HERON PRESTON FALL / WINTER 2021 COLLECTION「Between Two Worlds」ファッションとワークウェアの調和の中でも、よりワークウェアに焦点を当てた二面性を表現

HERON PRESTON(ヘロン・プレストン)2021年秋冬コレクション”Between Two Worlds”も引き続きレディースとメンズを合同で発表。2021春夏シーズンから引き続き、デザイナーであるヘロンのBack-to-the-Basicを振り返り、ブランドのコアとなる美学と実用性を兼ね備えたガーメント作りにさらに重点を当てている。今シーズンはファッションとワークウェアの調和の中でも、よりワークウェアに焦点を当てた二面性を表現。現在起きている世界的な健康危機の中で、ヘロンは今まで以上に自分の服を着てくれている顧客との対話を始めた。そして彼のファンの中にはOSHA(米国労働安全衛生局)認定の衣服やユニフォームを着用しなければならないプロフェッショナルや医療従事者も多くいることに気付く。その結果、今シーズン彼が挑戦したのは、ランウェイの世界を中心に考えていた「ワークウェア」というコンセプトを、現実の世界のファッションに変換すること。これはヘロンがコレクションを初めて発表した2016年のニューヨーク市衛生局とのパートナーシップにさかのぼる、ヘロン・プレストンのブランドの核となる要素だ。ヘロンは「実用的なワークウェアをファッションに落とし込む為に何が必要かについて、アスリート(ヘロンの用語でプロフェッショナルの人達のことを挿す)の人達の話を聞いたのです」とコメント。2021年秋冬コレクションの重要な要素は、難燃性の生地を使用していること。フード付きジャケット、ジップアップシャツジャケット、ポロシャツ2型、トラックパンツ1型にこの素材を使用しており、デザインは最小限に抑えた。全てのアイテムにオレンジのヘロン・プレストンのシグネチャーラベルを施しており、これらのアイテムは、現在OSHA(労働安全衛生の義務基準)の認定の申請中。将来的に、プレタポルテの全てではないにしても、一定の割合のアイテムが現場で認証され、採用されることを目標としている。コレクションの残りの部分は、少しだけオーバーサイズのシルエットのジャケット、ブーツカットのデニム、ユーティリティートートバッグ「水準器」のヒール(現在はローヒール)のフットウェアなど、さまざまな工業用品やワークウェアに着想を得た定番アイテムを幅広く展開。カラーパレットは、黒、白、ルビー、そして抽象的な緑ベースのカモフラージュで展開。サスティナブルかつ環境に配慮したアイテムとして、100%リサイクルされたポリブレンド、抗菌Tシャツとショーツ、さらには100%生分解性のモバイルケースが登場する。ウィメンズウェアはフリルのサテンのシャツドレス、コンパクトなトップスとコート、ミニスカートなどコレクションが拡大。パファージャケットやゆったりとしたカットのブレザーは、アッパーのシルエットにボリューム感を加え、ミッドカーフのブーツはフットウェアとしては新たに登場。今シーズンは、実用主義という概念の再編成と、サルトリアルと現実社会での機能性の融合という概念をさらにプッシュしたコレクション。実証済みのトレンド。ヘロンの目的は、今後のワークウェアの文脈を更に再構築し、再構築すること、そしてファッションの範囲を通して見たときにワークウェアがどのように存在するかを追求し続けること。”Between Two Worlds”は、この変化を表現したもの。ヘロン・プレストンがクリエイティヴな進化に集中する為、コラボレーションを初めて発表しないシーズンとなった。