THE NORTH FACE PURPLE LABEL FALL/WINTER 2020 COLLECTION「WHISPER OF THE WIND」自然を愛する眼と心さえ持っていれば、都会でも発見に満ちたアウトドア・ライフを送ることができる

THE NORTH FACE PURPLE LABEL(ザ・ノース・フェイス パープルレーベル)2020年秋冬コレクションのテーマは「WHISPER OF THE WIND」。”自然を愛する眼と心さえ持っていれば、都会でも発見に満ちたアウトドア・ライフを送ることができる”。自然と向き合うとき、人はどのようにあるべきなのか。1984年に発刊された芦澤一洋さんの「アーバン・アウトドア・ライフ」で提唱されている”ローインパクト”の考え方。本当の自然と接するためにはその自然を残さなければならない。出来る限り自然環境へのインパクトの小さい暮らしぶりを考える。この考えは生活が豊かになり、情報に溢れ、駆け足で忙しく日々生活をしている都市生活者である我々に向けられたメッセージであると考えている。THE NORTH FACE PURPLE LABELは、時代の移り変わりと共に登場してきたTHE NORTH FACEの名品達に、ストリートウエアのシルエット、先端の機能性、クラフトマンシップに支えられ受け継がれてきたマテリアルをブレンドすることにより、新たな感性を纏って進化したヘリテージウエアを提案する。2020 FALL&WINTERより、THE NORTH FACE PURPLE LABELはモノづくりを通して、自然との接点をつくり、変わりゆく自然環境とどう向き合っていくのか、メッセージとして発信していく。都市生活の中で新しい世代が自然環境を意識し、未来に安定した環境を築くことを今後も伝えていきたいと思っている。その第一歩として、シーズンを通して提案していくアイテムの素材に、できる限り環境に負荷を与えない素材を採用。天然の素材では薬剤を使用しないオーガニックコットンや原料として再利用できるウール素材の採用を増やしている。合繊の素材では、リサイクル原料のナイロンや再生可能なポリエステル素材に変更し、これまで培ってきたデザインや機能性を保ちながらアップデート。地球温暖化や異常気象が世界的に問題になっている中で、できることは微々たることかもしれないが、地球や自然からインスピレーションを受けているブランドとして、自然との向き合い方を私たちなりに考えて提案していく。自然環境へ配慮した素材開発と併せて、都市生活の中で快適に過ごせるように日常における機能性や汎用性もアイテムに追求。朝晩における気温の寒暖差や突然の天候変動といった現代の異常気象にも対応できるよう、防水透湿性や防風性、衣服内の体温コントロールに優れた機能性や灯りの少ない夜間の安全性を考え、新しい付加価値として、提案している。カラーパレットは、大地にしっかり根付く植物や葉をイメージしたセージグリーンをキーカラーとして様々なアイテムに散りばめている。後半のシーズンでは季節が移ろい、植物や山々が土色に変わっていくようにブラウンカラーが登場。アクセントとして、ニュアンスのあるパープルカラーや、THE NORTH FACEのアーカイブよりティールブルーを提案。Tシャツやアウターの定番アイテムでは、自然環境へ配慮し、あえて色を染めずにカス残ししたままのRaw(生)カラーを構成に入れている。今シーズンより、オーガニックコットン素材の採用をできる限り進め、オーガニックコットン100%はもちろん、合繊の機能素材と組み合わせることで、環境に配慮したハイブリッドな機能素材の開発をしている。毎シーズン継続してリリースしている、COTTON×COOLMAX®ストレッチデニムやストレッチツイルパンツも、コットンをオーガニックコットンにリニューアルし、化学物質を使用していない天然由来で地球環境に優しいアイテムへアップデート。シーズンの立ち上がりでは、特別なオーガニックコットン100%の生地を、コールドプレスジュースを作る過程でプレス(圧搾)して出た絞りカス(後々に廃棄されてしまうもの)原料で染めたTシャツをリリース。植物や果物の持つ天然の優しい色合いに仕上がっており、どんなものが染料の原料となっているのか想像しながら楽しめるアイテムとなっている。THE NORTH FACEのアーカイブアイテムの代表的な素材であるポリエステル65%、コットン35%のベイヘッドクロス。糸の状態でポリエステルとコットンを混紡したクラシックな機能素材を70年代や80年代のアウトドアウエアを彷彿とさせるディテールを意識しながら、ブランドの定番アイテムに採用してきた。その素材を、日常生活における機能性を意識してアップデートしたいと考え、生地裏に防水透湿フィルムを貼り合わせた2層の生地を開発。ゲリラ豪雨や異常気象が多い8月から9月にかけて、Tシャツやスウェットとのレイヤードとして合わせやすいフィールドジャケットと、名品ウィンドジャマーをベースに中わたに通気性と軽量性に優れたPRIMALOFT® Black Insulation Ecoを採用したジャケットで提案する。生地のクラシックな風合いに対して、防水機能を掛け合わせた新しいアイテムは、時代を遡っているようで、前に進んでいるような新鮮なハイブリッド感のあるアイテムに仕上がっている。今シーズンのトピックとして、すべてのダウンアウターの中綿を光電子®ダウンへリニューアル。ダウンには国内屈指の羽毛素材メーカーである「河田フェザー」で精製されるCLEAN DOWNを採用。豊かな自然環境から育まれる土地の水と、河田フェザーでしか成し得ない特殊な技術で原毛に付着するアカやホコリを徹底的に洗浄されたダウンは、清潔かつ軽量、柔らかな肌触りであり、暖かな空気の層を作るというダウンが本来もつ保温効果と放湿効果を、余すことなく引き出している。そのCLEAN DOWNに自らの体温域で効率よく遠赤外線を輻射して、身体を温める光電子®をミックスさせた光電子®ダウンは急激な温度変化のある環境下で最大の機能を発揮。季節の変り目にアウターとインナーの両A面で活躍するダウンカーディガンや、10月以降の本格的な秋冬シーズンで活躍するハイロフトのダウンアイテムまで、全てのダウンアイテムで提案していく。都市生活を送る上での機能性、快適性を考えた時に、防風透湿性に優れた「GORE-TEX INFINIUM™ PRODUCTS(ゴアテックス インフィニアム™ プロダクト)」が最適な素材であると考えた。THE NORTH FACEの往年の名作であるBrooks Range ParkaとBaffin Jacketは、ストリートで新鮮なビッグシルエットでラインナップ。GORE-TEX INFINIUM™ PRODUCTSを採用することで、見た目のヘビーな印象に反して、とてもしなやかな気心地のアウターに仕上がっており、レイヤード次第で、着る人が使い方を楽しめるダウンケープも同じ素材でリリースする。その他のトピックとして、絵本作家の「ウシクボ リョウタ」さんのアートワークが光るグラフィックTシャツにも注目。動物が訴えかけるメッセージを見て、どのように自然と向き合っていくのか。大げさなことはハードルが高いものだが、一人ひとりができること、やれることから少しずつ変えていくことが、いずれ未来を大きく変えると信じている。