建築家MIS VAN DER ROHEの作品と彼の提唱したコンセプト"LES IS MORE"がインスピレーション源「YASUTOSHI EZUMI 2015-16 A/W Collection」

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2015年秋冬のYASUTOSHI EZUMIは、建築家MIS VAN DER ROHE(ミース・ファン・デル・ローエ)の作品と、彼の提唱したコンセプト”LES IS MORE”をインスピレーション源に、構造的な制約から解放し、自由な構造を手にいれる女性服をコレクションで表現。

デザイナーの江角泰俊さんは、”LES IS MORE”のコンセプトに従って作るのと同時に、縛られないことも大事だと思ったシーズンで、何かをレスして何かをモアすることで、ハイブリットのデザインができたと語ってくださいました。例えば、直線を生かしたデザインは、バルセロナパビリオン、ファーンズワース邸のイメージが服に落とし込まれていて、本来リブがあるところをレス、新たに見頃をモアすることで、デザインを豊かにされています。

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スタイリストに吉田恵さんを迎え、江角さんは自身の真面目なデザインに少し遊びをきかせてほしいと提案。ネックウォーマーが効いていて、見事に遊びのあるスタイルが表現されています!

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Aラインのシルエットが多いのは、体という形の制約をレスし、自由なシルエットをモアするフリースタンディングウォールの考え方から着想を得ているそう。

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部分使いされたプリーツは、直線での表現が得意なブランドさんならではです♪

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バックスタイルのボリューム感やシルエットにこだわりをとても感じたラストルック。

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実は”God is in the details”が最初のコンセプトで、ディテールの方から作っていくと、こまごましたデザインのものができてしまい、一回リセットして”LES IS MORE”のコンセプトに回帰。その結果、いろんなアイデアや、特徴的なライン・シルエットが生み出されています。

流れるシルエットや、色使い、プリーツの部分使いなど、”LES IS MORE”を繰り返すことで作り上げられたのだと感じたコレクションでした。

■YASUTOSHI EZUMI

http://www.yasutoshiezumi.com/index.html