『old trick(=常套手段)』がテーマ 軽やかで優雅なbeautiful people 2016春夏シーズン
beautiful people(ビューティフル ピープル)の2016春夏シーズンは『old trick(=常套手段)』をテーマに展開。デザイナーの熊切秀典さんが「50年代ごろのクチュールを僕らなりにもう一度勉強し、今らしさを加えた」と語っています。
今回”トワル”(=ボディーにシーチングで作成したアイテムを着せ、実際のイメージと照らし合わせる為に使われる布)もキーワードに。このテキスタイルは、そこから派生したフランスの伝統的な柄”トワルドジュイ”(=18世紀頃の人物・風景、神話、天使がモチーフになった主に2色使いのデザイン)を童話「ジャックと豆の木」に置き換えて作られたもの。
コレクション全体を通して登場したのは、こちらのカンカン帽!シューズは、メンズらしい靴にあえてヒールをつけることで、女性らしさが加えられています。前シーズンのランドセルバッグなど、今後もアクセサリーをもっと充実させたいのだとか。
ブランドらしい動きのある優雅なスタイルは、継続して展開されています。
前面がパンツスタイルで、後ろがスカートになったオールインワンは今回の新しい集大成のアイテム。歩くと空気が入り、ふわっと広がる軽やかさが◎
伝統的なものと、軽やかで優雅なブランドらしさが融合されたコレクションでした。
PHOTO_Ena Kitamura
■beautiful people