GIVENCHY HAUTE COUTURE SPRING-SUMMER 2020 COLLECTION「UNE LETTRE D’AMOUR」庭園を時間と事象のタペストリーとみなし、時空を超えて、オートクチュールコレクションで蘇らせる

2020年春夏のGIVENCHY HAUTE COUTURE(ジバンシィ オートクチュール)コレクションは「UNE LETTRE D’AMOUR」。象徴としての庭園。人生における道しるべとシグナル、育んできた友情、過ぎ去った季節。シシングハーストの囲まれた森から、モンクスハウスの果樹園や、ユベール・ド・ジバンシィのクロ・フィオレンティーナに至るまで、クレア・ワイト・ケラーは庭園を時間と事象のタペストリーとみなし、時空を超えて、ジバンシィの2020年春夏オートクチュールコレクションで蘇らせる。女性と花との間に生まれる同性愛が、フェミニンに美しく重なり合う花びらの中で開花し、自然界のはかない美に宿る魂が人の手によって育くまれる。明るい春の陽射しの中で交わされた約束が月影の中に消えゆくにつれ、そのぼんやりとした景色の中で想起されるのは、自信に満ちたアイリス、プレイフルなパンジー、そして繊細なカスミソウの小枝。ひとつの場所で複雑に影響し合って共存する大小さまざまな花々が、薄明かりの残る庭園の中に揺らぐ。過ぎゆく時間と日々、そして何十年という年月が、女性から女性へ、または男性からその師へ、つまりはエリザベスからオーランドへ、そしてユベールからクリストバルに宛てたラブレターの中に溶け込み、はるか遠くまで誘う。カメリアとチュベローズの純白の中に芽生えたホワイトガーデンの淡い影が、テーラー仕立てのミカドシルクのソフトな光沢や、プリッセ加工のヴィシーチェック、そして光沢のある花柄の青葉とシンフォニーを奏でるように、コレクションに散りばめられ、マリーゴールド、スミレ、ツルニチニチソウ、紅潮したドラジェピンクといったカラーが弾け、メタリックにきらめく夜の誘惑の影はローズゴールドから眩いシルバーの色調で表現される。そして、波状のティアードドレスとオペラ風ケープは、色鮮やかなジャカードのパンジーと高密度なクロシェから、光に照らされるカスミソウのグラデーション刺繍に至るまで、繊細な花の細部を映し出す背景となって登場。ミルフィーユ・オンブレ・ハットのラインに沿って、ラッフルショルダーやエンパイアドレスのバスト部分から続くパラシュートスカートのギャザー部分から、ボリュームのある花びら形のモチーフが螺旋を描くように広がり、それぞれの花のボタニカルカラーと、一点の曇りもないオートクチュールのテクスチャーとの稀有な共存を表現する。真珠の粒がゆらゆらと垂れ下がり、オーガンザフィラメントの刺繍が床をこすり、貴重なギピュールレースが動きとともに立体感を生み出す。モノクロームのフィナーレは、エリザベス朝様式のマクラメとダッチェスサテンが浮き彫りにされ、月明かりの下の影絵を思い起こさせる。

■GIVENCHY HAUTE COUTURE

https://www.givenchy.com/

 

 

 

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