「2001年宇宙の旅」からインスパイアされた『ATSUSHI NAKASHIMA』2016 S/Sシーズン 構築的なディティールで未来的な世界観を表現
ATSUSHI NAKASHIMA(アツシ ナカシマ)の2016S/Sシーズンは、スタンキューブリックの映画「2001年宇宙の旅」からインスパイアされ、構築的なディティールで未来的な世界観が表現されています。
カラーパレットは、映画の世界観である白黒をベースに、差し色として赤とカーキを、ポイントにゴールド、シルバーを入れモダンに演出。
指サックや、膝当てを思わせるアクセサリーは、コレクション全体を通して登場。スポーツサンダルは、今シーズンも大活躍の予感♪
レーザービームのような演出も、もちろん映画からインスパイアされたもの。日本人初となる「DHL Exported」を受賞したデザイナーの中島篤さん。以前より海外に対する想いが強くなり、演出やスタイリングをさらにクリエイティブにシフトチェンジしたのだとか。
東レと共同開発されたウルトラスエードは、通気性と機能性に優れ、上質感とソフトで滑らかな風合いが特徴。
そのほかファブリックには、張り感と保温性を兼ね備えたネオプレン、毛羽立ちを抑えたコンパクトヤーンを使用したニット、マットな風合いと張り感のあるコーティングデニムなどが登場。
ハイネックのデザインは、コレクションのシャープさをさらに際立たせていますね。
カーキカラーのアイテムは、コレクションに幅をもたせています。
フューチャリスティックな世界観を会場全体から感じる、またこれからの海外進出が楽しみとなるコレクションでした。
PHOTO_Ena Kitamura
■ATSUSHI NAKASHIMA