Blumarine 2021 Spring/Summer Collection 魅惑的で遊び心のある表現力豊かな官能性と自信をミックス

Blumarine(ブルマリン)2021年春夏コレクション。若くて個人的な目線でアーカイブと向き合い、クリエイティブディレクターのニコラ・ブロニャーノは、21SSコレクションに新鮮な女性らしいアティチュードをもたらす。魅惑的で遊び心があり、表現力豊かな官能性と自信がミックスされている。ブルマリンウーマンとは、バラや蝶の繊細なモチーフがプリントされ、裾にフリルの付いたふわふわシフォンのミニスリップドレスを着て、ロマンスのセンスを見せる。スワロフスキークリスタルがちりばめられたバタフライ型のトップスとプリーツの入ったミニスカートとフリンジのついたハイヒールブーツとの魅惑的な組み合わせ。小さなバラの刺繍はシルクのミニドレスの上で輝き、パステル調のキャンディの様に甘く見えて、楽しそう。彼女のモダンで力強い一面はタイトでスリムなデニムで強調され、クロップド、またはワンショルダーのアイコニックなBluViカーディガンは煌めくプレシャスな刺繍で飾られている。90年代頃は、ミニマルであったリッチな装飾はブルマリンの魅力的なトレードマークの1つであり、直線的で細身のシェイプを美しく見せる。バイアスカットのスリップドレス、しなやかでタイトなシルエット。小さなフリルで遊び心が強調されたセクシーなペンシルスカートは「セックス・アンド・ザ・シティ」のキャリー・ブラッドショーや彼女の遊び心溢れるエフォートレスなスタイルをアピールしている。アニマルと花柄、ゼブラと蝶など、対照的なプリントを大胆にミックスすることで、エキセントリックな自由を表現。柔らかなパステルのカラーパレットに、ドラマチックな黒のアクセントをプラス。ミントグリーン、キャンディピンク、グラッセブルー、クリームの色合いは、ロココ調のパティスリーを好む若きマリー・アントワネットが、ソフィア・コッポラの映画に登場する主人公が「バウ・ワウ・ワウ」を聴きながらマカロンを楽しんでいる。誘惑とロマンス。強く、モダンで、自信に満ちた女性らしさ。ブルマリンウーマンにとってファッションは、多面的で変化し続ける個性を自由に表現するための創造ゲーム。ニコラは、「私が抱くブルマリンの思い出を伝えたいです。子供の頃、コレクションを見るためにファッション誌を買っていました。そしてブルマリンのコレクションも見てきました。多面的なパーソナリティを楽しむ女性の物語を伝えたいと思いました。彼女はロマンティックでセンシュアル、繊細だけれど強さを秘め、軽やかであり凝縮された、過剰ではありません。」と話している。