ANN DEMEULEMEESTER Fall-Winter 2021-22 Men's/Women's Collection デザイナーAnn Demeulemeester本人へのオマージュ。 彼女の洋服を未来へ向けてコンテンポラリーな方法で再解釈。

ANN DEMEULEMEESTER 2021-22年秋冬コレクション。アーカイブを再現した2021年春夏コレクションに続き、2021-22年秋冬コレクションは、長年の経験を持ったデザイナーと、才能を持つ若いデザイナーの両者によって構成されるインターナルなデザインチームによってデザインされ、制作された。Ann Demeulemeester本人のテーラリングへの情熱と熟練からインスパイアされたスタイルの習作。ニュアンスのない純粋な白と黒を使用。それは、粗雑なものと洗練されたもののバランスを表現する、この純粋なパレットと、起用した素材との対話が体現されている。洋服の構築は、エフォートレスというコンセプトに基づき、佇まいの美しさ、エフォートレスなダイナミズムや自然な動きを昇華させたデザインにエレガンスさを取り入れる。ジェンダーにも存在する差異と相同性という二面性を表現。ルーツに戻り、詩的でアンドロジニーの要素を持った、男女間の象徴的な緊張感と、その男女に基づいた美学を超えたAnn Demeulemeesterの個性を独自に解釈し、体のラインに沿った洋服に。それは、ただのシンボルではなく、具体的な解釈となり機能性や感情的な要素を持ち合わせる。本コレクションは、ベルギー人のOlivier Rizzoによりスタイリングされ、フォトグラファーWilly Vanderperreにより監督されたフィルムを通して、パリファッションウィークにて発表。ファッションショーをイメージした本フィルムは、デザイナーAnn Demeulemeester本人と、彼女の時代を超えた洋服へのオマージュ。彼女の洋服が未来へ向けて、コンテンポラリーな方法で再解釈されている。パリ郊外にあるフランコンヴィル城で撮影されたこのフィルムは、クラシックなファッションショーではなく未来へ向けたブランドの特徴を表現した映像。19世紀に建てられたこの城は荘厳な面影に満ちている。そして現在、修復工事の段階であるからこそのロマンチックさ、繊細さを兼ね備え、詩と美への彫刻的アプローチによって表現された「光と影」を撮影する最適な場所となっている。出来上がったフィルムは、モノクロの映像の間にモデルの映像がカラーで一瞬だけ浮かび上がり、フランドル絵画を彷彿とさせる。登場するモデルは、洗練された光の戯曲を通して、Patti Smithから Joseph Beuys、Charles BaudelaireのスピリッツからL’Enfant Sauvage(野生の少年)といったコレクションのインスピレーションとなった人物を連想させる。時代を超えたワードローブの原型である白と黒の着こなしは、最近ファッション業界によって軽視されてきた本質的なスタイルの復活を表現。80年代、90年代のオーバーサイズのスタイルとは異なり、体のラインを綺麗に表現したシルエットと、イタリアで作られた上品な素材が官能的な雰囲気を醸し出す。2021-22年秋冬コレクションにより、女性と男性のアイデンティティがシンプルに美しく表現される。本コレクションは、Ann Demeulemesteer本人が良く使っていた言葉の1つ「Slouchy」で常に定義されていたAnn Demeulemesteerのスタイルの復活となる。