LONGCHAMP 2021 SPRING/SUMMER COOLECTION「Très Paris~現代のパリジェンヌを讃える調べ~」現代のパリジェンヌに宿る女性らしさ、肩肘張らずに自らを表現する秘めたエネルギッシュさを落とし込む

LONGCHAMP(ロンシャン)2021年春夏コレクション「Très Paris~現代のパリジェンヌを讃える調べ~」。現代のパリジェンヌにインスピレーションを得て、彼女たちに宿る女性らしさ、そして肩肘張らずに自らを表現する秘めたエネルギッシュさを全37ルックに落とし込む。アーティスティック・ディレクターのソフィ・ドゥラフォンテーヌは、「2021年春夏コレクションをデザインするにあたり、クラシックなパリジェンヌが得意とする、いわゆる”洗練された”スタイルから少し距離を置くことに決めました。コレクション全体に共通する大胆でわずかにオフビートなスタイルは、”王道からはあえて外れて、自分のペースでゆるく生きる”という現代のパリジェンヌが持つ小生意気さを表現し、同時にロンシャンのスタイルであるカジュアルさと奔放さも溶け込んでいます」と話している。今回のコレクションは、メゾン発祥の地パリに暮らす現代のパリジェンヌ、そして3人のアーティストによる作品群に影響を受けている。コレクションに散りばめられたメタリックな仕上げ、そしてはっとする鮮やかな色使いは、アメリカ カリフォルニア州出身の現代美術家であるジェームズ・タレルへのオマージュ。タレルは、光と空間を題材に掲げ、光を知覚する人間の作用に着目したアーティストであり、日常生活では意識することがない光の存在を認識させるようなインスタレーション作品を数多く制作している。また相反するように登場するコーラルやくすんだオレンジピンクといったカラーは、フランス パリ出身の彫刻家ルイーズ・ブルジョワとイタリア トリノ出身のアウトサイダー・アート表現者キャロル・ラマの作品からインスパイア。ブルジョワとラマは分野こそ違えど揃ってフェミニニティーが創作の源のひとつであった女性芸術家。パリジェンヌに贈る本コレクションは、スカート、トップ、シャツのフロント部分などに大胆に施されたマクラメがキーノートとなり、遊び心やカジュアルな雰囲気を演出。その特徴的な網目は、プリントとしてもアイテムやバッグ、アクセサリーに登場。またプレタポルテ全体の流れとしては、ロンシャン・ウーマンがもつ二面性とフェミニニティーを表現するかのように、ジップアップのスウェットシャツやジョガーパンツといった動きのあるスポーツウェアが加わる一方で、目を見張るようなイギリス刺繍があしらわれたロマンティックなルックも展開。ソフィ・ドゥラフォンテーヌは、「洗練された男性のワードローブにインスパイアされたテーラードアイテムも織り交ぜ、官能的な側面を出したいと考えました。かっちりしたルックをあえて色鮮やかな色で表現したり、素材で遊んだり、フローラルプリントのようなデザインを施すことで、よりフェミニンに仕上げることにしたのです。」 とコメント。メゾンを代表するアイコニックなバッグコレクションの新作にはゴージャスなメタリックキャンバスを用い、今季らしいシャイニーな装いに刷新。サイズは引き続きナノからメガまで豊富に展開しており、特にナノサイズは首にかけて印象的なスタイリングに仕上げることも可能で。また2021年春夏コレクションでは、コットン製のネットバッグで有名なフランスのメーカーFILT(フィルト)社と手を組み、ユニークでオフビートな新作も登場。コットンメッシュのボディに「ル プリアージュ®」のロシアンレザー製ハンドル/フラップを合わせた新作は、夏の装いにアクセントを添える究極のトートバッグに進化する。2020年秋冬コレクションで新たに登場した「メールボックス」コレクションは、装いを新たに登場。今季はロンシャンの9つのアルファベットでデザインされたLGPモノグラムプリントとデニム素材をバッグ全面で大胆に組み合わせたり、クロコの型押しバーニッシュレザーを切り替え部分に用いたり、コントラストを効かせたバッグに仕上げている。「ル プリアージュ®」と同じ1993年に生まれた「ロゾ」、そして1980年に発売されたバッグをリバイバルした「ロンシャン 1980」は、ブランドの礎とも呼ぶべき存在感を放っている。今季はなめらかなビニールスタイル、そしてクロコの型押しレザーという2種類で展開される。今夏にデビューを飾る新コレクション「ブリオッシュ」は、パリジェンヌが愛してやまない菓子パンのようにふわふわなシルエットでかたどられたクロスボディバッグ。柔らかなパット入りレザーに調節可能なチェーン付きと、未来のitバッグになり得る要素が満載。「メゾンが誇るサヴォアフェールを活かした、本格的な新コレクションをデザインしたいと考えていました。何年にもわたって愛用いただけるような、高い耐久性とより良いデザインを兼ね備えたバッグを目指しました。」 とソフィ・ドゥラフォンテーヌは話している。ロンシャン 2021年春夏コレクション「Très Paris~現代のパリジェンヌを讃える調べ~」は、ソフィ・ドゥラフォンテーヌの”Less is more.(少ないことは豊かなこと)”という精神に基づき、現代に生きるパリジェンヌがもつ気張らないゆるさのあるワードローブを提案する。