QASIMI 2021 A/W Collection 90年代のグランジサブカルチャーとブルームズベリー・グループとの共通点を描きアートが世界を動かす役割を果たすという強い信念を抱いていた革命家たちの夢の世界へと誘う

QASIMI(カシミ)の2021年秋冬コレクションは、90年代のグランジサブカルチャーと、かつてイギリスで芸術家や学者の多くが参加したThe Bloomsbury Group(ブルームズベリー・グループ)との共通点を描き、アートが世界を動かす役割を果たすという強い信念を抱いていた革命家たちの夢の世界へと誘う。今シーズンは、不確実で激動の時代に、体を包み込み、抱きしめ、守るという役割を果たす洋服本来のコンセプトのもとデザイン。ファブリックには、ブルームズベリー・グループのメンバーが使用していた会議室のインテリアをモチーフにし、スラブベルベット、シェニールブロケード、モヘア、シェニールヤーン、シルキーパディングを採用。サヴィル・ロウのテーラリングの代名詞である千鳥格子、バラシア、ツイードの生地は、ブランドの第二の故郷である英国のサルトリアルの伝統に敬意を表している。シルエットは、21世紀へと変わる時代のファッションから着想を得て、ミニマリズムが支配するなかで生地やプリントが際立つようにデザインされ、豊富なシルエットで体の周りを構造化しながら、仕立ての精度を高めている。カラーパレットは、イエメン文化を反映し、リッチかつ落ち着いた色調を基調に。月桂樹の柔らかな色味とソフトなライムにはアイビーがからまり、青紫色にはラムと深みのあるパープルをあわせ、クミンとコッパーには伝統的なレンガとサフランカラーを加える。またイエメン周辺地域のミリタリー服をモチーフにした反抗的なカモフラージュプリントを取り入れつつ、それとは対照的にイスラム世界の美術品や工芸品に見られるチューリップをモチーフにしてソフトな力強さを持っている。今シーズンのメッセージには、「公民権のために立ち上がる」「不平等と戦う」というブランドの理念を継承し、希望と楽観の精神が込められている。その一例として、Konrad Adenauer(コンラード・アデナウアー)の言葉”We all live under the same sky”とプリントされた着脱可能なパネルがついたアウターは壁に貼られたポスターのようでもあり、ジャージーウェアにはアラビア文字で戒めとして書かれた”Dream!”と英語の”Free At Last”というマーティン・ルーサー・キング・ジュニアの1963年の象徴的なスピーチで語られた言葉を表している。最後に、”Live for What You Desire”は、自分らしく生きることを励ます言葉であり、誰に何を言われようと、愛している性別や信じている神が誰であるかなどは無関係であることを表している。今シーズンは、Bakani Pick-up Companyの振り付けによる映像作品を制作し、ファッションショーの動きとパフォーマンスの動きを融合させ、ファッションショーとは何かを探求。音楽はVisionistが担当し、彼らとのコラボレーションにより、服のユニークな視覚的・聴覚的体験を形成し相乗効果を生み出すことで、QASIMIのアートコミュニティへのこだわりを表現している。

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■QASIMI(カシミ)

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