Max Mara 2019 Resort Collection バランスと調和、歴史を尊重したイノベーションの探求。

Max Mara(マックスマーラ)の2019年リゾートコレクションは、バランスと調和、歴史を尊重したイノベーションの探求。イタリアの芸術における伝統は、そのファッション文化をも明確に定義します。アートとファッションの両方を熟知していたマックスマーラの創業者アキーレ・マラモッティは、後に大きな流れを生み出すこの二つの領域に、本能的に導かれました。今シーズンは、コレツィオーネ・マラモッティ美術館に注目。特に初期に収集されたミラノ、ローマ、トリノで活躍した前衛アーティスト達の作品。その中には、アルベルト・ブッリ、ルーチョ・フォンタナ、ピエロ・マンゾーニ、ガストン・ノヴェッリ、サイ・トゥオンブリー、ヤニス・クネリス、ピーノ・パスカーリ、ピエル・パオロ・カルツォラーリ、ジョバンニ・アンセルモらが名を連ねます。彼らの大胆な作風、マテリアルへのこだわり、秘められたエネルギー、詩的でパワフルなシンボルが、感覚的で脱構築的なモダニティの解釈に刺激を与えます。エクリュ、ジンクホワイト、アイロングレー、ジュートイエロー、ミッドナイトブルー、カーボンブラックなど、ナチュラルでベーシックなカラーパレット。コンセプチュアル・アートの先駆者たちが好んだ素朴な素材のカラートーンは、マックスマーラの上質な生地と完璧にマッチ。まさに生キャンバスの微妙なニュアンスをイメージした、キャメルとシルクを贅沢に使ったスーツは、ラグジュアリーを新たなレベルで表現しています。ニュートラルカラーの他に、ノヴェッリの作品『Dizzy』に見られるチョーク質の顔料のようなウルトラマリンブルー、ビリジアン、レモンイエロー、パウダリーなカドミウムといったカラーも登場。マックスマーラはこれらのカラーを絵画的にミックスし、春の情熱を掻き立てます。テクスチャーへの新たなフォーカスも特徴的。マンゾーニの『Achrome』で表現されるパッチワークや波状のプリーツ、ブッリの『Ferro』に見られる彫刻的なフリル、アルテ・ポーヴェラ(60 年代後期のイタリアの美術運動)を代表するアーティスト、アンセルモの『Torsione』にインスパイアされた、曲線的なひねり、結び目、プリーツ。また、ノヴェッリ、トゥオンブリー、クネリスらは、文字のパワーに魅了された作家達です。彼らの作品において文字は本来の意味から切り離され、まるでキャンバスの上を優雅に踊るように表現。これは一連のカリグラフィープリントのインスピレーション源となっています。マックスマーラの代名詞であるコートは、ピュアキャメルの新作ダブルフェイスコートや、ケープのようなボリューム感のコート、表がカシミヤ、裏がテクスチャーのあるナイロンのリバーシブルコートなど。中でも特に革新的なのがシルクオーガンザを巧みに仕立てた、キャメルヘアーの中綿入りのマニッシュなオーバーコート。シルクの透明なレイヤーが、ブッリの『Sacco e Rosso』の繊細に重ねられた麻袋を彷彿させます。