TORY BURCH SPRING/SUMMER 2021 COLLECTION デザイナーの中で積み上げてきた記憶や経験からインスピレーション

TORY BURCH(トリーバーチ)2021春夏コレクション。「2021年春夏コレクションは、長年にわたり、自分の中で積み上げてきた記憶や経験からインスピレーションを得ています。私が通っていたクエーカーの小学校の教室にみられたクラフトマンシップ、ペンシルベニア州バレーフォージにある私たちのファームの玄関に吊るされたバスケット、レディングにあるペンシルベニア・ダッチのお店のハンドメイドキルトをはじめとする、世界中にある今まで訪れた場所や、もう一度訪れたい場所でのハンドメイドにまつわる思い出です。『美は有用性に宿る』とはシェーカー教の格言で、今回のコレクションを制作するにあたってのチームの姿勢を反映しています。それぞれが自分の心に向き合い、新たなコミュニケーションの方法を見つけるために、イマジネーションを働かせ、不確実性や孤立、距離といった困難を乗り越えてコレクションを完成させました。クラシックなスポーツウェアのようなタイムレスでプレーンな衣服に、慎み深さ、シンプルさ、創造性といった新たなエッセンスを加えています。価値観を揺るがすような変化に圧迫されそうな世界で、今まさに女性たちが求める、真に必要な要素といえます。レイヤリングやミックスアンドマッチ、着心地の良さを意識したコレクションとなっています。シンプルなシルエット、フェミニンなプリントやパターン、贅沢な着心地のマテリアルを取り入れています。心地よい着心地のカフタンやドレス、チュニック、取り外しが可能なレースの襟がついたポプリンのブラウス、レトロなムードのセーターが登場し、コットンとライトウールを使用したクレープ生地のしなやかなテイラードスーツとパンツには、ウエストが絞られて足首をシェイプしているモデルも見られます。バッグとシューズは、マクラメやクロシェ、ラタンに柔らかいレザーやスエードを合わせており、クラシックな印象に職人技がみて取れます。ゆったりとした折りたためるレザートート、バスケット織りのショルダーバッグ、タッセル付きのクラッチ、新しいイメージのカプリサンダル、ギャザーの入ったスエードのスライドといったアイテムからはエフォートレスで、シックなエレガンスが感じられます。すべてのピースが、重ね合わされて、何度も繰り返し着られるようにつくられています。」とトリー・バーチはコメントしている。