UNDERCOVER 2021 Spring/Summer Mens Collection「2020」新たな生活のスタート、新たなノイズを出しUNDERCOVERらしい独自の道を突き進む

UNDERCOVER(アンダーカバー)2021年春夏メンズコレクション「2020」。COVID-19の影響でパリファッションウィークにおける従来の形式での発表が困難だったため、ルックを3D形式にて発表。3Dルックブックでは、ユーザーが自宅やオフィスなどにいながら、モデルを回転させたり動かすことにより、ルック全体を360度にわたり細部まで見ることができる。COVID-19は、コレクションのプレゼンテーションだけでなく、デザイナー自身にも影響を与えた。緊急事態宣言の中、高橋は自宅からデザインを始めたが、予想外の恩恵を得ることができた。デザイナーの高橋盾は、「2020」というタイトルが付けられたコレクションの背景を、「”2020”コロナウィルスが猛威を振るい始めた3月、テーマ、アイデア出しからスタートし、4月の自粛期間中全てのデザインを自宅で行った。自粛によって日々変わっていく世の中の流れ、今までの生活様式への疑問や仕事への向き合い方を含め様々な事柄に対しての大きな考え方の変化を実感し、この自粛期間を過ごしました。未だ収束の道は見えず大変な日々は続きますが、皆様も同じように大きな変化を実感していることと思います。そんな中初めて自宅でデザインした今回のコレクションですが、あやふやな頭のまま今まで通りの思考で作業を進めていたため、自分の中の変化とは全く別のものに仕上がりました。大きな変化の過程故、それはそれで良いのでは?と自分なりのデザインを進めた結果。ですが今後は世の中や自分に起きた大きな変化をポジティブに捉え、元の生活に戻ることなくUNDERCOVERらしい独自の道を突き進もうと考えています。新たな生活のスタート、新たなノイズを出していこうと思います。」と話している。



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