TOMWOOD A/W 2021 Ready-to-wear Collectionスカンディナビアらしい機能性を追求し、テクスチャーを重ねた現代的なライフスタイルに向けるコレクション
クリエイティブディレクターMona Jensen(モナ・ヤンセン)とヘッドデザイナーMattia Van Severen(マティア・ヴァン・セヴェレン)によるTOMWOOD(トムウッド)のReady-to-wearコレクションは2021年秋冬、スカンディナビアらしい機能性を追求し、テクスチャーを重ねた現代的なライフスタイルに向けるコレクションを発表。昨シーズン同様、TOMWOODがキュレートする10型のエッセンシャルワードローブのコンセプト「Ten by Tom Wood」をベースに、インパクトのある10アイテムをメンズとウィメンズそれぞれ展開している。コンテンポラリーなシルエットはシンプルさと機能性のバランスを保ち、高品質の素材を使用することで、長く愛用できるようにデザイン。ゆったりとしたフォルムのコートやジャケットは防寒性と保温性を備え、ウールやカシミアなどのソフトで着心地の良いセーターは、スタイリッシュで機能的な冬のワードローブの重要な要素を担っている。ノルウェー出身の女性モダニズムアーティスト、Aase Texmon Rygh(アーセ・テックスモン・リグ)の彫刻からインスピレーションを得て、シャツやドレスは、ツイストデザインの大胆なイブニングスタイルに、またそれらはスーツスタイルの下にも重ね着することができる。アースカラーのカラーパレットがコレクションに豊かさを与え、さらにオプティカルホワイト、ピッチブラック、ゴールドが差し色として、力強く洗練されたルックに仕上げる。シルクのシャツやドレスには、Gerard Richter(ジェラルド・リヒター)の作品にインスパイアされた手描きのフラワープリントが、Tシャツやセーターなどウォッシュ加工が施されたジャージーには建築のグラフィックをスクリーンプリント。イタリアの上質なウール工場から調達したデッドストックのウール生地は、生産品質を制限し、既存の高品質な生地を利用しているため、廃棄物の発生を抑えることができる。その他にもローインパクトデニムプログラムや、シャツやジャージにはBIC認証を受けたオーガニックコットンが使用され、より持続可能な未来に向けたブランドの取り組みの一環となっている。