2020年3月、God’s Love We Deliverはエッセンシャル・サービス・プロバイダーの指定を受け、現在では1日1万食を超える医療食の調理、配達を行っている。今回発表されたセーターの売上による収益はすべてGod’s Love We Deliverに寄付。マイケル・コースは会社としても God’s Love We Deliverに寄付をすることにより、誇りを持ってこの団体との長年に渡る関係を支援し、ガンガ・ストーンが残した功績を偲ぶ。「このコレクションのために、私にとって愛とは何か、ということを真剣に考えていた時、真っ先に心に浮かんだのはGod’s Love We Deliverでした。私がこの団体に協力し始めたのは1980年代終盤のことです。この頃ニューヨークでは多くの人、特にファッションに関わる人々がエイズのために亡くなりました。私はその当時から、非常に厳しい時勢の折に、この団体が支援を必要とする人々に思いやりの心を伝え、食事を届けることで、どれほどニューヨークのために貢献してきたかを見てきました。温かい食事を誰かに届けるというシンプルな行為、これこそが愛なのです。」とデザイナーのマイケル・コースは語った。



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